概要
EPOMAKER Ajazz AK820 PRO ISO-ES Teclado Mecánico Inalámbrico con Pantalla & Perilla は、75%レイアウトの本体に1.14インチのTFTカラーディスプレイとロータリーノブを載せた無線メカニカルキーボードです。製品名はスペイン語で「画面とノブ付きのワイヤレス・メカニカルキーボード」という意味です。画面、ノブ、ガスケットマウント、3モード接続を2万円前後でまとめて手に入れたい人には有力な選択肢です。ただしキー配列はスペイン語のISO配列なので、そこを理解したうえで選ぶ必要があります。日本語配列(JIS)やUS配列(ANSI)のつもりで買うと、キーの刻印と実際に入力される文字が食い違います。
82キーの75%レイアウトは、テンキーを省きながらファンクション列と矢印キーは残した構成です。フルサイズより横幅を詰められるので、マウスを体の正面に近い位置で使えます。右上のディスプレイには日付や時刻、RGBの設定、システム情報などを表示でき、ノブで音量の調整や画面の操作ができます。キーボードの状態をその場で確かめられるのが、画面の無い機種との一番の違いです。
接続はBluetooth 5.1、2.4GHzワイヤレス、USB-C有線の3モードで、4000mAhのバッテリーを内蔵しています。構造はガスケットマウントで、柔らかいPC/PCBプレートと組み合わせて、しなりのある静かめの打鍵感を狙っています。LEDはサウスフェーシング(手前側)のRGBで、市販のキーキャップに交換しても光がきれいに出やすい配置です。Amazon.co.jpでの評価は5つ星のうち4.7(68件、好評率換算94%)でした(2026年10月6日取得時点)。評価は高いものの件数はまだ多くないので、傾向をつかむ参考程度に見るのが無難です。
互換性ガイド
| 項目 | 仕様 | 確認すること |
|---|---|---|
| 配列 | スペイン語ISO(75%・82キー) | OSのキーボード設定と、キーキャップの互換性 |
| 接続 | Bluetooth 5.1 / 2.4GHz / USB-C | ゲームは2.4GHzか有線を使う |
| 対応OS | Windows / macOS | スマホ・タブレットは公式の対応表に載っていない |
| 給電・充電 | USB-C | 付属ケーブルで充電しながら有線接続できる |
| 寸法 | 35.8 × 16.3 × 5.6 cm(掲載値) | 奥行と高さ。パームレストが要るかどうか |
この表で一番大事なのは配列の行です。スペインで使われるISO配列は、JISやANSIと次の点が違います。
- Enterキーが縦長の逆L字型で、ANSIの横長Enterとは形が違う
- 左Shiftが短く、そのすぐ右に「< >」のキーが1つ多くある
- 「Ñ」キーがあり、記号の刻印もスペイン語の配置になっている
- 右側のAltは「AltGr」として働き、「@」や「#」などの記号はAltGrとの組み合わせで入力する
Windowsで刻印どおりに入力したいなら、OSのキーボードレイアウトを「スペイン語」に設定します。日本語入力用のIMEも同時に入れられるので、スペイン語配列のまま日本語を打つこともできます。ただし、JIS配列にある「半角/全角」「変換」「無変換」キーはこの機種にはありません。日本語と英語の切り替えは、OSの入力切り替えのショートカットや、IMEの設定でキーを割り当てて使います。OSをJIS配列の設定のまま接続すると、多くの記号キーで刻印と違う文字が出ます。
macOSにもスペイン語の入力ソースがあるので、Windowsと同じ考え方で使えます。対応OSにはWindowsとmacOSの両方が書かれていて、OSに合わせてモードを切り替えて使う設計です。切り替え方法は付属のマニュアルで確認してください。iPadやAndroidのスマホとも一般的なBluetoothキーボードとしてつながることが多いものの、データ上の対応OSはWindowsとmacOSだけです。モバイル端末での使用は「動けば使える」くらいに考えておくのが安全です。
無線は用途によって使い分けます。Bluetooth 5.1は最大3台まで登録でき、PC・タブレット・スマホを切り替えながら文字を打つのに向きます。ゲームをするなら、付属ドングルで2.4GHz接続するか、USB-Cで有線接続してください。一般にBluetoothは遅延が大きく、不安定になりやすいためです。
設置については、掲載されている寸法が35.8 × 16.3 × 5.6 cmです。75%レイアウトのキーボード本体としては高さがやや大きいので、梱包を含めた寸法の可能性もあります。棚やキーボードトレイにぴったり収めたい場合は、実物の寸法を製品ページやメーカーの情報で確かめてください。ガスケットマウントの機種は本体に厚みがあることが多く、手首が浮くと感じたらパームレストを足すと楽になります。
商品情報
EPOMAKER Ajazz AK820 PRO ISO-ESは、2024年後半に登場したミドルレンジのメカニカルキーボードです。TFTディスプレイやガスケットマウントといった上位機に近い装備を、手が届きやすい価格に収めた立ち位置です。Amazon.co.jpでの価格は2026年10月6日取得時点で¥20,052でした。価格はセールや在庫によって変わるので、購入時は商品ページで最新の価格を確認してください。
主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レイアウト | 75%(82キー) |
| 接続方式 | Bluetooth 5.1 / 2.4GHz / USB-C |
| バッテリー容量 | 4000mAh |
| ディスプレイ | 1.14インチ TFTカラー |
| バックライト | サウスフェーシング RGB |
| マウント方式 | ガスケットマウント |
| 対応OS | Windows / macOS |
付属品は、USB-Cケーブル、2.4GHzドングル、キーキャッププラー、スイッチプラー、交換用スイッチ数個、取扱説明書などです。スイッチプラーと予備スイッチが付いているので、スイッチの交換を想定した作りといえます。搭載スイッチの種類(リニア・タクタイルなど)は今回のデータに無いため、どのスイッチが付いているかは商品ページで確認してください。保証はメーカー公式で1年間とされていますが、購入店によって扱いが変わることがあります。
実際の使い勝手で見ておきたい点
ディスプレイとノブ。 画面の良さは、接続モードや状態を目で確かめられることです。どの端末につながっているかが分からなくなりやすい3台マルチペアリングの機種では、地味ですが助かります。ノブは音量調整に割り当てられるので、動画や音楽を流しながら作業する人には便利です。逆に、画面に表示するものを凝ってカスタマイズするつもりがないなら、画面の無い同価格帯の機種と比べて差を感じにくいかもしれません。
バッテリー。 4000mAhは無線キーボードとしては大容量です。ただし実際の連続使用時間は、RGBの明るさや画面の表示によって大きく変わります。電池を長く持たせたいなら、ライティングを暗くするか消し、普段使いはBluetoothか2.4GHzにして、充電は有線でまとめて行う使い方が合っています。
打鍵感。 ガスケットマウントとPC/PCBプレートの組み合わせは、底打ちしたときの硬さを和らげる方向の作りです。カチッとした硬い打鍵感が好きな人には、柔らかすぎると感じる可能性があります。音をさらに抑えたい場合は、スイッチを静音タイプに交換することも考えられます。
おすすめユーザー
- スペイン語配列で入力する人、またはISO配列に慣れている人。 この機種を選ぶ一番の理由になります。スペイン語の文章を日常的に書くなら、ÑやAltGrの記号がそのまま刻印どおりに打てる利点は大きいです。
- 1台のキーボードで複数の端末を使い分けたい人。 Bluetoothで最大3台を切り替えられ、2.4GHzと有線も使えるので、仕事用PC・私用PC・タブレットを1台でまかなえます。
- 机を広く使いたい人。 75%レイアウトはテンキーが無い分だけ横幅が短く、マウスを動かせる範囲が広がります。ファンクション列と矢印キーは残っているので、表計算やプログラミングでも不便は少なめです。
- 見た目と打鍵感にこだわりたい人。 画面・ノブ・RGB・ガスケットマウントがそろっていて、キーキャップやスイッチを替えて自分好みに育てる楽しみもあります。
逆に、テンキーで数字を大量に入力する経理などの仕事が中心の人や、JIS配列の「変換」「無変換」キーを日本語入力に使い込んでいる人には向きません。
購入前の注意点
1. 配列を目的に合わせて選ぶこと。 この記事で一番伝えたい点です。日本で「コンパクトで画面付きのキーボード」を探していて、スペイン語配列が欲しいわけではないなら、別の配列の版や他の機種を探すほうが後悔しにくいでしょう。刻印とOSの設定を合わせないと、記号を打つたびに迷うことになります。
2. キーキャップ交換ではISO配列に対応したセットが要る。 サウスフェーシングLEDはキーキャップ交換向きですが、ISO配列には縦長Enterと短い左Shift、追加の1キーがあります。US配列向けのキーキャップセットだけでは、これらのキーが足りないか形が合いません。セットを買うときは「ISO対応」や「ISOキット付き」と書かれているかを確かめてください。
3. 日本国内で無線を使うなら技適を確認する。 日本でBluetoothや2.4GHzの無線機器を使うには、原則として技適マークが必要です。スペイン向けの版がこれを取っているかは今回のデータからは分かりません。商品ページや本体・パッケージの表示で確かめてください。確認できない場合は、有線接続だけで使うことを前提に考えるのが安全です。
4. 出品者と保証の窓口。 Amazonでの販売・出荷元はマーケットプレイスの出品者(☆ショップANNIE☆)で、メーカーの直販ではありません。初期不良や保証の対応は、まず出品者を通すことになる可能性があります。1年保証がどこで受けられるのかを、購入前に出品者の情報で確認しておくと安心です。
5. ゲームでのBluetooth使用は避ける。 FPSや音ゲーのように入力の遅れが気になるゲームでは、2.4GHzか有線で使ってください。
6. レビュー件数の見方。 4.7という評価は高いですが、68件はまだ少なめです(2026年10月6日取得時点)。また、Amazonでは配列違いなど別バリエーションのレビューがまとめて表示されることがあります。配列についての感想を読むときは、どの版を買った人のレビューかに注意してください。
7. 寸法は実物で確認する。 上で書いたとおり、掲載寸法は梱包を含んだ値の可能性があります。限られた場所に置くなら、実物の寸法を確かめてください。
よくある質問
Q. 日本語は入力できますか?
A. できます。OSで日本語IMEを使えば、配列に関係なく日本語を入力できます。ただしJIS専用の「半角/全角」などのキーは無いので、入力の切り替えはショートカットやIMEのキー設定で行います。
Q. US配列のキーキャップに交換できますか?
A. 大部分のキーは交換できますが、Enter、左Shift、その隣の追加キーはISO配列専用の形です。ISO対応のキーキャップセットを選んでください。
Q. Macでも使えますか?
A. 対応OSにmacOSが含まれています。モードの切り替え方法は付属のマニュアルで確認し、macOS側の入力ソースもスペイン語のISO配列に合わせると刻印どおりに使えます。
Q. ゲームに使えますか?
A. 2.4GHzか有線で接続すれば、一般的なゲームには十分使えます。Bluetoothは遅延が出やすいので、ゲームには向きません。
Q. スイッチは交換できますか?
A. スイッチプラーと交換用スイッチが付属しているので、スイッチを交換できる作りです。搭載スイッチの種類や対応するピン数は、商品ページで確認してください。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: EPOMAKER
- 販売元: ☆ショップANNIE☆
- 出荷元: ☆ショップANNIE☆
- ASIN: B0GHTXY5HX
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





