概要

RK ROYAL KLUDGE R98 Pro 有線メカニカルキーボード RGB PCゲーミングキーボードナンバーパッドとボリュームノブ付きガスケットマウント MDA Profile PBT キーキャップ Win は、RK ROYAL KLUDGE(以下RK)の98キー配列の有線メカニカルキーボードです。結論から言うと、「テンキーは要るが、フルサイズほど横幅を取りたくない」「スイッチを差し替えて打鍵感を好みに寄せたい」という人に向いた一台です。1万円台前半の価格で、ガスケットマウント、ホットスワップ、PBTダブルショットのキーキャップをそろえています。

本体は幅38.9cm・奥行き14cm・高さ4.1cm、重さは約1.2kgです。テンキーと矢印キーを残しつつ、キーの間隔を詰めて横幅を抑えた配列です。ガスケットマウント構造と5層の吸音フォームで、打ったときの手応えは柔らかく、音はこもり気味の「クリーミー」な傾向です。

最大の特長は、ホットスワップ対応のリニアクリームスイッチです。半田付けなしでスイッチを抜き差しできるので、最初は標準のまま使い、慣れてきたら好みの軸に替える、という段階的な楽しみ方ができます。題名にあるとおりボリュームノブも付いているため、ゲーム中や作業中でも音量をすぐ変えられます。

98キー配列はどんな人に合うか

98キー配列(1800配列とも呼ばれます)は、フルサイズ(テンキー付きの約108キー)から一部のキーを省き、矢印キーとテンキーを寄せて詰めた配列です。一般的なフルサイズのキーボードは幅44cm前後のものが多く、R98 Proの38.9cmはそれより5cm程度短いのが目安です。この差でマウスを体の中心寄りに置けるため、FPSのようにマウスを大きく動かすゲームでは肩の開きが減ります。

代わりに、配列には独特の癖があります。矢印キーとテンキーの間に隙間がほとんどなく、Insert・Scroll Lock・Pauseなどの使用頻度が低いキーは省かれるか、Fnキーとの組み合わせになるのが一般的です。フルサイズから乗り換えると、最初の数日は矢印キーのつもりでテンキーを押すといった打ち間違いが起きがちです。どのキーがFn操作になっているかは、製品ページの配列画像で必ず確認してください。

比較の軸 フルサイズ 98キー(R98 Pro) TKL・75%など
テンキー あり あり なし
横幅 広い やや狭い(38.9cm) 狭い
配列の癖 少ない 矢印とテンキーが密着 ナビゲーションキーが減る
向く用途 事務・数値入力中心 数値入力もゲームもしたい ゲーム・持ち運び中心

表は目安ですが、表計算で数字を打つ仕事とゲームを1台でこなしたい人には、98キーはちょうどよい折衷案です。逆に、テンキーをほとんど使わないなら、TKLや75%配列のほうがマウスの置き場所を広く取れます。

互換性ガイド

接続はUSB-Cの有線のみです。WindowsとmacOSの両方で動き、本体にはNum Lock・Caps Lock・Win Lock・Macモードの4つのインジケーターがあり、今どのモードなのかがひと目でわかります。Macで使う場合はMacモードに切り替えて、修飾キーの並びがmacOS向けに変わるかを確認してから使うと混乱しません。

キーの割り当て変更、マクロ、RGBバックライト(20種類以上のモード)の設定は、RKのオンラインドライバーで行います。ドライバーはWindows版とMac版が用意されています。Linuxへの対応は与えられた情報では確認できないため、Linuxで設定まで変えたい人は製品ページで確認してください。キー入力そのものは一般的なUSBキーボードとして認識されることが多いものの、設定ツールが使えるかは別の話です。

PS4やPS5などのゲーム機にUSBでつないで使える場合もありますが、キーボードでの操作に対応しているかどうかはゲームの側によります。メーカーはPCでの利用を想定しているので、ゲーム機を主な用途にするなら期待しすぎないほうが無難です。キーロールオーバーはNキー(全キー同時押し対応)なので、PCゲームで複数キーを同時に押しても取りこぼしにくい作りです。

ホットスワップのソケットについては、交換用スイッチを買う前に3ピン用か5ピン用かを確認してください。一般に、5ピン対応のソケットなら3ピンのスイッチも挿せますが、3ピン専用のソケットに5ピンのスイッチを挿すには、足を2本切る必要があります。また、ロープロファイル用のスイッチは形が違うため使えません。MX互換の通常のスイッチを選ぶのが基本です。

商品情報

項目 内容
キーレイアウト 98キー(テンキー・矢印キー含む)
接続方式 USB-C 有線
スイッチ リニアクリームスイッチ(ホットスワップ対応)
キーキャップ MDAプロファイル / PBTダブルショット
バックライト RGB(20種類以上のモード)
寸法 38.9 x 14 x 4.1 cm
重量 約1.2kg
対応OS Windows, macOS
キーロールオーバー Nキーロールオーバー

価格は、Amazon.co.jpで2026年6月21日の取得時点で¥13,426、2026年8月26日の取得時点で¥12,532でした。2か月ほどで900円ほど下がっており、セールや在庫によって上下します。購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。Amazonのレビューは、2026年6月21日の取得時点で290件、5つ星のうち4.6(好評率92%)でした。

付属品は、キーボード本体、USB-Cケーブル、キーキャッププラー、スイッチプラー、取扱説明書などです。スイッチプラーが最初から付いているのは、スイッチを交換して使うことを前提にした作りだからです。保証期間は1年が一般的ですが、販売店によって変わるため購入時に確認してください。

この価格帯で、ガスケットマウント、PBTダブルショットのキーキャップ、ホットスワップの3つがそろった製品は多くありません。とくにPBTは、長く使ってもABS樹脂のキーキャップのようにテカりにくく、刻印がダブルショット成形なので文字が消える心配もほぼありません。

MDAプロファイルとガスケットマウントの実際

MDAプロファイルは、キーの上面が丸くくぼんでいて、指先を包むような形のキーキャップです。一般的なOEMやCherryプロファイルより背が高めで、列ごとに段差をつけた形になっています。指の収まりがよく、長文を打つときに疲れにくいと感じる人が多い一方で、背が高いぶん手首の角度がきつくなりやすい面もあります。本体の高さが4.1cmあることも考えると、リストレストを併用するのがおすすめです。

ガスケットマウントは、キーを支える板(プレート)を柔らかい素材で浮かせて固定する構造です。底まで押し込んだときの衝撃が和らぎ、「コツコツ」ではなく「コトコト」とした柔らかい打鍵感になります。ただし、硬くてはっきりした打鍵感が好きな人には、ふわっとした感触が頼りなく感じることもあります。

付属のリニアスイッチは、押し始めから底まで引っかかりなく沈むタイプです。クリック音が鳴る青軸系と比べれば静かですが、無音ではありません。底打ちの音や戻るときの音は出るので、深夜に通話しながら打つ場合や、音に敏感な家族がいる環境では、あとで静音スイッチに替えることも考えておくとよいでしょう。

おすすめユーザー

  • メカニカルキーボードを初めて買う人: ホットスワップなので、まず標準のスイッチで使い、合わなければ別の軸を数個だけ買って試せます。本体ごと買い替えずに済むのが大きな利点です。
  • ゲームも数字入力もする人: テンキーを残しながら横幅を38.9cmに抑えているので、マウスの置き場所を確保しつつ、MMOのショートカットや表計算にもテンキーを使えます。
  • 在宅ワークで長時間文字を打つ人: MDAプロファイルとガスケットマウントの組み合わせで、指への当たりが柔らかくなります。リストレストと合わせれば、長時間でも疲れにくい構成です。
  • 自分好みに作り込みたい人: キーの割り当て、マクロ、20種類以上のRGBモードをドライバーで設定でき、キーキャップもスイッチも交換できます。

購入前の注意点

ワイヤレスではありません。 接続はUSB-Cの有線のみです。机の上からケーブルをなくしたい人や、ノートPCと一緒に持ち歩きたい人には向きません。無線が必要なら、無線に対応した別のモデルを探してください。

キー配列(英語配列か日本語配列か)を確認してください。 商品名の末尾は「Win」で、Amazonの掲載情報では販売元・出荷元が「Amazon US」となっています。英語配列の製品である可能性があるため、日本語配列(JIS)に慣れている人は、商品ページの画像でEnterキーの形や「かな」刻印の有無を確認してから買ってください。英語配列に慣れていないと、記号キーの位置が違うため最初は打ち間違いが増えます。

MDAキーキャップは背が高いです。 手首を浮かせずに打つ癖がある人は、リストレストがないと手首に負担がかかりやすくなります。また、MDA以外のプロファイルのキーキャップに交換すると、手触りも見た目も大きく変わります。今の形が気に入っているなら、交換用もMDAを選ぶと違和感が少なくて済みます。

スイッチを交換するときの失敗に気をつけてください。 スイッチプラーで無理に引き抜くとソケットやスイッチの足を傷めることがあります。挿すときは足が曲がっていないかを確認し、まっすぐ押し込んでください。反応しないキーが出たら、足が曲がってソケットに入っていないことがほとんどです。

ドライバーはオンライン版です。 設定を変えるには、ドライバーのページにアクセスできる環境が必要です。社内のPCなどで外部ツールが制限されている場合は、設定を変えられない可能性があります。ただし、標準の割り当てのままでもキーボードとしては使えます。

98キー配列の癖に慣れる時間が要ります。 矢印キーとテンキーが密着しているので、フルサイズからの乗り換えでは最初の数日は打ち間違いが増えます。Insert・Pauseなどを日常的に使う人は、Fn操作になっていないかを配列画像で確認してください。

よくある質問

Q. Macでも使えますか?
A. 使えます。本体にMacモードがあり、インジケーターで状態を確認できます。設定用のドライバーもMac版が用意されています。

Q. 無線(Bluetooth)で使えますか?
A. 使えません。USB-Cの有線接続のみです。

Q. 別のメーカーのスイッチに交換できますか?
A. MX互換の通常のメカニカルスイッチなら、多くの場合は交換できます。ただし、ソケットが3ピン用か5ピン用かによって挿せるスイッチが変わるので、製品ページで確認してください。ロープロファイル用のスイッチは使えません。

Q. 打鍵音は静かですか?
A. リニアスイッチとガスケットマウント、吸音フォームの組み合わせで、青軸のようなカチカチ音は出ず、落ち着いた音です。ただし無音ではないので、夜中に通話しながら使うなど音に敏感な環境では、静音スイッチへの交換も考えてください。

Q. PS5で使えますか?
A. USB接続で文字入力などに使える場合はありますが、キーボードでの操作に対応しているかはゲームの側によります。メーカーはPCでの利用を想定しています。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: RK ROYAL KLUDGE
  • 販売元: Amazon US
  • 出荷元: Amazon US
  • ASIN: B0GTNLY2QL
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。