概要

TEAMGROUP(旧称Team)のMP44Qは、2TBという大容量を手頃な価格で実現したNVMe M.2 SSDです。インターフェースはPCIe Gen4x4に対応し、シーケンシャル読込最大7,000MB/s、書込最大5,900MB/sという高速性能を備えています。3D QLC NANDフラッシュを採用することで、TBクラスの容量を低コストで提供し、ゲームのインストールや大容量データの保存に最適な製品です。
DRAMレス設計ながらHMB(Host Memory Buffer)に対応し、SLCキャッシング技術を組み合わせることでQLC特有の速度低下を抑えています。また、特許取得のグラフェン放熱シートを搭載しており、薄型ながら効率的な放熱を実現。マザーボードのヒートシンクと干渉せずに装着できる点も魅力です。
市場での立ち位置としては、エントリーからミッドレンジのユーザーに向けたコストパフォーマンス重視のモデルです。システムドライブとしてもセカンドドライブとしても使える柔軟性を持ち、特に予算を抑えつつ大容量のストレージを求める方に適しています。

互換性ガイド

MP44QはM.2 2280フォームファクターを採用しており、NVMe M.2スロットを備えたデスクトップPCやノートPCに搭載できます。インターフェースはPCIe Gen4x4ですが、PCIe Gen3スロットでも下位互換性があり、その場合はGen3の速度(約3,500MB/s程度)で動作します。
対応するOSはWindows、macOS、Linuxなど主要なものをカバーしています。PS5などのゲーム機にも内蔵SSDとして使用可能ですが、PS5の場合はヒートシンクが別途必要になる場合があります。マザーボードによっては、M.2スロットの位置によってヒートシンクの干渉が発生する可能性があるため、事前にマニュアルを確認することをおすすめします。

商品情報

MP44Qは2024年に発売された比較的新しいモデルで、2TBモデルの実売価格は約15,000〜20,000円前後(時期により変動)です。保証期間は5年間(またはTBW到達まで)で、日本国内でのサポートも受けられます。
市場での立ち位置はエントリーからミッドレンジです。理由はQLC NANDとDRAMレス設計によりコストを抑えている一方、PCIe Gen4の高速転送に対応しているためです。TDPは公表されていませんが、一般的なNVMe SSDと同程度の消費電力です。

おすすめユーザー

  • 大容量ゲームストレージを求めるゲーマー
    近年のAAAタイトルは100GBを超えるものも珍しくありません。2TBの容量があれば、複数の大型ゲームを同時にインストールしても余裕があります。読み出し速度が速いため、ゲームのロード時間短縮にも貢献します。ただし、頻繁な書き込みが発生するワークロード(動画編集など)にはQLCの特性上、向いていない場合があります。
  • コスト重視でセカンドドライブを探しているユーザー
    システムドライブには高速なTLC SSDを使い、データ保存用のセカンドドライブとしてMP44Qを選ぶのは賢い選択です。大容量を低価格で手に入れられるため、写真や動画のアーカイブ、ゲームのインストール先として最適です。
  • ノートPCのストレージを増設したいユーザー
    M.2 2280対応のノートPCであれば、簡単に増設できます。グラフェン放熱シートが薄型なので、ノートPCの限られたスペースでもヒートシンクの干渉を気にせずに取り付けられます。ただし、ノートPCによってはM.2スロットの仕様が異なるため、事前に互換性を確認してください。

購入前の注意点

MP44QはQLC NANDを採用しているため、TLC NAND搭載のSSDと比較すると書き込み耐久性(TBW)が低めです。2TBモデルのTBWは公表されていませんが、一般的なQLC SSDと同程度と想定されます。大量の書き込みを頻繁に行う用途(動画編集の書き出しやデータベースサーバーなど)には不向きです。
DRAMレス設計であるため、HMBが有効でない環境(一部の古いマザーボードや特定のチップセット)ではパフォーマンスが低下する可能性があります。また、SLCキャッシュが枯渇した後の書き込み速度は大幅に低下するため、大容量ファイルの連続書き込みには注意が必要です。
競合製品としては、同じ価格帯のTLC SSD(例:Crucial P3 PlusやWD Blue SN580など)と比較すると、書き込み耐久性で劣る一方、容量単価では優位に立つことがあります。自分の使用パターンに合った製品を選びましょう。

よくある質問

Q: PS5に取り付けられますか?
A: はい、PS5の内蔵M.2スロットに取り付け可能です。ただし、PS5ではヒートシンクの装着が必須となるため、別途PS5対応のヒートシンクを用意する必要があります。また、PS5の推奨転送速度(5,500MB/s以上)を満たしているため、問題なく使用できます。
Q: システムドライブとして使っても問題ありませんか?
A: システムドライブとしても使用可能ですが、OSの起動やアプリケーションの読み込みは高速です。ただし、頻繁な書き込みが発生するOSのアップデートやキャッシュ書き込みでは、QLCの特性上、TLC SSDより寿命が短くなる可能性があります。システムドライブとして使う場合は、定期的なバックアップをおすすめします。
Q: ヒートシンクは必要ですか?
A: 製品にはグラフェン放熱シートが付属しており、通常の使用では追加のヒートシンクは不要です。ただし、長時間の高負荷書き込みを行う場合や、エアフローの悪いケースでは、マザーボード付属のM.2ヒートシンクを使用することを検討してください。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: TEAMGROUP
  • 販売元: TEAMGROUP【公式ストア】
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B0CZMZQ8MW
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。