概要

シリコンパワーが手がけるP34A60シリーズは、PCIe 3.0接続のNVMe SSDとして長く親しまれてきたシリーズです。その中でも本モデルSP002TBP34A60M28は容量2TBを備え、読み出し最大2500MB/s、書き込み最大2100MB/sというスペックを実現しています。M.2 2280フォームファクターに対応しており、デスクトップPCはもちろん、M.2スロットを備えたノートPCにも幅広く使えるのが魅力です。
この製品の大きな特徴は、エントリー〜ミドルクラスに位置しながら大容量を手頃な価格で手に入れられる点です。PCIe 3.0世代のドライブではありますが、日常的なOS起動やアプリケーションの読み込み、ゲームのロード時間短縮といった用途では十分なパフォーマンスを発揮します。NVMe 1.3規格に対応し、データ保全のために強化されたRAIDエンジンを搭載しているのも安心材料です。
市場での立ち位置としては、最新のPCIe 4.0やPCIe 5.0製品と比べると転送速度では一歩譲りますが、その分価格が抑えられており、コストパフォーマンスを重視するユーザーに適した製品です。2TBという大容量を備えながら、5年間の保証と国内サポートが付帯している点も、長く使いたい人にとっては心強いポイントです。

互換性ガイド

本製品はM.2 2280サイズのNVMe SSDです。対応インターフェースはPCIe 3.0 x4で、NVMe 1.3に準拠しています。マザーボード側にM.2スロットがあれば、デスクトップPCではそのまま取り付け可能です。
ノートPCに使う場合も、M.2 2280サイズのスロットを備えているモデルであれば問題なく装着できます。ただし、一部の小型ノートPCではM.2 2230やM.2 2242といった短いサイズしか対応していない場合があるため、購入前に必ずお使いのPCの仕様を確認してください。
また、PCIe 3.0世代のドライブですので、PCIe 4.0対応のM.2スロットに挿した場合はPCIe 3.0の速度で動作します。逆に、古いマザーボードのM.2スロットがPCIe 2.0までしか対応していない場合は、その速度に制限されます。最大限のパフォーマンスを引き出すには、PCIe 3.0以上のM.2スロットを備えた環境が望ましいです。

商品情報

本製品は2021年10月に発売されたモデルで、型番はSP002TBP34A60M28です。容量は2TBで、読み出し最大2500MB/s、書き込み最大2100MB/s、TBWは1200と公表されています。市場での立ち位置はエントリー〜ミドルクラスで、PCIe 3.0世代のNVMe SSDの中では大容量かつ手頃な価格帯に属します。5年間の保証と国内サポートが付帯しているのも特徴です。

おすすめユーザー

  • ゲームをたくさんインストールする人。2TBという大容量で、最新タイトルを複数入れても容量不足になりにくく、ロード時間もHDDから大きく短縮できます。ただし、PCIe 4.0対応の高速ドライブを求める人には物足りないかもしれません。
  • 動画編集や写真管理など、大容量のデータを扱うクリエイター。作業ファイルをSSD上に置くことで、読み書きの待ち時間を減らせます。ただし、4K動画の長時間編集など、より高い転送速度が必要なワークフローには不向きです。
  • 古いPCのストレージをHDDからSSDに換装したい人。M.2スロットがあれば簡単に交換でき、OSの起動やアプリの立ち上がりが体感できるほど速くなります。ただし、M.2スロットがない古いPCでは使えません。

購入前の注意点

本製品はPCIe 3.0世代のSSDですので、最新のPCIe 4.0やPCIe 5.0対応製品と比べると転送速度は控えめです。特に大容量ファイルのコピーや書き込みが多い作業では、その差を感じる場面があるかもしれません。
実際の耐久性は使用環境や書き込み量によって異なりますので、過度な書き込みを続ける使い方は避けたほうが良いでしょう。
さらに、M.2 SSDは発熱しやすいパーツです。特にノートPCなど放熱環境が限られるケースでは、長時間の高負荷書き込みで温度が上昇し、パフォーマンスが低下する可能性があります。デスクトップPCで使う場合は、マザーボード付属のヒートシンクや市販のM.2用ヒートシンクの併用を検討すると安心です。

よくある質問

Q: このSSDはPS5に使えますか?
A: PS5はM.2 SSDの拡張スロットを備えていますが、対応要件としてPCIe 4.0が必須です。本製品はPCIe 3.0世代ですので、PS5の拡張ストレージとしては使用できません。PC向けの製品とお考えください。
Q: クローンソフトは付属していますか?
A: 付属品の詳細は提供データに含まれていません。HDDからSSDへの換装を考えている場合は、お使いのマザーボードメーカーが提供するクローンソフトや、無料のクローンソフトを別途用意することをおすすめします。
Q: このSSDの速度は体感できますか?
A: HDDやSATA SSDからの乗り換えであれば、OSの起動やアプリの読み込みが速くなったと体感できるはずです。ただし、PCIe 4.0対応のSSDからの乗り換えでは、体感できる差はほとんどありません。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: シリコンパワー
  • ブランド名: SP Silicon Power
  • 型番: SP002TBP34A60M28
  • ASIN: B09GRBF4SD
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。