概要
Kensington SD4840P トリプル4Kディスプレイ USB-C ドライバーレスドッキングステーション 85W PD DP++(型番 K33806NA)は、USB-C 1本でノートPCに外部ディスプレイ・有線LAN・USB機器・充電をまとめて接続するドッキングステーションです。DisplayPort Alt ModeとPower Delivery 3.0に対応したWindowsノートPC向けで、最大85Wの給電に対応します。データ転送はUSB 3.2 Gen2の10Gbpsです。
最大の特徴は、専用ドライバーを入れずに接続するだけで使える点と、DisplayPort++ 1.4を2ポート、HDMI 2.0bを1ポート備えた映像出力です。ノートPC側がDisplayPort 1.4のDSCに対応していれば、トリプル4K@30Hzまたはデュアル4K@60Hzで出力できます。
つまり、会社支給のPCなどで追加ソフトの導入が難しい環境で、3画面のデスクを組みたい人向けの製品です。逆に、Macで使いたい人や、ノートPCのUSB-C端子が映像出力に対応していない人には向きません。
互換性ガイド
互換性で最も失敗しやすいのは、ノートPC側のUSB-C端子の仕様です。このドックは、DisplayPort Alt ModeとPower Delivery 3.0に対応したWindowsノートPC向けです。端子がUSB-Cの形をしていても、映像出力に対応していなければ画面は映りません。購入前に、PCの仕様表で「DisplayPort Alt Mode」または「映像出力対応」の記載を確認してください。
MacとChromebookは公式サポート外です。Thunderbolt 3/4端子を持つノートPCでも、USB-Cとして接続して使えますが、動作保証の範囲はWindowsです。
映像出力の上限は、ホスト側のDisplayPortの世代で決まります。
| ホスト側の規格 | 出力の上限 |
|---|---|
| DP 1.4 DSC対応 | シングル5K@60Hz / デュアル4K@60Hz / トリプル4K@30Hz |
| DP 1.2 / HBR2 | シングル4K@30Hz / デュアル1080p@60Hz |
表のとおり、3画面で4Kを使えるのはDP 1.4 DSC対応機に限られます。しかもトリプル時は30Hzです。文字中心の事務作業なら実用になりますが、動きの滑らかさを求める用途では60Hzのデュアルのほうが快適です。
ポート構成は次のとおりです。映像はDisplayPort++ 1.4が2つとHDMI 2.0bが1つ、USBはUSB-C 3.2 Gen2が1つとUSB-A 3.2 Gen2が3つ、ほかにギガビットLANとコンボオーディオ端子があります。USB-Aは3つなので、キーボード・マウス・外付けストレージで埋まりやすい点も頭に入れておいてください。
商品情報
SD4840Pは2021年後半に発売された製品で、ミドルハイクラスのUSB-Cドックです。本体寸法は211×102×114mm、重量は約1.13kgです。小型のハブより大きく、持ち運びより据え置き向きのサイズです。保証は3年で、付属品は本体、USB-Cケーブル、電源アダプター、クイックスタートガイドです。Kensington DockWorksソフトウェアで、ファームウェアの更新やポート管理ができます。
価格は、商品データ上では取得時点によって差があります。2026年7月10日時点のAmazonの表示は¥16,251、2026年9月17日時点のAmazon.co.jpの表示は¥10,750でした。価格は頻繁に変動し、セールでも変わるため、購入時は商品ページで最新の金額を確認してください。
同価格帯のドックと比べた強みは、ドライバーレスであることと、DisplayPortを2ポート備えることです。Thunderbolt 4ドックのような帯域は求めないが、3画面は必要という人にとって、価格と機能のバランスが取りやすい位置づけです。
最新のユーザー評価は販売ページの表示でご確認ください。件数が少ないため評価の傾向までは読み取れませんが、購入前に最新のレビューで、相性の問題が出ていないか確認することをおすすめします。
おすすめユーザー
- トリプルモニター環境を作りたいリモートワーカー — ノートPC1台で3画面を運用したい方に向きます。ドライバー不要なので、IT管理者の介入なしにセットアップできます。
- デスク周りをすっきりさせたいオフィスワーカー — 85Wの給電でノートPCを充電しながら、周辺機器をUSB-C 1本に集約できます。出社のたびにケーブルを何本も抜き差しする手間がなくなります。
- DisplayPort 1.4 DSC対応ノートPCを使っている方 — トリプル4K@30Hzやデュアル4K@60Hzを活かせるのはこの条件の機種だけです。
反対に、Macユーザー、4K 60Hzの3画面を求める方、消費電力の大きいゲーミングノートPCを使う方は、別の製品も検討してください。
購入前の注意点
このドックはWindowsノートPC専用で、MacやChromebookは動作保証外です。USB-C Alt Modeに対応しないノートPCでは、映像が出力されません。
トリプル4Kはあくまで30Hzです。3画面すべてを60Hzで使いたいなら、この製品では足りません。DP 1.2のノートPCでは、シングル4K@30Hzまでしか出せないので、期待した解像度と実際の出力が食い違う恐れがあります。
85Wの給電は、PD対応のノートPCにのみ有効です。さらに、ゲーミングノートPCなど消費電力の大きい機種は、85Wでは足りず、付属のACアダプターを併用する必要があるかもしれません。本体の重量が約1.13kgあるため、持ち運び前提の使い方にも向きません。
最新の価格は販売ページの表示でご確認ください。どちらも取得時点の値なので、購入時の表示を必ず確かめてください。Amazonの商品ページの登録情報には、誤りが含まれることがあります。画像とタイトルで、対象製品がSD4840Pであることを確認してください。
よくある質問
Q. Macで使えますか?
A. 公式サポート外です。Windows向けの製品として考えてください。
Q. ドライバーは必要ですか?
A. 不要です。接続するだけで認識されます。
Q. 4Kディスプレイを3台つなぐと何Hzですか?
A. DP 1.4 DSC対応のノートPCで、トリプル4Kは30Hzです。デュアルなら4K@60Hzで出力できます。
Q. ノートPCの充電は何Wまでできますか?
A. 最大85W(PD 3.0)です。ノートPCの必要電力がこれを超える場合は、付属のACアダプターを併用してください。
Q. 自分のノートPCがDP 1.4 DSC対応か、どう調べますか?
A. メーカーの仕様表で、USB-C端子の「DisplayPort Alt Mode」の版数を確認してください。記載がないときは、メーカーに問い合わせるのが確実です。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Kensington
- 販売元: Amazon US
- 出荷元: Amazon US
- ASIN: B09F8J9ZLB
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





