この記事ではBenQ RL2455 (24インチワイド TN液晶モニター) 量販店モデルを詳しく紹介します。

概要

結論から言うと、BenQ RL2455は家庭用ゲーム機を60Hzで遊ぶ用途に絞れば、今でも手堅い24インチ・フルHDのTN液晶モニターです。応答速度は1ms(GTG)、解像度は1920×1080、アスペクト比は16:9です。暗い部分を見やすくするBlack eQualizerも備えています。一方でリフレッシュレートは60Hzまでのため、144Hz以上で動かしたいPCゲーマーや、色の正確さが必要な写真・動画編集には向きません。

BenQのRLシリーズは、家庭用ゲームの対戦を意識して展開されてきたラインで、本機もその流れにあるモデルです。格闘ゲームやFPSのように、一瞬の画面の変化を見落としたくないジャンルに向けて、応答の速さと暗い場面の見やすさを優先しています。映像入力はD-Sub、DVI-DL、HDMI×2の3系統4端子で、2W×2の内蔵スピーカーも載っています。

最新のユーザー評価は販売ページの表示でご確認ください。長く売られているモデルとしては評価が安定しています。最新の価格は販売ページの表示でご確認ください。

互換性ガイド

家庭用ゲーム機

PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switchは、どれもHDMIで接続できます。HDMI入力が2つあるので、たとえばPS5とSwitchを挿したままにして、入力の切り替えだけで使い分けられます。ただし本機の上限は1080p/60Hzなので、PS5やXbox Series X|Sの120Hzモードや4K出力の恩恵は受けられません。仕様にHDRの記載も無いため、HDR対応のタイトルでもSDRで表示されると考えてください。

本機で遊ぶなら、ゲーム機側の映像出力を1080pにしておくと安心です。自動判別がうまくいかないときも、本体の設定で解像度をはっきり指定すれば表示が安定します。

PC(ここで失敗しやすい)

いちばん注意したいのは、DisplayPortが無いことです。最近のグラフィックボードはDisplayPort×3とHDMI×1という構成が多く、DVIやD-Subはほとんど見かけなくなりました。1台目をHDMIで繋ぐのは問題ありません。しかし2台目・3台目として増やす場合は、DisplayPortからHDMIやDVIへ変換するアダプタかケーブルが要ります。1080p/60Hzなら一般的な変換で足りることが多いものの、買う前に自分のグラフィックボードやノートPCの出力端子を確認してください。

DVI-DL端子はデュアルリンクに対応していますが、本機は1080p/60Hzのモニターです。どの端子で繋いでも、表示できる上限は変わりません。D-Subはアナログ接続なので、文字がにじむことがあります。PCで使うならHDMIかDVIを選ぶのが無難です。

HDMIでPCと繋ぐと、グラフィックボードの設定によっては黒が浮いて白っぽく見えることがあります。これはたいてい故障ではなく、出力する色の範囲(フル/リミテッド)の設定がモニターと合っていないのが原因です。ドライバの設定画面で確かめてください。

音声

内蔵スピーカーは2W×2です。HDMIで受け取った音声をそのまま鳴らせるので、ゲーム機の音を出すだけなら機材を買い足す必要はありません。ヘッドホン端子とライン入力もあり、ゲーム機の音をヘッドホンで聞くこともできます。音質は「とりあえず鳴る」程度と考えてください。足音の方向まで聞き分けたいなら、ヘッドホンを使うのが現実的です。

設置

24インチのフルHDは、奥行き600 mm前後の机でも視線をあまり動かさずに画面全体を見渡せるサイズです。TNパネルは上下から見ると色や明るさが変わりやすいので、画面の中心が目の高さか少し下に来るように置くのがコツです。スタンドの高さ調整ができるか、VESAマウントに付けられるかは、販売ページの仕様で確認してください。

商品情報

項目 内容
画面サイズ 24インチ
解像度 1920×1080 (FHD)
パネルタイプ TN
応答速度 1ms (GTG)
アスペクト比 16:9
映像入力端子 D-Sub, DVI-DL, HDMI×2
内蔵スピーカー あり(2W×2)

セールや在庫によって頻繁に変わるため、購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。

本機はAmazonで2016年頃から扱われている、世代としては古いモデルです。中古品やマーケットプレイスの出品では保証の対象外になる場合もあるので、購入時に確認しましょう。

販売時期によって同梱物が違う可能性もあります。HDMIで使うつもりなら、手元にケーブルがあるか先に確かめておくと届いた日にすぐ使えます。

市場での位置づけはエントリークラスです。IPSパネルのモニターと比べると、色域や視野角では劣ります。それでも応答の速さを最優先する用途なら、今でも十分に役立ちます。

実際の使い心地(TNパネルの得意と不得意)

TNパネルが得意なのは、画素の切り替えの速さです。動きの速い場面でも輪郭が流れにくく、格闘ゲームの技の出始めや、FPSで視点を振ったときの見え方に差が出ます。家庭用ゲーム機のタイトルは60fps以下で動くものが多いので、本機の60Hzという上限が足を引っ張る場面はあまりありません。

注意したいのは、1ms(GTG)という数値は、多くの場合いちばん強いオーバードライブ設定で測られた値だということです。強くしすぎると、動く物の輪郭が白っぽく光る逆残像が出ることがあります。メニューで段階を変えながら、自分の目でちょうどよいところを探すのがおすすめです。

Black eQualizerは、暗い部分だけを持ち上げて、物陰の敵を見つけやすくする機能です。そのぶん画面全体が少し白っぽく見えるので、雰囲気を楽しむ一人用のゲームでは弱めるか切るとよいでしょう。対戦ではオン、映画や物語を味わうゲームではオフ、と使い分けるのが現実的です。

視野角の狭さは、正面に一人で座って見るなら気になりにくい弱点です。逆に、ソファで二人並んで見る、ベッドから斜めに見るといった使い方では、端の人ほど色が変わって見えます。リビングのテレビ代わりに考えているなら、この点は割り切りが必要です。

競合製品との比較

製品 本機との違い(題名から読み取れる範囲)
BenQ RL2455 24インチ・TN・1ms・60Hz。HDMI×2、DVI-DL、D-Sub
ASUS VA24EHF2 1080P FHD・120Hz・IPS。リフレッシュレートと視野角で上回る
ASUS ROG Swift PG259QNR 24.5インチ・360Hz・Fast IPS・1ms。PCで競技をする人向けの上位機
LG UltraGear 27GN65R-B 27インチ。同じフルHDでも、より大きな画面を求める人の選択肢

この表から分かるとおり、本機の強みは家庭用ゲーム機での60Hzの遊びに絞ったときの、価格と入力端子の多さです。PCで120Hz以上を出せる環境があるなら、IPSで高リフレッシュレートのモデルを選ぶほうが満足しやすいでしょう。逆に、ゲーム機をつなぐだけで高リフレッシュレートを使う予定が無いなら、上位機の性能を持て余すことになります。

おすすめユーザー

  • 家庭用ゲーム機で対戦をする人: 1msの応答とBlack eQualizerの暗部補正が、FPSや格闘ゲームで画面を読む助けになります。
  • 予算を抑えて専用モニターを用意したい人: 2026年9月1日の取得時点で¥7,000と、24インチのフルHDモニターとしては手頃です。
  • 複数のゲーム機を切り替えて使う人: HDMIが2つあるので、PS5とSwitchのように2台を挿したまま使えます。
  • 古いPCや機器をつなぎたい人: DVI-DLとD-Subが残っているので、HDMIの無い機器にも対応しやすいです。

反対に、144Hz以上のPCゲーミングをしたい人、写真や動画の色を正確に見たい人、斜めから見ることが多い人にはおすすめしません。

購入前の注意点

リフレッシュレートは60Hzが上限です。 「ゲーミングモニター」という言葉から高リフレッシュレートを想像すると、期待とずれます。PCで高いフレームレートを出せる環境なら、本機ではその力を活かせません。

DisplayPortがありません。 最近のグラフィックボードやノートPCでは、HDMIが1つしか無かったり、USB Type-C(映像出力)しか無かったりします。その場合は変換アダプタが要るので、本体と一緒に用意しておきましょう。

4KとHDRには対応していません。 PS5やXbox Series X|Sの高画質モードは使えません。将来のゲーム機の買い替えまで見越して長く使いたいなら、そこは割り切りが必要です。

画面の表面処理は買う前に確認してください。 窓や照明が画面の正面に来る部屋では、光沢か非光沢かで見え方が大きく変わります。販売ページの仕様で確認し、映り込みが気になるなら置き場所も合わせて考えてください。

古い世代の製品です。 取り扱いが長いぶん、在庫限りの新品、中古、マーケットプレイスの出品が混ざっています。保証の有無と出品者を確かめてから買いましょう。

題名にある「量販店モデル」の意味にも気をつけてください。 販売経路によって型番の表記や付属品が違うことがあります。商品ページの登録情報が別のモデルと混ざっていることもあるので、画像とタイトルで対象製品を確かめてから注文してください。当サイトの価格欄で海外向けとして表示されている項目も、参照先は日本のAmazonの同じ商品ページです。

よくある質問

Q. PS5で使えますか?
A. HDMIで接続すれば1080p/60Hzで表示できます。120Hzモード、4K出力、HDRは使えません。

Q. PCゲームにも使えますか?
A. 60fps前後で遊ぶなら問題ありません。144Hz以上で遊びたいなら、高リフレッシュレートのモデルを選んでください。

Q. グラフィックボードにDisplayPortしか空きがありません。
A. DisplayPortからHDMIまたはDVIへの変換アダプタやケーブルを使えば接続できます。1080p/60Hzであれば一般的な変換で足りることが多いです。

Q. 内蔵スピーカーだけで足りますか?
A. 2W×2なので、音を出すだけなら足ります。ただし足音の方向を聞き分けたい対戦ゲームでは、ヘッドホン端子にヘッドホンをつなぐほうが有利です。

Q. 1msなら残像はまったく出ませんか?
A. 残像は少ないですが、オーバードライブを強くしすぎると逆残像が出ることがあります。メニューで段階を調整してください。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ベンキュージャパン
  • ASIN: B01H5KKRLO
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。