この記事ではONKYO SE-200PCI WAVIO PCIデジタルオーディオボードを詳しく紹介します。

概要

ONKYO SE-200PCI WAVIOは、同社のWAVIOシリーズの中でも最高峰と謳われたPCI接続のサウンドカードです。搭載チップはVIA Envy24HTで、DACにWolfson WM8740を採用し、独自のVLSC(Vector Linear Shaping Circuit)回路により再生S/N比115dBを達成しています。2ch出力回路は左右独立のシンメトリー配置で、電源部も左右独立とすることで信号の相互干渉を抑え、高品質なアナログ出力を実現しました。 入力端子は角型SPDIF×1、ライン入力×2、マイク入力×1。出力端子は角型SPDIF×1、アナログ7.1ch×1、アナログ2ch×1を備え、多彩なオーディオ機器との接続が可能です。ただし、インターフェースはPCI(従来型)であり、近年のマザーボードではPCIスロットそのものが搭載されていないケースが多いため、互換性には注意が必要です。

接続・互換性

本製品はPCIバス接続のサウンドカードです。対応するスロットはPCI(32bit/33MHz)で、PCI Expressではありません。そのため、2020年代以降のマザーボードではPCIスロットが省略されていることが多く、使用するにはPCIスロット搭載の旧型マザーボードか、PCIe→PCI変換アダプターが必要になります。 出力端子として、7.1chアナログ出力(3.5mmジャック×3、または専用コネクター経由)と2chアナログ出力(RCA or 3.5mm)を備え、デジタル出力は角型光SPDIFです。入力はライン入力(ステレオ×2)、マイク入力(モノラル)、そして光デジタル入力も搭載。ゲーム機やCDプレーヤーなどの外部機器を接続して録音することも可能です。 Windows 10/11でもドライバーが提供されていれば動作しますが、Onkyoの公式サポートは終了しているため、コミュニティドライバーや汎用ドライバーに頼る場合があります。最新OSでの安定性は保証されません。

商品情報

本製品は2000年代中盤に発売されたハイエンドサウンドカードです。当時の価格帯は2万円前後でしたが、現在は中古市場や一部在庫のみで流通しており、Amazonなどで1万円台前半で入手可能です。保証はメーカー保証期間を過ぎているため、購入時は動作確認と返品可能なショップを選ぶことをおすすめします。 付属品はサウンドカード本体、ドライバCD、マニュアル、そしておそらくブラケット類のみ。現在の環境ではドライバCDの内容は古いため、メーカーサイトやアーカイブから最新ドライバーを入手する必要があります。 市場での位置づけとしては、PCI接続のサウンドカードとしてはハイエンドクラス。VLSC回路やWolfson WM8740 DAC、高精度クロック(発振周波数偏差±10PPM)など、オーディオマニア向けの高品質パーツをふんだんに使っています。

おすすめユーザー

レガシーPCオーディオ愛好家:音楽制作やハイレゾ再生にこだわりたいが、PCIスロットを搭載した旧型PCを保有している方。SPDIF入出力も備えているため、外部DACとの接続も可能です。 クラシックゲーム用PCを組むユーザー:Windows XP/Vista/7時代のゲームを楽しむために、サウンドブラスター系以外の高音質サウンドカードを探している方。ただし、DOS/V時代のゲームには対応していません。 * PCIサウンドカードのコレクター:また、PCIスロット自体が希少になりつつあるため、歴史的な価値を感じるコレクターアイテムとしても興味深い一品です。 一方、最新のゲーミングPCや現行OSで即座に使いたい方には向きません。PCIスロットがないマザーボードでは変換アダプターが必要で、互換性トラブルも発生しやすいです。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Onkyo
  • ASIN: B000KQGM4C
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。