概要
Corsair HX1500i (2023) は、2023年にリリースされたハイエンド向け電源ユニットです。定格出力1500W、80 PLUS プラチナ認証を取得しており、最大92%の効率を実現。インテルATX 3.0規格に準拠し、第5世代PCIeプラットフォームとの互換性を備えています。完全モジュラーケーブル設計で、必要なケーブルのみを接続でき、システムの配線をすっきりとまとめられます。特に、電力消費の大きなハイエンドマルチGPU構成や、長時間負荷のかかるクリエイティブワーク向けに設計されたモデルです。
140mm流体動圧軸受(FDB)ファンを搭載し、負荷に応じてファン回転数を制御するセミファンレスモードに対応。静音性と長寿命を両立しています。また、Corsair独自のiCUEソフトウェアに対応しており、ファンカーブのカスタマイズ、電力監視、シングルレール/マルチレールOCPの切り替えが可能です。過渡的な電力サージにも耐える設計で、最新のグラフィックカードやCPUを安定して駆動できます。
市場での立ち位置としては、明らかにハイエンド帯に属します。1500Wという容量は一般ユーザーにはオーバースペックですが、複数GPUを扱うプロフェッショナルや、将来的な拡張を見据えたエンスージアストには理想的な選択肢です。
互換性ガイド
- フォームファクター:ATX標準サイズ(奥行き200mm)で、ほとんどのミドルタワー以上のケースに適合します。ただし、ケース内部の奥行きが200mm以上あることを確認してください。
- 電源コネクタ:20+4ピンATX、4+4ピンEPS×2、6+2ピンPCIe×6、12+4ピン12VHPWR×1(550W対応)、SATA×16、ペリフェラル×8など。最新のGeForce RTX 40シリーズやRadeon RX 7000シリーズにも標準対応。
- ATX 3.0規格対応:高負荷時の過渡応答が厳しい新世代グラフィックボードでも安定した電力供給を実現。
- 電源容量の目安:単体GPU構成なら850W〜1000Wで十分なことが多いですが、HX1500iはマルチGPUやオーバークロック前提のシステム向けです。
商品情報
- 発売時期:2023年夏ごろ。
- 販売経路:Corsair公式ストア、通販サイト、家電量販店などで購入可能。
- 保証期間:10年間のメーカー保証付き。
- 定格出力:1500W(+12Vレール単独で1500W出力可能)。
- 効率認証:80 PLUS プラチナ(115V入力時最大92%)。
- ATXバージョン:Ver.3.0準拠、PCIe 5.0 Gen5(12VHPWR)対応。
- 冷却ファン:140mm FDBファン(Zero RPMモード対応)。
- モジュラー設計:完全モジュラー式で、すべてのケーブルが着脱可能。
- サイズ:150×150×200mm(W×H×D)。
- 重量:約3.2kg(ケーブル含まず)。
この製品はハイエンドクラスの電源ユニットです。1500Wという容量とプラチナ認証は、最大限の信頼性と安定性を求めるユーザー向けに位置付けられています。
おすすめユーザー
- ハイエンドゲーミングPC(マルチGPU構成):RTX 4090 SLIやRTX 5090デュアル構成など、極限のゲーム性能を追求したい場合。1500Wの余裕がピーク時の瞬時消費電力にも耐えられる。
- クリエイターワークステーション:CPUとGPUをフルロードで何時間も使い続ける動画編集や3Dレンダリング環境。安定した電力供給と高効率が長時間作業の信頼性を支える。
- 将来に備えた自作PC:数年後のアップグレードも見越して、最初から強力な電源を積んでおきたいビルダー。一度購入すれば10年近く使い続けられる。
- こんな人には向かない:1500Wまでは必要ないケース(シングルGPUで十分なゲーマーやライトユーザー)。価格も高いので、500W〜850Wクラスの電源で事足りるなら、そちらを選ぶほうが経済的。
購入前の注意点
- 通常のシングルGPU構成では容量過多になることがほとんどです。予算の無駄になりかねないので、本当に1500Wが必要か冷静に判断しましょう。
- ケースの奥行きが200mm未満だと収まらない可能性があります。購入前にケースの電源ユニット設置スペースを必ず確認してください。
- 12VHPWRケーブルは付属していますが、ケーブルの曲げ半径に注意が必要です。Corsair提供のケーブルは比較的柔らかいですが、無理な曲げは避けましょう。
- iCUEソフトウェアを使用する場合、USBケーブルをマザーボードに接続する必要があります。一部のビルダーはUSB接続を忘れがちなので、配線時に注意。
- 競合製品としては、be quiet! Dark Power Pro 13 1600WやSeasonic Prime TX-1600などがありますが、HX1500iはiCUE対応と10年保証が際立つ強みです。
よくある質問
Q: HX1500iはRTX 5090に十分対応できますか?
A: はい、十分です。RTX 5090のTBPが約600Wと言われていますが、1500Wの電源ならシングル構成はもちろん、SLIやマルチGPUでも余裕を持って駆動できます。12VHPWRコネクタも標準装備。
Q: 800Wのシステムにこの電源を使っても効率は悪くなりませんか?
A: 80 PLUS プラチナ認証は20%負荷(300W)〜100%負荷(1500W)の範囲で92%以上の効率を維持します。800W負荷(約53%負荷)は効率のピーク域に近いため、効率面の問題はほとんどありません。ただし、価格差を考えるとコストパフォーマンスは悪くなります。
Q: iCUEを使わなくてもファンスピードは自動制御されますか?
A: はい、通常はiCUEなしでも負荷に応じてファンが自動制御されます。ただし、Zero RPMモードやカスタムファンカーブを使いたい場合はiCUEのインストールが必要です。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: CORSAIR
- 販売元: 入船商会四条(全国送料無料)
- 出荷元: 入船商会四条(全国送料無料)
- ASIN: B0BZ1JPSF7
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





