この記事では、j5create「2025年10月新登場 最新規格 VGP2026 受賞」USB-C 6in1 Cube Plus HDMI 4K144Hz対応 高速USB3.2 Gen1×4 PD100W充電対応 JCD361-EJを詳しく紹介します。本記事での正式な扱いは「JCD361-EJ — 4K144Hz対応 USB-C 6in1 コンパクトハブ PD100W充電」です。

概要

j5create JCD361-EJ「Cube Plus」は、USB-Cポート1つを6つの機能に広げるキューブ型のハブです。内訳はHDMI出力が1つ、USB3.2 Gen1ポートが4つ(Type-A×2、Type-C×2)、PDパススルー充電用の入力が1つです。いちばんの特徴は、HDMI出力が4K@144Hzに対応している点です。小型ハブのHDMI出力は4K@60Hzや4K@30Hzまでのものが多いため、この点ははっきりした違いになります。

結論を先に書きます。この製品が向くのは、4K@144Hz出力に対応したノートPCと4K144Hzモニターを持っていて、持ち歩ける小さなハブがほしい人です。一方で、有線LANやSDカードリーダーが必要な人、ホストPCがDisplayPort Alt Modeに対応していない人には向きません。4K@144Hzを出すには、ハブ以外の条件もいくつかそろえる必要があります。買う前に下の「4K144Hzを出すための条件」を確認してください。

本体は約53.2×31.15×53.2mm、重さは約70.5gです。20cmのケーブルを底面に収納できる作りで、カバンの小物入れにそのまま入ります。材質はアルミニウムとプラスチックです。

4K144Hzを出すための条件

仕様表には、HDMI出力について「4K@144Hz (DisplayPort 1.4 / DSC)」と書かれています。4K@144Hzの映像データは、非圧縮ではDisplayPort 1.4の帯域に収まりません。そのため、DSC(Display Stream Compression、映像信号の圧縮方式)を使うことが前提になります。実際に144Hzで表示できるかは、ハブだけでは決まりません。次の条件をすべて満たす必要があります。

確認する箇所 必要な条件(目安)
ホストのUSB-Cポート DisplayPort Alt Modeで映像を出せること
ホストのGPU・ドライバ USB-C経由の出力でDisplayPort 1.4とDSCを扱えること
モニター HDMI入力が4K@144Hzを受け付けること(一般にHDMI 2.1対応の入力が目安)
HDMIケーブル 4K@144Hzの帯域に対応したケーブル(Ultra High Speed表記のものが目安)
OSの設定 ディスプレイ設定でリフレッシュレートを手動で144Hzにする

どれか1つでも満たさないと、多くの場合は4K@60Hzなどに下がって表示されます。この場合もハブの故障ではありません。「144Hzを選べない」ときは、まずモニターのHDMI入力の仕様とケーブルを疑ってください。次に、PCメーカーの仕様書でUSB-C端子の映像出力の対応範囲を確認してください。薄型ノートPCでは、USB-Cの映像出力が4K@60Hzまでに制限されている機種も珍しくありません。

互換性ガイド

ホスト側の必須条件はDisplayPort Alt Modeです。 USB-Cの形をしていても、データ転送と充電だけに対応した端子では映像は出ません。販売ページに挙がっている対応機器は、MacBook Pro/Air、Surface Book、各社のWindows PC、Chromebook、iPad Pro、Pixel、XPS、Galaxy、iPhone 15以降などです。ただし、同じシリーズの中でも世代やモデルによってUSB-C端子の仕様は違います。「機種名が挙がっているから大丈夫」とは考えず、自分の機種の仕様書で確認してください。

対応OSはWindows、macOS、ChromeOSです。ドライバ不要のプラグアンドプレイで使えます。macOSについては、外部ディスプレイの接続台数とリフレッシュレートの上限がMacの機種ごとに決まっています。4K@144Hzで使えるかどうかは、お使いのMacの仕様で確認してください。

iPhone 15(無印・Plus)で使う場合の注意もあります。 これらのモデルはUSB-C端子のデータ転送がUSB 2相当とされています。そのため、ハブのUSB3.2 Gen1ポートにつないでも5Gbpsは出ません。映像出力と給電には使えますが、外付けSSDを高速に読み書きする用途には向きません。

給電の仕組みは次のとおりです。 PD入力は最大100Wで、ホストに流せるのは最大85Wです。差分はハブ自身の動作用に使われます。消費電力の大きいノートPCにフルに給電したいなら、100W対応のPD充電器とケーブルを用意するのが目安です。65Wクラスの充電器でも動きますが、ホストに届く電力はさらに少なくなります。高負荷時には充電が追いつかないことがあります。

物理的な注意点もあります。 ケーブルは約20cmで本体と一体です。PCの横に置く前提の長さなので、机の奥にハブを置くレイアウトには届きません。また、本体が約53mm四方あるため、ノートPCのUSB-C端子のすぐ横にほかのケーブルが挿さっていると、置き場所に工夫が要ることがあります。

商品情報

項目 内容
HDMI出力 4K@144Hz(DisplayPort 1.4 / DSC)
USBポート USB3.2 Gen1 Type-A×2、Type-C×2(計4ポート)
最大データ転送速度 5Gbps(USB3.2 Gen1)
パススルー充電 100W入力 / 最大85W出力
本体サイズ 約53.2×31.15×53.2mm
ケーブル長 20cm(本体一体型・収納式)
重量 約70.5g
対応OS Windows、macOS、ChromeOS
材質 アルミニウム+プラスチック

販売ページの記載では、JCD361-EJは2025年10月に登場したモデルで、VGP2026を受賞しています。付属品は本体のみで、USB-Cケーブルは本体に固定されています。

最新の価格は販売ページの表示でご確認ください。2026年8月時点の楽天市場(j5create Direct)では¥6,800でした。どちらも取得時点の価格で、セールや在庫状況によって変わります。購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。最新のユーザー評価は販売ページの表示でご確認ください。ただし件数は10件と少なく、長く使ったときの耐久性や相性問題を判断できるほどの量はまだありません。

他のUSB-Cハブとどう違うか

同じ価格帯のUSB-Cハブと比べると、機能の配分がはっきりしています。

  • 映像を優先している。 4K@144Hzに対応するHDMIは、この価格帯では貴重です。4K@60Hzまでのハブでは、高リフレッシュレートのモニターを買っても性能を活かしきれません。
  • USBポートの数を優先している。 USBを4ポート持つ一方で、有線LAN、SD/microSDカードリーダー、3.5mmオーディオ端子はありません。カメラのデータを取り込む人や、会議室で有線LANを使う人は、それらを持つ7in1や8in1クラスのハブのほうが合います。
  • 形がキューブ型。 平たいスティック型のハブより厚みがあります。その代わり接地面積が小さく、ケーブルを収納できるので持ち運びで絡みません。

つまり、「映像は妥協したくないが、LANやSDは要らない」という人に絞った構成です。求める機能がこれと違うなら、無理にこの製品を選ぶ理由はありません。

おすすめユーザー

  • 4K144Hzモニターを持っていて、ノートPCから高リフレッシュレートで出力したい人。 ゲーミングノートや、DSC対応の出力を持つ比較的新しいノートPCと組み合わせると、この製品の強みが最も活きます。
  • 出張や外出先で、作業環境を1本のケーブルにまとめたいモバイルワーカー。 約70.5gでケーブルを収納でき、ホテルやコワーキングスペースで外部モニターとマウス・キーボードをすぐにつなげます。
  • USB-Cポートが少ないノートPCで、充電と周辺機器の接続を同時に行いたい人。 PDパススルーを使えば、充電器1つとハブ1つにまとめられます。
  • USB-C接続の周辺機器を複数使う人。 Type-Cの下流ポートが2つあるので、USB-Cのキーボードや外付けSSDを変換アダプタなしでつなげます。

購入前の注意点

4つのUSBポートは、5Gbpsの帯域を分け合います。 仕様上、各ポートはUSB3.2 Gen1(5Gbps)です。ハブからホストへの上り通信も、この帯域の範囲に収まります。外付けSSDを2台同時にコピーするような使い方では、それぞれの速度が落ちます。マウスやキーボードのような軽い機器を中心につなぐなら、気にしなくて構いません。

Type-Cの下流ポートは、データ用と考えるのが無難です。 仕様表では、映像を出せるのはHDMIの1系統だけです。Type-Cポートから2台目のモニターに出力できるとは書かれていません。デュアルモニターにしたい人には向きません。

PD100Wは入力側の数値で、ノートPCに届くのは最大85Wです。 100Wで充電できると思い込み、高負荷のゲーミングノートをこのハブ経由の給電だけで動かすと、バッテリーが少しずつ減ることがあります。消費電力の大きいノートPCは、純正の電源アダプタで直接給電したほうが確実です。

ケーブルは交換できません。 本体と一体のため、ケーブルが断線するとハブごと使えなくなります。収納式で持ち運びやすい反面、根元に負担がかかる曲げ方を繰り返さないよう注意してください。保証期間(販売ページの記載では2年)内に不具合が出たときに備えて、購入記録を残しておくことをおすすめします。

4K144Hzの条件がそろわないなら、割高になります。 ホストかモニターが4K@60Hzまでしか対応していないなら、144Hz対応の分だけ高い買い物になります。その場合は、LANやSDカードリーダーを持つ4K@60Hzのハブのほうが満足度は高いはずです。

販売ページの表記にも注意してください。 収集した価格データでは、Amazon.co.jpの商品ページが「Amazon US」という名前で登録されていました。価格は日本円で、製品の性格に合った金額なので、中身の取り違えではないと判断しています。ただし通販サイトには、よく似た名前のj5create製品がほかにも並んでいます。購入時は型番「JCD361-EJ」と商品画像が一致しているかを確認してください。

よくある質問

Q. つなげば必ず4K144Hzで表示されますか? A.

いいえ。ホストのUSB-CがDisplayPort Alt ModeとDSCに対応していること、モニターのHDMI入力が4K@144Hzを受け付けること、ケーブルが対応していることが必要です。条件がそろっても、OSのディスプレイ設定で144Hzを選ぶ必要があります。

Q. 充電器は何Wのものを用意すればいいですか?
A. ホストに最大の85Wを届けたいなら、100W対応のPD充電器が目安です。消費電力の小さいノートPCやタブレットなら、それより小さい充電器でも使えます。ただし、ホストに届く電力はその分少なくなります。

Q. 充電器をつながなくても使えますか?
A. ホストから給電して動く形で使えます。ただし、外付けHDDのように消費電力の大きい機器を複数つなぐと、動作が不安定になることがあります。その場合はPD入力に充電器をつないでください。

Q. Type-Cポートからもう1台モニターに出力できますか?
A. 仕様表で映像出力とされているのはHDMIの1系統だけです。Type-CポートはUSB3.2 Gen1のデータ用として考え、デュアルモニターが必要なら別の製品を検討してください。

Q. iPhoneでも使えますか?
A. 販売ページではiPhone 15以降が対応機器に挙がっています。ただし、iPhone 15の無印とPlusはデータ転送がUSB 2相当とされるため、USBポートの速度は5Gbpsまで出ません。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: j5create
  • 販売元: j5create Direct
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B0FX4GBT65
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。