この記事ではWAVLINK USB 3.0Aを詳しく紹介します。

概要

WAVLINKが提供するUSB 3.0/Type-CデュアルHDMIアダプターは、ノートPCやデスクトップPCに手軽にマルチモニター環境を追加できるミニドッキングステーションです。本体は非常にコンパクトで、ケーブル長約12cmと机の上でも邪魔になりません。最大解像度はシングル出力時に2560×1440(2K)@60Hz、デュアル出力時には片方を2K、もう片方をフルHD(1920×1080)@60Hzで運用可能。Windows、Mac、Chrome OS、Android(OTG対応)と幅広いOSに対応しており、ビジネスユーザーやリモートワーカーにとって強力な味方となります。
ただし、本製品はドライバーのインストールが必須であり、プラグアンドプレイには非対応。また、メーカーはゲーミングやグラフィックを多用する作業、HDCP保護コンテンツの再生には推奨していません。あくまでウェブブラウジングやOffice文書作成、資料表示といった業務用途に特化した製品と言えるでしょう。

接続・互換性

  • ホスト側インターフェース:USB 3.0 Type-A(USB-Cアダプター同梱)
  • 出力:HDMIポート×2
  • 対応解像度:シングルで2560×1440@60Hz、デュアルで1×2560×1440@60Hz+1×1920×1080@60Hz
  • 対応OS:Windows 7/8/8.1/10/11、macOS 10.10以降、Chrome OS、Android(OTG機能付き)
  • 非対応:Linux、iPad OS
    USB-C側のアダプターが付属しており、Thunderbolt 3/4やUSB4ポートにも接続可能。ただし、画面出力に対応したUSB-Cポート(DisplayPort Alt Mode)が必要なわけではなく、通常のUSB 3.0ポートでも映像出力が可能な点が特徴です。これは独自のドライバーがUSB経由で映像信号を変換しているためで、汎用性が高い反面、グラフィック性能はホストのCPU負荷に依存します。

商品情報

  • 発売時期:2021年前後(確認中)
  • 価格帯:約8,000円前後(通販サイト参考価格)
  • 保証期間:24ヶ月間の製品保証+生涯テクニカルサポート
  • 付属品:USB 3.0 to HDMIデュアルディスプレイアダプター本体、USB-C変換アダプター、ドライバーリンク入りCDカード、クイックスタートガイド
  • 本体サイズ:137×92×20mm
    市場での立ち位置としては、USB接続型のマルチディスプレイアダプターとしてはエントリー〜ミドルクラスに位置します。DisplayLink系チップを搭載した競合製品と同等の機能を持ちながら、価格はややリーズナブル。ただし、DisplayLink非搭載のため、一部のアプリケーションやゲームではパフォーマンスが不足する可能性があります。

おすすめユーザー

  • ノートPCでデュアルモニターを使いたいビジネスユーザー:USBポートしか空いていないノートPCでも、このアダプターを使えばデスクトップ並みのマルチディスプレイ環境を構築できます。OfficeソフトやWebブラウザ、メールクライアント程度の用途なら十分な実用性です。
  • リモートワークや在宅勤務で資料表示を増やしたい方:ZoomやTeamsでの会議中に資料を別画面に表示する、といった使い方に最適。解像度もフルHD以上が確保できるため、文字のつぶれが気になりません。
  • Macユーザーで外部モニターを増設したい方:macOS 10.10以降に対応しており、特にUSB-C/Thunderboltポートが少ないMacBookシリーズで重宝します。ただし、M1/M2チップ搭載Macの場合は互換性に注意が必要です(メーカーサイトで最新ドライバーを確認してください)。
    一方、以下のようなユーザーにはおすすめしません。
  • ゲームや動画編集などGPU描画を多用する作業を行う方(遅延や描画品質が低下します)
  • Netflixや通販サイト Prime VideoなどのHDCP保護コンテンツを視聴したい方(再生できません)
  • LinuxやiPad OSでの使用を考えている方(非対応)