この記事ではMSI マザーボード MPG Z790 EDGE WIFI DDR5 ATX [Intel Z790 チップセット搭載] MB5934を詳しく紹介します。
概要
MSIのMPG Z790 EDGE WIFIは、Intel Z790チップセットを搭載したATXフォームファクターのゲーミングマザーボードです。LGA1700ソケットを採用し、第13世代・第14世代Intel Coreプロセッサに対応。DDR5メモリを最大7200MHz以上のオーバークロックでサポートし、PCI Express 5.0 x16スロットを備えることで、最新のハイエンドグラフィックスカードの性能を引き出せます。
本製品は、白を基調としたヒートシンクデザインが特徴で、RGBライティングも楽しめるMSIのミドルハイクラスモデルです。オンボードでWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を搭載し、無線接続も快適。4つのM.2スロット(うち1つはPCIe 5.0対応)と6つのSATAポートを備え、ストレージ拡張性も十分です。
市場での位置づけとしては、Z790の中でもコストパフォーマンスに優れたミドルハイクラス。ASUSのROG STRIXシリーズやGIGABYTEのAORUSシリーズと競合しますが、MSIらしい安定性と実用的な機能バランスが強みです。
互換性ガイド
CPUソケットはLGA1700のみ対応。Intel Core i9-14900Kやi7-14700Kといった第14世代CPUはもちろん、第13世代(Core i9-13900Kなど)もそのまま使用できます。ただし、LGA1851ソケットの次世代CPUには非対応ですので、将来のアップグレードを考える場合は注意が必要です。
メモリはDDR5のみ。4スロット構成で最大192GB(48GB×4)までサポート。XMP 3.0プロファイルに対応し、定格は5600MHzですが、OCにより7200MHz以上の動作も可能です。DDR4は使えませんので、DDR4からの移行ではメモリの買い替えが必須です。
フォームファクターはATX。一般的なミドルタワーケースに収まりますが、奥行きが約244mm×305mmと標準的です。電源コネクタは24ピンATXと8+8ピンEPS(CPU補助電源)が必要。推奨電源容量は、ハイエンドCPU+GPU構成で750W以上、特にCore i9とRTX 4080/4090クラスなら850W以上を推奨します。
ストレージインターフェースは、M.2スロット×4(PCIe 5.0×1、PCIe 4.0×3)とSATA 6Gbps×6。PCIe 5.0 M.2はCPU直結で、Gen5 SSDの高速転送を活かせます。ただし、M.2スロットによってはSATAポートと帯域を共有する場合があるため、マニュアルで確認してください。
商品情報
発売は2022年末(Z790チップセットと同時期)。日本市場での実売価格は約3万円前後(2026年9月時点で通販サイト価格約30,182円)。MSIの日本正規代理店品は2年保証。
市場での立ち位置はミドルハイクラス。Z790チップセットの中では比較的手頃な価格帯でありながら、PCIe 5.0対応やWi-Fi 6E、高品質なオーディオ回路(Realtek ALC4080)など、必要な機能をしっかり備えています。オーバークロック耐性も良好で、安定した動作が期待できます。
おすすめユーザー
- ゲーマー: 第13/14世代Core i5〜i7と組み合わせて、1440pや4Kゲーミングを快適に楽しみたい方。PCIe 5.0対応で将来のGPUにも対応可能。
- クリエイター: 動画編集や3Dレンダリングで高速ストレージと大容量メモリが必要な方。M.2スロットが豊富で、Gen5 SSDも使えるため、ワークフローを高速化できます。
- PC自作初心者〜中級者: 白いデザインが好みで、安定した動作と拡張性を両立させたい方。BIOSのUIも分かりやすく、初心者でも扱いやすいです。
- オーバークロッカー: DDR5メモリのOCやCPUのOCに挑戦したい方。MSIのBIOSはOC設定が豊富で、メモリトレーニングも安定しています。
ただし、以下のような方にはあまり向きません。 - 予算を最優先する場合:B760チップセットのマザーボードの方が安価で十分な場合があります。
- 小型PCを組みたい場合:ATXなのでMini-ITXやMicroATXケースには入りません。
- 最新のLGA1851対応CPUを待っている場合:本製品はLGA1700までなので、将来のアップグレードパスが限られます。
購入前の注意点
まず、LGA1700ソケットはIntelの次世代Arrow Lake(LGA1851)と互換性がありません。2024年以降に登場する新CPUを使いたい場合は、別のマザーボードが必要です。
また、DDR5メモリのみ対応のため、DDR4メモリを流用できません。メモリも新規購入が必要です。
PCIe 5.0 x16スロットは1つだけ。2枚のGPUでSLI/CrossFireを組むことは想定されていません(NVIDIAもSLIを事実上終了していますが)。
M.2スロットのうち、PCIe 5.0対応はCPU直結の1スロットのみ。残りはチップセット経由のPCIe 4.0です。Gen5 SSDの性能を最大限活かすには、そのスロットを使う必要があります。
競合としては、ASUS TUF GAMING Z790-PLUS WIFIやGIGABYTE Z790 GAMING X AXなどが同価格帯にあります。MSIは白いデザインとBIOSの使いやすさで差別化していますが、VRMのフェーズ数やオーディオ品質など細かい違いを比較して選ぶとよいでしょう。
よくある質問
Q: Core i9-14900Kとの組み合わせで、VRMは十分ですか?
A: はい、MPG Z790 EDGE WIFIは16+1+1フェーズのVRMを搭載しており、i9-14900Kの高負荷でも安定して動作します。ただし、長時間の全コア負荷(レンダリングなど)ではVRM温度が高くなることがあるため、ケースエアフローには注意してください。
Q: このマザーボードでPCIe 5.0のSSDを使う場合、GPUの帯域は減りますか?
A: いいえ。PCIe 5.0 M.2スロットはCPU直結で、GPU用のPCIe 5.0 x16スロットとは独立したレーンを使用します。そのため、GPUの帯域が減ることはありません。
Q: 白いデザインですが、他のパーツとの色合わせは難しいですか?
A: ヒートシンクはシルバー/ホワイト系で、基板は黒です。白いケースや白い冷却ファンと合わせると統一感が出ます。逆に、黒一色のパーツでも違和感は少ないです。RGBはMystic Lightで制御可能です。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: MSI
- ASIN: B0BQVQT6S3
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。
![MSI マザーボード MPG Z790 EDGE WIFI DDR5 ATX [Intel Z790 チップセット搭載] MB5934](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F71qPiObEk8L._AC_SL1500_.jpg&w=1920&q=75)



