概要
Gliging 135キー PBT 日本語キーキャップチェリープロファイル DYE-Sub ホワイトテーマミニマリストスタイルメカニカルキーボードに最適は、MX十字軸(Cherry MX互換)のメカニカルキーボードに付けるキーキャップの交換用セットです。キーボード本体やスイッチは入っておらず、キーキャップ135個とキープーラー1個だけの商品です。素材はPBT、印字は昇華印刷(DYE-Sub)、形状はCherryプロファイルで、白を基調にした飾り気のないデザインです。
先に結論を書きます。手持ちのキーボードが日本語(JIS)配列またはそれに近い配列で、付属の薄いABSキーキャップのテカリや安っぽさが気になっている人には、手頃な値段で質感を上げられる候補です。反対に、RGBバックライトの光を透かして見せたい人や、HHKBのような静電容量無接点方式のキーボードを使っている人には向きません。合うかどうかは、スイッチの軸の形と下段の配列で決まるので、そこを中心に解説します。
Cherryプロファイルとは(OEM・SA・MOAとの違い)
キーキャップの「プロファイル」は、キーの高さと表面の傾きの付け方を指します。Cherryプロファイルは段ごとに高さと角度を変えた段付きの形で、市販キーボードに多いOEMプロファイルより背が低いのが特徴です。指の移動量が少し減るため、低めの打鍵を好む人に支持されています。SAやMT3のような背の高いプロファイルと比べると、見た目も打ち心地もかなり控えめです。
MOA・MOG・MAOといった丸みのある「かわいい系」のプロファイルは全キーが同じ形のことが多く、どの段に置いても違和感が出にくい作りです。これに対してCherryプロファイルは段ごとに形が違うので、キーを別の段に流用すると高さがそろわなくなります。135キーと数が多いのは、配列の違いを吸収するための予備が含まれているからだと考えるとよいでしょう。
互換性ガイド
仕様上の対応は「MX十字軸(Cherry MX互換)のメカニカルキーボード」で、フォームファクターは60%・65%・75%・100%(日本語配列を含む)とされています。Cherry MX互換の軸を持つスイッチ(Gateronなど多くの互換スイッチ)であれば物理的には取り付けられます。一方で、メーカーの注記では光学スイッチとロープロファイルスイッチは対応外です。光学スイッチの中には十字の軸を持つものもありますが、保証の範囲外と考えてください。
付かない代表例は、ノートPCのキーボード、メンブレン式やパンタグラフ式のキーボード、HHKBの標準モデルのような静電容量無接点方式(Topre)のキーボード、Kailh Chocのようなロープロファイルスイッチの薄型キーボードです。「メカニカル」と書かれていても軸の形が十字でなければ付きません。手元のキーキャップを1つ外して、軸が「+」の形かを目で確かめるのが確実です。
次に失敗しやすいのが配列です。日本語配列は一般に、縦長のEnter、英語配列より短いスペースバー、変換・無変換・かなのキー、短めの右Shiftなど、英語配列にないサイズのキーを使います。さらに60%・65%・75%のキーボードは、同じ日本語配列でも下段や右側のキーのサイズが製品ごとに違います。購入前に自分のキーボードの下段と右端のキーの幅(何u分か)を確認し、商品画像のキーの並びと照らし合わせてください。
| 確認ポイント | 見るところ | 合わないとどうなるか |
|---|---|---|
| 軸の形 | 外したキーの裏が「+」か | そもそも差さらない |
| 配列 | JIS・英語配列のどちらか、Enterの形 | Enterやスペースが付かない・余る |
| 下段のキー幅 | スペースバーと修飾キーの長さ | 隙間ができる・はみ出す |
| バックライト | 光を見せたいかどうか | 文字が光らず、光は隙間から漏れるだけ |
バックライトは要注意です。このセットは光を透かす設計ではないため、RGBキーボードに付けると文字は光らず、光はキーの縁から漏れるだけになります。ライティングを切って使う人なら問題ありません。
商品情報
仕様は、キー数135(標準108+修飾キー27)、素材PBT、印字は昇華印刷、Cherryプロファイル、厚さは約1.5mm、付属品はキープーラー1個です。価格はセールや出品者によって変わるため、購入時に商品ページで最新の値段を確認してください。
最新のユーザー評価は販売ページの表示でご確認ください。キーキャップは好みが分かれやすい商品なので、レビューを読むときは自分と同じ配列・同じサイズのキーボードで使った人の声を優先するとよいでしょう。
PBTはABSと比べて表面がテカりにくく、黄ばみにくい素材として知られています。昇華印刷は文字を樹脂の中に染み込ませる方式なので、表面に印刷したものと違って文字がこすれて消える心配がほぼありません。ただし昇華印刷は、濃い地に明るい色の文字を出すのが苦手です。白いキーに濃い色の文字というこのセットの組み合わせは、昇華印刷が得意な配色です。厚さ約1.5mmは、キーボードに最初から付いている薄いキーキャップより厚めで、打鍵音が落ち着いたと感じる人が多い傾向があります。
交換の手順と注意
交換は付属のキープーラーで今のキーキャップを真上に引き抜き、新しいものを真上から押し込むだけです。スイッチを抜き差しするわけではないので、ホットスワップに対応していないキーボードでもキーキャップは交換できます。斜めに引くと軸を傷めやすいので、まっすぐ引くのがコツです。
スペースバーや左Shift、Enterのような長いキーにはスタビライザー(左右の支え)が付いています。ここは無理に引くとワイヤーが外れるため、ゆっくり持ち上げ、取り付けのときはワイヤーが左右の穴にはまっているかを確認してください。外す前にキーボード全体の写真を撮っておくと、Cherryプロファイルのどの段のキーをどこに戻すか迷わずに済みます。
競合製品との比較
| 製品 | 素材 | プロファイル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Gliging 135キー(本製品) | PBT | Cherry | 日本語配列を含む・白基調・昇華印刷 |
| EPOMAKER Sunflower 133キー | PBT | Cherry | 昇華印刷・ISO配列の表記あり・柄入り |
| Drop + Matt3o MT3 Susuwatari | ABS | 背の高いMT3 | 二色成形・レトロな見た目 |
| TIMSEKER MOG 140キー | PBT | MOG | 丸い形・ANSI配列・パステル調 |
同じCherryプロファイルのPBTで比べるなら、EPOMAKER Sunflowerが最も近い相手です。違いは見た目と配列で、柄で遊びたいならSunflower、無地の白でまとめたいなら本製品です。背の高い打ち心地が好きならMT3、丸くかわいい見た目が好きならMOG・MOA系と、プロファイルが変わると打ち心地も別物になります。日本語配列での使いやすさを重視するなら、配列表記を必ず確認してください。
おすすめユーザー
いちばん向いているのは、日本語配列のメカニカルキーボードを使っていて、付属キーキャップのテカリや軽い打鍵音から一段質感を上げたい人です。日本語配列に対応したキーキャップセットは英語配列のものより選択肢が少なく、白無地でPBT・昇華印刷という条件まで満たすものは貴重です。
白いマウスやモニターアームなど、デスク周りを白でそろえている人にも合います。初めてキーキャップを交換する人にとっても、キープーラーが付属しているので追加の道具を買わずに始められます。背の高いキーが苦手で、低めの姿勢で打ちたい人にもCherryプロファイルは素直に合います。
購入前の注意点
最大の落とし穴は「メカニカルキーボードなら何でも付く」という思い込みです。対応はMX十字軸だけで、光学スイッチとロープロファイルスイッチは対応外です。HHKBの標準モデルのような静電容量無接点方式のキーボードも、軸の形が違うため付きません。
RGBライティングを見せたい人には向きません。光を透かす設計ではないので、文字は光らず、縁から光が漏れるだけになります。光るキーボードを買ったばかりで「見た目を白くしたい」という動機なら、ライティングを諦める覚悟が必要です。
配列の細かい違いも割り切りどころです。60%・65%・75%のキーボードは右Shiftや下段の修飾キーの長さが製品ごとに違い、日本語配列の小型キーボード自体も多くありません。合わないキーが1〜2個出る可能性は残るので、その部分だけ元のキーキャップを使う前提で考えると失敗が減ります。Cherryプロファイルは段ごとに形が違うため、無理に別の段のキーで埋めると高さがそろわない点にも注意してください。
背の高いSAやOEMプロファイルに慣れている人は、最初は低く感じるかもしれません。逆に低いキーが好みなら、利点として働きます。
最後に販売情報の注意です。Amazonの掲載情報では販売元・出荷元に「Amazon US」と表示されていますが、日本のAmazonの商品ページで扱われているものです。出品者や配送元は時期によって変わることがあるため、購入画面で販売元と配送日数を確認し、画像とタイトルで対象の商品かどうかも確かめてください。
よくある質問
Q. 日本語配列のキーボードなら全部のキーが付きますか?
A. 日本語配列を含むとされていますが、小型キーボードは下段や右Shiftのサイズが製品ごとに違います。自分のキーボードのキー幅を確認し、商品画像と照らし合わせてください。
Q. バックライトは光りますか?
A. 光を透かす設計ではないため、文字は光りません。光はキーの縁から漏れる程度です。
Q. 英語配列のキーボードにも使えますか?
A. 軸がMX十字なら取り付け自体はできますが、印字や長いキーの配置は日本語配列が前提です。スペースバーなどの長さが合うかは事前に確認してください。
Q. 使っているうちにテカりますか?
A. PBTはABSよりテカりにくい素材です。長く使えば多少の変化はありますが、昇華印刷なので文字が消える心配はほぼありません。
Q. HHKBに付けられますか?
A. 標準のHHKBは静電容量無接点方式で、軸の形がMX十字ではないため付きません。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Gliging
- 販売元: Amazon US
- 出荷元: Amazon US
- ASIN: B08L7YXQ43
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





