概要

Logicool G ゲーミングマウス有線 G502 HEROセンサー 11個プログラムボタン LIGHTSYNC RGB 高速スクロールウエイト調整システム G502RGBh 国内正規品は、ロジクール独自の HERO 16K オプティカルセンサーを積んだ有線ゲーミングマウスです。最大 16,000 DPI、11 個のプログラム可能ボタン、6 個のウエイト(4g×2、2g×4)による重量調整、LIGHTSYNC RGB(約1,680万色)という構成で、FPS から MMO、さらには日常のデスクワークまで 1 台でこなす「多機能型」の代表格にあたります。

結論から言えば、この製品は「ボタンを多く使う人」「マウスの重さを自分で決めたい人」に向いています。逆に、近年主流の 60g 前後の超軽量マウスに慣れた人にとっては、明確に重く、明確に大きい製品です。ここを理解せずに買うと不満が残ります。

Amazon.co.jp のレビューは 978 件で 5 つ星のうち 4.3(好評率にして 86%・2026年6月取得時点)。1,000 件近い母数でこの水準を維持しているのは、初期不良の少なさと形状の完成度の裏付けと見てよいでしょう。

このマウスの中核にある3つの機能

HERO 16K センサー — ロジクールが自社開発した光学センサーで、最大 16,000 DPI に対応します。競技シーンで実際に使われる DPI 帯は 400〜1,600 程度が中心なので、16,000 という数字は「上限に余裕がある」という意味であって、高い値で使うためのものではありません。スペック表の DPI 上限を比較軸にするのは、実用上あまり意味がないと考えてください。

ウエイト調整システム — 本体内部に 4g×2、2g×4 の計 6 個(最大 16g 分)のウエイトを任意の配置で入れられます。単に「重くする」だけでなく、前寄り・後ろ寄り・左右で重心そのものを動かせるのがこの機構の本質です。手首を支点に振る持ち方なら後方に、指先で細かく動かすなら前方に寄せる、といった調整が効きます。なお、外して軽くすることはできても、ベースの重量そのものは減りません。

高速スクロールホイール — ノッチ(カチカチ刻む)モードと、慣性で回り続けるフリースピンモードをワンタッチで切り替えられます。長いドキュメント、動画編集のタイムライン、大きな表計算を扱う人には、ゲーム機能以上に効いてくる部分です。ゲーミングマウスを事務作業でも使う人は、ここを買う理由にして構いません。

互換性ガイド

接続は USB-A の有線一択です。レシーバーも Bluetooth ペアリングも不要で、挿せば OS 標準ドライバで動きます。対応 OS は Windows 7 以降、macOS 10.11 以降、Chrome OS。ケーブル長は約 2.1m あるため、デスク下の PC ケース背面ポートから引き回しても、モニターアーム経由で取り回しても足りないことはまず無いはずです。

注意すべき点が 2 つあります。1 つ目は USB-A ポートの有無。近年の薄型ノート PC や一部の Mac は USB-C のみという構成があり、その場合はハブか変換アダプタが必須になります。アダプタ経由でも動作自体は問題ありませんが、ポート数に余裕が無い環境では事前に確認してください。

2 つ目は G HUB ソフトウェア。ボタン割り当て、DPI 段階、RGB の設定はこの G HUB で行い、ダウンロードにはインターネット接続が必要です。ただし設定はマウス本体のオンボードメモリに保存できるため、一度作り込んでしまえば、G HUB を入れられない共用 PC やネットカフェ、大会会場の PC でも設定を持ち歩けます。常時 G HUB が動いている必要は無い、というのが実用上の重要な点です。

マウスパッドについては、HERO センサーは布・ハード両方で問題なく追従しますが、光沢のあるガラス面や極端に反射する天板では光学センサー全般と同様に不安定になることがあります。

商品情報

発売は2018年ですが、現在も現行モデルとして販売が続いています。価格は 2026年6月取得時点で Amazon にて ¥11,980、2026年8月取得時点では ¥9,500 と、取得のタイミングによって 2,000 円以上の開きがありました。セールやポイント還元で上下しやすい製品なので、購入時は必ず商品ページで最新の価格を確認してください。ここに書いた金額は、あくまで取得した時点のスナップショットです。

保証はメーカー2年間無償保証。国内正規品として流通しているため、サポートを日本語で受けられます。パッケージ内容は製品本体、6個のウエイト(4g×2、2g×4)とケース、取扱説明書、保証書です。

主要な仕様を整理すると次のとおりです。

項目 値
センサー HERO 16K オプティカル
最大DPI 16,000
プログラム可能ボタン数 11
ウエイト調整 6個(4g×2、2g×4)
RGBライティング LIGHTSYNC(約1,680万色)
接続方式 USB-A 有線
ケーブル長 約2.1m
対応OS Windows 7以降、macOS 10.11以降、Chrome OS

市場での立ち位置はミドルハイクラスです。HERO 16K センサーの性能は競技志向のプレイヤーにも十分な精度を持ちながら、価格はエントリーからミドル帯に収まっています。同じ価格帯の他社製品と比べても、ウエイト調整機能とボタン数の多さで明確に差別化されています。

競合製品との比較

今のゲーミングマウス市場は、大きく「軽量特化」と「多機能」の 2 方向に割れています。G502 HERO は後者の代表で、比較検討する相手によって評価がまったく変わります。

超軽量ワイヤレス勢と比べる場合 — 50〜60g 台のワイヤレスマウスが数多く出ており、振り向きの速いスタイルや、長時間のエイム操作で腕の負担を減らしたい人には、そちらのほうが素直に合います。G502 HERO はウエイトを全部外しても軽量マウスの水準にはなりません。「軽さ」を最重要に置くなら、この製品は選択肢から外れます。

同じ多ボタン・有線勢と比べる場合 — ボタン数とウエイト調整の両方を持つ製品はこの価格帯では多くありません。加えて、G502 は長く売られてきたぶん形状が手に馴染むという評価が積み上がっており、978 件・4.3 という数字がそれを示しています。

同シリーズのワイヤレス版(G502 X LIGHTSPEED など)と比べる場合 — ケーブルの取り回しが無くなる代わりに価格は上がり、充電という手間が増えます。デスクトップ据え置きで、抜き差しせずに使い続けるなら、有線であることのデメリットは実際には小さいです。逆に、デスクを頻繁に片付ける人や、ケーブルの抵抗が気になる人はワイヤレス版を検討する価値があります。

実際の使い分け方

11 個のボタンは、全部に何かを割り当てようとすると逆に混乱します。おすすめは、確実に押せる 4〜5 個だけをまず決めて、残りは空けておくやり方です。親指のサイドボタン 2 個、DPI シフトボタン(親指手前の大きなボタン)、ホイール左右チルト、この程度から始めて、足りなくなってから増やすほうが定着します。

DPI シフトボタンは、押している間だけ DPI を下げる機能に割り当てるのが定番です。スナイパースコープを覗いている間だけ低 DPI にする、という使い方で、FPS では実効性が高い割り当てです。

事務作業用のプロファイルを別に作っておくのも効きます。ゲーム用は低 DPI、作業用は高 DPI にして、アプリごとに自動で切り替わるよう G HUB で設定しておくと、ゲームと仕事の兼用機として完成度が上がります。

おすすめユーザー

FPS プレイヤー — ウエイト調整でマウスの重心を好みに変えられるため、エイムの安定性を追求する方に向きます。重量そのものが手首の揺れを吸収するため、「ある程度重いほうが止まる」タイプの人とは相性が良いです。ただし、超軽量マウス(60g前後)に慣れている方には重く感じる可能性があります。

MMO / RPG ユーザー — 11 個のプログラム可能ボタンにより、スキルやアイテムをマウス操作だけで割り当てられます。サイドボタンは親指で自然に押せる位置に配置されており、長時間のプレイでも押し間違いが起きにくい配置です。

クリエイティブ作業者・事務作業の多い人 — 高速スクロールホイールは長文ドキュメントやタイムラインのスクロールに便利です。標準のノッチスクロールとの切り替えもワンタッチで行えます。ゲーム用途が主でない人にも、この 1 点だけで買う価値があります。

初めてゲーミングマウスを買う人 — 高性能センサーと豊富な機能が 1 万円前後で手に入り、かつ情報量が多いモデルなので、設定でつまずいても調べれば答えが見つかります。最初の 1 台としての失敗が少ない製品です。

手が大きい人・かぶせ持ちの人 — 本体はやや大きく、傾斜のある形状です。手のひら全体を預ける持ち方とは特に相性が良い設計になっています。

購入前の注意点

重量は「調整できる」が「軽くはならない」。 ここが最大の誤解ポイントです。ウエイト調整システムは付属の 6 個を足し引きするもので、すべて外した状態が下限です。近年の 50〜60g 級マウスと同じ土俵には立ちません。「調整できるなら軽くもできるだろう」と考えて買うと、ほぼ確実に落胆します。軽さが最優先なら別系統の製品を選んでください。

手が小さい人・つまみ持ちの人は要注意。 本体は大きめで、親指側に張り出した形状です。指先だけで摘まむように持つスタイルだと、サイドボタンや DPI シフトボタンに届きにくい、あるいは意図せず触れてしまうことがあります。可能なら店頭で実物を握ってから判断するのが確実です。

ボタンが多いことは、そのままメリットではない。 11 個すべてを使いこなす人は少数派です。使わないボタンは誤爆の種にもなるので、必要なボタン数が 5 個以下だと分かっているなら、よりシンプルな製品のほうが満足度は高くなります。

ケーブルの存在。 有線である以上、机の上でケーブルが引っかかる感覚は消えません。マウスバンジー(ケーブルを吊るアクセサリ)を併用すると体感がかなり改善しますが、それは別途の出費になります。ここを許容できないならワイヤレスモデルを検討してください。

発売から年数が経った設計であること。 2018年発売のモデルで、センサーもスイッチも当時の世代です。実用上の不足はありませんが、最新世代のスイッチ(光学式・ハイブリッド式)を求める人には物足りない可能性があります。長期使用でのチャタリング(クリックの誤反応)を心配する声もあるため、2年間のメーカー保証の存在は購入判断の材料に含めておくとよいでしょう。

商品ページの掲載情報について。 Amazon の商品ページでは、販売元や出荷元がロジクール本体ではない場合があります(本記事のデータでも販売元は Logicool 以外の事業者でした)。これ自体は正規流通の形態として珍しくありませんが、「国内正規品」「メーカー2年保証」の表記があるかは、購入前に商品ページ上で必ず確認してください。 また、商品ページの登録情報(メーカー名・型番など)に誤りが混ざることもあります。画像とタイトル、型番 G502RGBh を突き合わせて、対象製品であることを確かめるのが安全です。

価格は必ず最新を確認すること。 前述のとおり、取得時点によって ¥11,980 と ¥9,500 の開きがありました。記事の数字を根拠に判断せず、購入直前に商品ページを見てください。

よくある質問

Q. G HUB をインストールしないと使えませんか。 A.

いいえ。挿すだけで標準的なマウスとして動作します。G HUB が必要なのはボタン割り当て・DPI 設定・RGB の変更を行うときだけで、一度設定してオンボードメモリに保存すれば、以降は G HUB が無い PC でもその設定が使えます。

Q. 重さはどれくらいですか。軽くできますか。
A. 付属ウエイトは 4g×2 と 2g×4 の計 6 個で、合計 16g 分を足し引きできます。すべて外した状態が最軽量で、そこからさらに軽くすることはできません。超軽量モデルを求めるなら別の製品を検討してください。

Q. Mac で使えますか。
A. macOS 10.11 以降に対応しています。USB-A ポートが無い機種ではハブや変換アダプタが必要です。G HUB も macOS 版が提供されています。

Q. ワイヤレス版とどちらを買うべきですか。
A. デスクトップに据え置きで使うなら有線版で不足はなく、価格面で有利です。持ち運ぶ、デスクを頻繁に片付ける、ケーブルの抵抗が気になる、のいずれかに当てはまるならワイヤレス版を検討する価値があります。

Q. 11 個のボタンは多すぎませんか。
A. 全部使う必要はありません。未割り当てのままにできるので、必要な数だけ設定して残りは放置して構いません。ただし物理的にボタンは存在するため、持ち方によっては誤って押すことがあります。

Q. 評価はどの程度信頼できますか。
A. Amazon.co.jp で 978 件のレビューがあり、5 つ星のうち 4.3(2026年6月取得時点)です。1,000 件近い母数での評価なので、傾向としては信頼できる水準と考えてよいでしょう。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Logicool G(ロジクール G)
  • 販売元: Astrolabe Works
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B07HYFTQJ6
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。