この記事では「Phone用USBメモリ512GB【アプリ不要】4in1 外付けメモリ USB3.0写真・動画保存 iOS・Android・PC・Mac対応銀」(メーカー: Lijunga)を紹介します。端子ごとの実際の速さや、フォーマットの制約まで踏み込んで説明します。

概要

このLijunga 4in1 USBメモリ512GBは、iPhone・Android・パソコンの写真や動画を1本でまとめて手元に移したい人向けの製品です。Type-C、USB-A、Lightning、Micro USBの4端子を1つの本体にまとめています。変換アダプターやケーブルを持ち歩く必要はありません。容量は512GBあり、128GBや256GBのスマートフォンで入りきらなくなった写真や動画をまとめて移せます。

ただし、製品名の「USB 3.0」は、どの端子でも同じ速さが出るという意味ではありません。またiPhoneとAndroidでは、読み書きできるフォーマットが違います。どちらも買う前に知っておくべき点です。この記事では、こうした「買ってから気づく」部分を中心に説明します。

本体は金属(アルミニウム合金)製です。収納ケースと日本語取扱説明書が付いていて、保証は18ヶ月です。専用アプリは要りません。iPhoneなら標準の「ファイル」アプリ、Androidならファイル管理アプリからそのまま使えるのが売りです。

互換性ガイド

4つの端子と主な接続先、実際の速さの目安は次のとおりです。

端子 主な接続先 転送速度の目安
Type-C iPhone 15以降、USB-C搭載のiPad、MacBook、最近のAndroidスマートフォン 接続先のポート規格次第
USB-A Windows PC、USB-A搭載のMac、テレビ・ゲーム機など USB 3.0以上のポートならUSB 3.0の速度帯
Lightning iPhone 14以前、Lightning搭載のiPad Lightning自体がUSB 2.0相当のため、それ以上は出ない
Micro USB 古いAndroid端末、タブレット、携帯機器 多くはUSB 2.0相当。端末のOTG対応が必要

「USB 3.0」の速さが出るのはどこか

USB 3.0の速さが出るのは、USB 3.0以上に対応したパソコンのUSB-Aポートか、USB 3系統のType-Cポートにつないだときだけです。Lightning端子はiPhone側の仕様でUSB 2.0相当の速さしか出ません。iPhone 14以前で大量の動画を移すと、かなり時間がかかると考えてください。

iPhone 15と15 PlusのUSB-CポートもUSB 2.0相当です。USB 3系統の速さに対応しているのはPro系のモデルです。「iPhoneでも速く移せる」と思って買うと、ここで期待と違う結果になります。なお、このメモリの読み書き速度(MB/s)は、手元のデータには書かれていません。正確な数値が必要な方は製品ページで確認してください。

iPhoneでの使い方

iPhone・iPadでは、iOS 13 / iPadOS 13以降の標準「ファイル」アプリが外付けストレージを認識します。写真を移すときは、「写真」アプリで写真を選び、共有メニューの「“ファイル”に保存」からUSBメモリを保存先に選ぶのが一般的です。「アプリ不要」とは、この標準機能だけで済むという意味です。

USBメモリからiPhoneへ戻すときも、「ファイル」アプリでファイルを選んで共有し、「画像を保存」などで写真アプリに入れられます。

Androidでの使い方

Androidで使うには、端末がUSB OTGに対応している必要があります。OTGは、スマートフォンからUSB機器に電気を送って使えるようにする機能です。最近のType-C搭載機はほとんど対応していますが、古いMicro USB機には非対応のものもあります。挿しても反応しないときは、まず端末がOTGに対応しているか確認してください。

フォーマットの注意

iPhoneの「ファイル」アプリで使えるのは、主にexFAT・FAT32・APFSなどの形式です。Windowsで標準的なNTFSには書き込めません。反対に、APFSはWindowsやAndroidでは読めません。iPhone・Android・Windows・Macのすべてで使うなら、exFATが現実的です。

FAT32の場合は1ファイル4GBまでという上限があり、長い4K動画が保存できないことがあります。出荷時のフォーマットは手元のデータでは分かりません。届いたらまず確認し、必要ならデータを入れる前にexFATで初期化しておくと安心です。

商品情報

主な仕様は次のとおりです。

項目 内容
ストレージ容量 512GB
インターフェース USB 3.0
コネクタ Type-C、USB-A、Lightning、Micro USB
対応OS iOS、Android、Windows、macOS
本体素材 金属(アルミニウム合金)
付属品 収納ケース、日本語取扱説明書
保証期間 18ヶ月

価格は、2026年9月の取得時点でAmazon.co.jpが¥5,999でした。セールや在庫によってよく変わるので、購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。512GBの4端子USBメモリとしては、よくある価格帯です。

Amazonのレビューは、2026年9月の取得時点で20件、評価は5つ星のうち5.0でした。評価は高いものの件数はまだ少なく、長く使ったときの耐久性を判断する材料にはなりません。評価の高さより、低評価が付き始めたときにどんな不具合が書かれるかを見るほうが参考になります。

位置づけとしては、スマートフォンを使う人向けの、手頃な価格帯の外付けストレージです。クラウドに毎月お金を払わずに写真を手元で管理したい方や、機種変更のときにパソコンなしでデータを移したい方に合っています。

競合製品との比較

同じ「スマホ用USBメモリ」でも、製品によって性格はかなり違います。選ぶときは「端子の数」「AppleのMFi認証があるか」「速さ」の3点で比べるのがおすすめです。

タイプ 強み 弱み
本製品(4端子・512GB) 古いiPhone・新しいiPhone・Android・PCを1本で使える。容量が大きい MFi認証の記載がない。Lightningでは速さが出ない
MFi認証のLightningメモリ Appleの認証を受けているので、iOSを更新しても動くという安心感がある 容量が小さめのものが多い
Type-C中心の高速ドライブ・SSD型 USB 3系統のポートで速い。大きな動画を移すのが速い Lightningの古いiPhoneでは使えない

手元のデータには、MFi認証についての記載がありません。Lightning機器で安定して使えることを一番に考えるなら、MFi認証の製品も比べてみてください。反対に、家族の中で古いiPhone・Android・パソコンが混ざっているなら、端子の多い本製品のほうが便利な場面が多いでしょう。

おすすめユーザー

この製品は、特に次のような方におすすめです。

  • スマホの容量不足に悩む方: 128GBや256GBの本体ストレージがいっぱいになったとき、写真や動画をこのUSBメモリに移せば、すぐに端末を買い替えずに済みます。子どもの成長記録や旅行の写真をたくさん撮る方に向いています。一方、アプリのデータを頻繁に移す使い方には向きません。その場合はクラウドストレージか、容量の大きい端末のほうが合っています。
  • 機種変更を予定している方: Lightningの古いiPhoneから、Type-Cの新しいiPhoneへ写真や動画、書類を移すときに、パソコンなしで作業できます。どちらの端子にもこの1本で挿せるのが、4端子モデルならではの強みです。ただし、連絡先やアプリの設定、LINEのトーク履歴などは移せないので、別の方法で移行してください。
  • いろいろな端末でファイルを共有したい方: スマホとパソコンの間や、家族の端末どうしで写真や資料を受け渡すとき、この1本で済みます。ケーブルを何本も持ち歩かなくてよいので、旅行や出張にも便利です。反対に、いつも同じ端末だけで完結する方には、ここまでの機能は要らないかもしれません。
  • クラウドを使いたくない方: 電波状況に左右されず、データを自分の手元で管理したい方にも合っています。iCloudやGoogleフォトの有料プランに入る前に、買い切りの選択肢として検討する価値があります。

購入前の注意点

表示される容量は512GBより少なくなります。 メーカーは1GBを10億バイトで数えますが、パソコンやスマートフォンは1GBを約10.7億バイトとして表示します。そのため、届いたメモリは約476GB前後と表示されるのが普通です。故障や不良ではありません。

届いたら、返品できる期間のうちに全部の領域を試してください。 通販では、ブランド名の知られていない大容量USBメモリの中に、表示より実際の容量が少ない粗悪品が出回ることがあります。この製品がそうだという意味ではありません。それでも、届いてすぐに容量いっぱいまでデータを書き込み、正しく読み出せるか確かめておくと安心です。大事な写真を入れてから問題に気づくのが、一番被害の大きいパターンです。

このメモリだけをバックアップ先にしないでください。 USBメモリは小さいのでなくしやすく、落としたり壊れたりすれば中のデータは一度に失われます。スマホから写真を移して本体から消すなら、パソコンやクラウドなど、もう1か所にも保存しておくことを強くおすすめします。

スマホケースが邪魔になることがあります。 厚いケースや、端子のまわりが盛り上がったケースを付けていると、メモリが奥まで挿さらず認識されないことがあります。反応しないときは、一度ケースを外して試してください。

パソコンから抜く前に「取り出し」をしてください。 書き込みの途中で抜くと、データが壊れたり、ドライブ全体が読めなくなったりすることがあります。スマートフォンでも、保存が終わったのを確認してから抜く習慣を付けてください。

商品ページの見分け方。 「4in1」「アプリ不要」「512GB」といった、似た名前の商品を多くの出品者が出しています。商品ページの画像とタイトルで、この記事の製品と同じものか確認してください。記事執筆時点での掲載情報は、メーカー名がLijunga、販売元がXIANGSONGKJ、ASINがB0HCZP6NXXです。

よくある質問

Q. iPhoneで使うのに、本当にアプリは要りませんか?
A. iOS 13以降なら、標準の「ファイル」アプリで読み書きできます。写真は、「写真」アプリの共有メニューから「“ファイル”に保存」を選んで移します。

Q. iPhone 16につなげば速く移せますか? A.

無印のiPhone 15・16はUSB-CでもUSB 2.0相当の速さです。USB 3系統の速さが出るのは、Pro系のモデルかUSB 3.0以上に対応したパソコンにつないだときです。Lightningの機種もUSB 2.0相当になります。

Q. 4Kの長い動画を保存できません。
A. FAT32形式だと、1ファイル4GBまでしか保存できません。中のデータを別の場所に移してから、exFATで初期化すると保存できるようになります。

Q. Windowsで初期化したら、iPhoneで読めなくなりました。
A. NTFSで初期化した可能性があります。iPhoneとWindowsの両方で使うなら、exFATで初期化し直してください。

Q. スマホをまるごとバックアップできますか?
A. 保存できるのは写真・動画・書類などのファイルです。アプリのデータや端末の設定まで含めた丸ごとのバックアップには、iCloudやGoogleのバックアップ機能を使ってください。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Lijunga
  • 販売元: XIANGSONGKJ
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B0HCZP6NXX
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。