12nm FinFETプロセスで製造されたこのGPUは、ブーストクロック1560MHz、ストリームプロセッサ2304基を備え、フルHD解像度でのゲーミングに最適な性能を発揮します。 8GBのGDDR5メモリを搭載し、メモリクロックは8400MHz(実効)。デュアルファンのNitro+独自クーラー「Dual-X」により、高負荷時でも安定した動作温度を維持できるのが特徴です。出力端子はDVI-D×1、HDMI×2、DisplayPort×2の5系統で、マルチモニター環境にも対応します。

このカードは、2018年後半に発売されたRX 580の後継モデルとして位置づけられ、同じアーキテクチャながらプロセス微細化によりクロックと効率が向上しています。現在でも1080pゲーミングを中心に、コストパフォーマンスを重視するユーザーに根強い人気があります。

互換性ガイド

Sapphire Radeon Nitro+ RX 590はPCI Express 3.0 x16インターフェイスを採用しています。そのため、PCIe 3.0対応のマザーボードはもちろん、PCIe 4.0対応の最新マザーボードでも問題なく動作します。
電源要件としては、補助電源コネクタに8ピン×1と6ピン×1が必要です。メーカー推奨の電源ユニット容量は500W以上。実際のシステム構成にもよりますが、余裕を持たせて550W〜600Wクラスの電源を選ぶと安心です。
グラフィックカードのサイズは約260mm(長さ)×135mm(幅)×43mm(厚さ)で、2スロット占有タイプ。多くのATXケースに収まりますが、小型のMicroATXケースやMini-ITXケースでは事前に空きスペースを確認してください。

商品情報

Sapphire Radeon Nitro+ RX 590 8GB Special Editionは、2018年11月に発売されました。市場での立ち位置はミドルレンジで、当時の価格帯は約3万円台後半〜4万円台前半。現在は流通在庫のみの販売となり、新品価格は変動しています。
主な仕様は以下の通りです。GPUはAMD Radeon RX 590、ベースクロック1545MHz、ブーストクロック1560MHz。メモリは8GB GDDR5、メモリクロック8400MHz、メモリバス幅256bit。TDPは約225W。
クーリングはデュアルファンのDual-Xクーラーで、ヒートパイプと大型ヒートシンクを組み合わせた効率的な冷却設計です。バックプレート付きで剛性も高く、デュアルUEFI BIOSにより静音モードとパフォーマンスモードを切り替えられます。

おすすめユーザー

1080pゲーミングを快適に楽しみたい方
FortniteやApex Legends、VALORANTなどのeスポーツタイトルを高フレームレートでプレイしたいユーザーに最適です。フルHD解像度であれば、多くのゲームで60fps以上を安定して出せます。一方、4K解像度での最新AAAタイトルを最高設定で遊びたい方には性能不足です。
コストパフォーマンス重視の自作PC初心者
中古市場やアウトレットで手頃な価格で入手できることが多く、初めてのグラフィックカードとしても扱いやすい製品です。ただし、最新のレイトレーシング対応ゲームを快適に動かしたい場合は、RTX 3060クラス以上のカードを検討したほうが良いでしょう。
マルチモニター環境を構築したい方
DVI-D×1、HDMI×2、DisplayPort×2の5出力を備えているため、トリプルモニターや4画面構成も容易です。在宅ワークで複数の画面を使いたい方や、株価チャートを広く表示したい方にも向いています。

購入前の注意点

この製品は2018年発売のモデルであり、最新のゲームタイトルでは設定を中程度に下げる必要が出てきています。特にレイトレーシング機能はハードウェア非対応のため、レイトレーシングを有効にしたい場合はRTXシリーズを選んでください。
また、補助電源に8ピン+6ピンが必要な点も注意が必要です。古い電源ユニットや容量の小さい電源ではケーブルが足りない場合があります。購入前に手持ちの電源のコネクタ構成を確認しておきましょう。
中古市場ではRX 580と価格差が小さい場合があり、性能差は約10〜15%程度。状態の良いRX 580が安く手に入るなら、そちらを選ぶのも一手です。ただし、このNitro+モデルは冷却性能や静音性に優れているため、その点を重視するならRX 590を選ぶ価値があります。

よくある質問

Q: このカードは4Kゲーミングに使えますか?
A: 4K解像度でのゲーミングは、軽いタイトルや古いゲームであれば動作しますが、最新のAAAタイトルを快適にプレイするのは難しいです。フルHDまたはWQHD(2560×1440)が現実的な使用範囲です。
Q: 電源ユニットは何W必要ですか?
A: メーカー推奨は500W以上ですが、実際のシステム構成(CPUや周辺機器)にもよります。余裕を持たせて550W〜600Wクラスの80 PLUS認証電源を推奨します。
Q: RX 580からの買い替えは意味がありますか?
A: 性能差は約10〜15%程度で、体感できる差は限定的です。ただし、このNitro+モデルは冷却性能や静音性が優れているため、温度や騒音に不満がある場合は買い替えの価値があります。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: SAPPHIRE
  • ASIN: B07K12KNHG
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。