この記事ではCooler Master Hyper 622 HALO BLACK 6本ヒートパイプ デュアルタワー&ファン LGA1700・AM5・AM4対応 空冷CPUクーラー RR-D6BB-20PA-R1 FN1958を詳しく紹介します。
概要
Cooler Master Hyper 622 HALO BLACKは、ミドルハイ向けCPUクーラーとして設計されたデュアルタワー空冷モデルです。6本のヒートパイプが両側のヒートシンクに効率的に熱を伝え、2基の120mm Halo 2 ARGBファンが強力なエアフローを生み出します。最新のIntel LGA1700およびAMD AM5/AM4ソケットに対応しており、Core i7/Ryzen 7クラスまでのCPUを安定して冷却できる実力を持っています。ヒートシンク高さは157mmに抑えられており、多くのATXケースに収まる設計です。
RGBファンは外縁にデュアルループLEDを採用し、光の表現が美しいのが特徴。ファンコントローラー不要でマザーボードのARGBヘッダーと連携し、PC全体のイルミネーションを統一できます。冷却性能と静音性のバランスが良く、ゲーミングPCやクリエイター向けワークステーションで、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
付属品には高性能サーマルグリスCryoFuzeが含まれており、箱から出してすぐに取り付けられます。日本正規代理店品として2年間の保証が付くため、安心して長く使えるのもポイントです。
互換性ガイド
- 対応ソケットはIntel LGA1700/1200/1151/1150/1155/1156、AMD AM5/AM4です。Intel LGA1851には非対応なので、Arrow Lakeを搭載した最新プラットフォームには使えません。
- ヒートシンクの高さは157mm。多くのミドルタワーケース(幅200mm以上)なら問題なく収まりますが、Mini-ITXケースや幅の狭いケースでは事前に最大クリアランスを確認してください。
- メモリとの干渉は抑えられていますが、ヒートシンクの張り出しが片側に約45mmあるため、最初のメモリスロットに大型ヒートシンク付きメモリを使う場合は取り付け方向やスロット位置を調整する必要があります。
- ファンコネクタは4ピンPWM(ファン制御)と3ピンARGB(LED制御)が別々に必要です。マザーボードにARGBヘッダーがない場合は、別途コントローラーを購入してください。
商品情報
Cooler Master Hyper 622 HALO BLACK(型番:RR-D6BB-20PA-R1)は、2023年初頭に発売された空冷CPUクーラーです。市場での立ち位置はエントリークラスではなく、ミドルハイレンジに相当します。6本のヒートパイプとデュアルタワー設計により、TDP約220WまでのCPUを冷却可能で、簡易水冷に迫る性能を持ちながら、ポンプ故障のリスクがありません。
- ファンサイズ:120×120×25mm Halo 2 ARGBファン×2基
- ファン回転数:650~2050 RPM(PWM制御)
- エアフロー:最大51.88 CFM
- 静圧:最大2.89 mmH₂O
- ノイズレベル:最大27 dBA
- ベアリング:ライフルベアリング
- 消費電力:3.36W(ファン合計)
- 対応ソケット:Intel LGA1700/1200/1151/1150/1155/1156、AMD AM5/AM4
- 製品サイズ:125×137×157mm(幅×奥行×高さ)
- 重量:約800g
- 保証期間:2年間(日本正規代理店品)
おすすめユーザー
- ゲーミングPCを組む方:Core i5-14600KやRyzen 7 7800X3Dといったゲーミング向けCPUの冷却に最適です。負荷が高いシーンでも温度を70~80℃台に抑えられ、簡易水冷と同等のパフォーマンスを空冷で実現できます。ただし、Core i9やRyzen 9のフルロードにはやや厳しいため、そうしたハイエンドCPUを常用するなら360mmラジエーターの水冷を検討しましょう。
- 静音性を重視する方:アイドル時は650rpmまで低回転で動作し、27dBAの最大ノイズはヘッドホンを着ければほぼ気になりません。強制空冷ならではのファンノイズはありますが、ポンプ音のない空冷のメリットを享受できます。
- RGB同期を楽しむ方:Halo 2ファンのデュアルループLEDはアドレッサブルRGBに対応し、マザーボードのARGB制御で他パーツと光を連動させられます。単色イルミネーションやレインボー効果など、好みに合わせた演出が可能です。
購入前の注意点
- このクーラーはIntel LGA1851(Arrow Lake)には非対応です。2024年以降の新型ソケットを使う予定があるなら、互換性を確認した別製品を選んでください。
- 157mmの高さはミドルタワーケースの多くに収まりますが、サイドパネルにファンや突起があるケースでは干渉する可能性があります。購入前にケースのCPUクーラー最大高を必ず調べましょう。
- デュアルタワー構成のため、ケース内のエアフローを考慮する必要があります。特にトップファンが120mm以上あるケースでは、クーラーの排気がケーブルやマザーボード裏に当たって乱流を起こしやすいため、ケーブルマネジメントを丁寧に行う必要があります。
- 競合としてはDeepcool AK620やNoctua NH-D15などの同価格帯デュアルタワー空冷があります。Hyper 622 HALO BLACKはRGB機能で差別化されていますが、冷却性能の絶対値ではNoctua NH-D15の方がやや優れます。光るクーラーが欲しいか、少しでも温度を下げたいかで選び分けると良いでしょう。
よくある質問
Q: Ryzen 7 7800X3Dにこのクーラーは十分ですか?
A: 十分です。7800X3DのTDPは120Wと控えめで、ゲーム時の消費電力も80W前後に留まるため、Hyper 622 HALO BLACKで十分冷やせます。ただし、PBO(Precision Boost Overdrive)を有効にして高クロックを狙う場合は、ケースエアフローとの組み合わせで温度が80℃を超える場合があるため、その点はご了承ください。
Q: メモリとの干渉はありますか?
A: ヒートシンクの高さを抑えた設計のため、多くのメモリとは干渉しません。ただし、最初のスロット(A2/B2)に巨大なヒートシンク(例:Corsair Dominator Platinumシリーズ)を装着する場合、ファンの位置を調整するか、ファンを手前側にずらして取り付ける必要があります。通常のDDR5メモリであれば問題なく使えます。
Q: Intel LGA1700とLGA1851の違いは?このクーラーはどちらに対応しますか?
A: LGA1851はLGA1700と同じ物理サイズですが、マウンティングの高さやバックプレートが異なるため、Hyper 622 HALO BLACKはLGA1851に非対応です。発売時の情報ではLGA1700のみ対応と明記されており、LGA1851用のアップグレードキットも提供されていません。Arrow Lake CPUを検討している場合は、別のクーラーを選んでください。





