概要
GameSir X2 Bluetooth ゲームコントローラー IOSは、スマートフォンを左右から挟み込み、携帯ゲーム機のような形にして使うBluetooth接続のモバイルコントローラーです。結論から言うと、「ケーブルを挿さずに、iPhoneでもAndroidでも使える伸縮式コントローラー」が欲しい人には筋の良い選択肢です。一方で、遅延をできるだけ減らしたい人や、端子に直接挿す方式の安定感を重視する人には、同じGameSirの端子接続モデルのほうが合います。対応OSはiOS 13.4以降とAndroid 9.0以降で、最大173mmのスマホに対応します。
本体は500mAhのバッテリーを内蔵しています。約2時間の充電で約20時間の連続使用ができるとされています。TURBO(連射)機能があるので、連打が多い場面では指の負担を減らせます。主な使い道は、Xbox Cloud Gamingなどのクラウドゲームと、Apple ArcadeやMFi対応ゲームのようにコントローラー操作を受け付けるタイトルです。
最新のユーザー評価は販売ページの表示でご確認ください。どこで不満が出やすいかは、後半の「購入前の注意点」で整理します。
主なスペックと数字の読み方
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 接続方式 | Bluetoothワイヤレス |
| Bluetooth(iOS接続時) | 4.2 |
| Bluetooth(Android接続時) | 5.0 |
| 対応スマホ幅 | 最大173mm |
| バッテリー容量 | 500mAh |
| 連続使用時間 | 約20時間 |
| 充電時間 | 約2時間 |
| 対応OS | iOS 13.4以降 / Android 9.0以降 |
まず注目したいのは、Bluetoothのバージョンが接続先のOSによって分けて書かれている点です。iOSでは4.2、Androidでは5.0とされています。どちらの場合もスマホ側の端子は使わないので、スマホの端子の形(LightningかUSB-Cか)に左右されないのがこの製品の大きな利点です。
約20時間という連続使用時間は、1日数時間遊ぶ程度なら数日に1回の充電で足りる長さです。ただし、コントローラーの電池が持っても、スマホ本体の電池は画面表示や通信で減っていきます。長時間遊ぶときに先に切れるのはたいていスマホ側なので、そちらの充電方法も考えておく必要があります。
互換性ガイド
対応OSのバージョン
対応OSはiOS 13.4以降とAndroid 9.0以降です。最近のスマホならほぼ満たしますが、古い端末をゲーム専用機として使い回す場合は注意が必要です。OSのアップデートが止まった端末では条件を満たさないことがあります。iPhoneなら設定アプリの「一般」→「情報」で、Androidなら設定の端末情報でバージョンを確認してから買うのが確実です。
物理的な適合(最大173mm)
173mmは、挟み込む方向の長さ(スマホを横に持ったときの横幅)の上限です。大型スマホの多くは収まる範囲ですが、本体の寸法だけで判断しないでください。厚手のケースやバンパー、背面のスマホリング、大きく出っ張ったカメラ部分があると、うまく挟めなかったり端末が浮いたりすることがあります。ケースを付けたまま使いたい人は、ケース込みの長さを測ってから選んでください。折りたたみスマホは形状が想定と大きく違うため、対象外と考えておくのが無難です。
接続はBluetoothだけ
この製品には有線モードがありません。USB-Cポートは充電用で、スマホとはBluetoothでつなぎます。端子に直接挿すタイプと比べると、ペアリングの手間と、わずかな入力遅延が生じる可能性があります。RPGやアクションゲーム、クラウドゲームでのんびり遊ぶ分には気にならない人が多い一方、音楽ゲームや格闘ゲームのようにタイミングがシビアなジャンルでは差を感じることがあります。
ゲーム側が対応しているか
一番多い勘違いがここです。コントローラーをつなげば、どのスマホゲームでも物理ボタンで遊べるわけではありません。 ゲーム側がコントローラー入力に対応している必要があります。iPhoneでは、Apple Arcadeの対応タイトル、MFi対応ゲーム、Xbox Cloud Gamingなどが主な遊び先です。タッチ操作しか想定していないゲームでは、ボタンを押しても反応しません。遊びたいタイトルがコントローラーに対応しているかは、ストアの説明やゲーム内の設定で事前に確認してください。
なお、元の対応サービスの説明にはGoogle Stadiaが含まれていますが、Stadiaは2023年1月にサービスを終了しています。 Stadiaで遊ぶことはもうできません。Vortexなど他のクラウドゲームサービスも提供状況が変わることがあるので、使う前に現在の状況を確認してください。
PCでの利用
メーカーが対応先として挙げているのはiOSとAndroidだけです。PCでも同じコントローラーを使い回したい場合、この製品を前提にするのはおすすめしません。対応OSにPCが含まれるGameSir X2S Bluetoothなど、別のモデルを候補に入れてください。
商品情報
最新の価格は販売ページの表示でご確認ください。セールや販売元によって価格は変わるので、購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。
発売は2021年初頭とされています。GameSirの公式ストアやAmazonで購入できます。
件数が多いぶん、使い心地は人によって受け止め方がかなり違うと考えたほうがよいでしょう。
同じ系統のモデルとの違い
GameSirには「X2」の名前が付いたモデルが複数あり、名前が似ているため取り違えやすいです。主な違いは接続方式です。
| モデル | 接続方式 | 主な対応先 |
|---|---|---|
| GameSir X2 Bluetooth(本製品) | Bluetooth | iOS 13.4以降 / Android 9.0以降 |
| GameSir X2(Type-C) | Type-C端子に直接挿す | Android(Type-C端子) |
| GameSir X2 Pro-Xbox | Type-C端子に直接挿す | Android(Type-C端子) |
| GameSir X2S Bluetooth | Bluetooth | iOS・Android・PC |
| GameSir G8+MFi | — | iPhone向け |
端子直結タイプは、ペアリングの手間がなく遅延の面でも有利ですが、端子の形が合う端末でしか使えません。本製品は端子の形を気にせずにiPhoneとAndroidを行き来できるのが強みで、遅延と接続の手軽さはある程度割り切ることになります。PCでも使いたいか、ジョイスティックの方式にこだわりたいなら、X2Sのような後発モデルを比べる価値があります。
導入の流れ
- 使う前にUSB-Cケーブルで本体を充電する(約2時間が目安) 2.
説明書の手順でペアリングモードに入れる(ボタンの組み合わせはOSごとに違うことがあるので、説明書で確認する) 3. スマホのBluetooth設定でコントローラーを選んで接続する 4.
グリップを広げてスマホを挟み、ガタつきやボタンの干渉がないか確かめる 5. ゲーム側の設定でコントローラー入力が有効になっているか確認する
うまく接続できないときは、スマホ側の登録を一度削除してからペアリングし直すと直ることがあります。ワイヤレスイヤホンなど他のBluetooth機器を同時に使っている場合も、一度外して試すと切り分けやすくなります。
おすすめユーザー
- iPhoneとAndroidの両方で同じコントローラーを使いたい人:スマホの端子を使わないBluetooth接続なので、端子の形に関係なく使い回せます。
- スマホでクラウドゲームを遊びたい人:Xbox Cloud Gamingなどで、スティックとボタンを使った据え置き機に近い操作ができます。
- 連打が多いゲームを遊ぶ人:TURBO機能で、連打が多いシューティングやアクションゲームの指の負担を減らせます。
- 充電の回数を減らしたい人:500mAhで約20時間使えるので、毎日充電する必要はありません。
購入前の注意点
向かない人から書きます。音楽ゲームや格闘ゲームでわずかな遅延も気になる人、ペアリング自体を面倒に感じる人、PCでも使いたい人には、この製品は第一候補になりません。端子直結型やPC対応を明記したモデルを選んだほうが、買ってから後悔しにくいはずです。
有線接続はできません。 USB-Cポートは充電専用です。「ケーブルでつなげば遅延が減るだろう」と考えて買うと期待と違います。
ゲーム側の対応が必要です。 コントローラーに対応していないゲームでは物理ボタンは使えません。また、Google Stadiaは2023年1月に終了しているので、古い紹介記事やパッケージの対応表記をそのまま信じないでください。
ケースと端末の形状を確かめてください。 最大173mmに収まっても、ケースの厚みやカメラの出っ張り、リングの有無で装着できないことがあります。挟んだ状態でスマホ側の充電端子やイヤホン端子にケーブルを挿せるかどうかも、端末の端子の位置とグリップの形しだいです。長時間遊ぶ人は事前に確認してください。
低評価のレビューで挙げられている点が、自分の使い方で問題になるかどうかを確かめてから買うのがおすすめです。
名前の似たモデルと取り違えないでください。 「GameSir X2」には、Type-C端子に挿すAndroid用のモデルもあります。iPhoneで使うつもりで端子接続モデルを買ってしまうと使えないことがあるので、商品名に「Bluetooth」が入っているか、ASIN(B09155BTFX)が一致しているかを確認してください。商品名は「IOS」と付いていますが、Android 9.0以降にも対応しています。
よくある質問
Q. iPhoneで使えますか?
A. iOS 13.4以降のiPhoneで、Bluetooth(4.2)接続で使えます。スマホの端子は使わないので、LightningでもUSB-Cでも関係ありません。
Q. Androidでも使えますか?
A. Android 9.0以降に対応しており、Android側はBluetooth 5.0で接続します。
Q. ケーブルでつないで遅延を減らせますか?
A. できません。有線モードは無く、USB-Cポートは充電用です。遅延を重視するなら、Type-C端子に直接挿すGameSir X2系のモデルを検討してください。
Q. どのスマホゲームでも使えますか?
A. いいえ。
Q. スマホケースを付けたまま使えますか?
A. ケース込みの長さが173mm以内で、厚みや出っ張りが少なければ使えることが多いです。ただし確実ではないので、心配ならケースを外すことを前提に考えてください。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: GameSir
- ASIN: B09155BTFX
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





