この記事ではCORSAIR HS80 RGB WIRELESS ホワイト ワイヤレス プレミアムゲーミングヘッドセットを詳しく紹介します。
概要
CORSAIR HS80 RGB WIRELESS ホワイトは、CORSAIRのワイヤレスゲーミングヘッドセットの上位モデルです。50mmネオジムドライバーと、PCで使えるDolby Atmosが中心の製品です。結論を先に書くと、PCかPS5/PS4で専用ドングルによる低遅延ワイヤレスを使いたい人には有力な候補になります。一方で、スマホやSwitch、Macと1台で兼用したい人には向きません。接続手段がUSBドングルとUSB有線だけで、Bluetoothも3.5mmアナログ入力も無いためです。
低遅延をうたうSLIPSTREAM WIRELESSにより、ワイヤレスでも音切れや遅延を気にしにくい作りです。全指向性マイクは跳ね上げるとミュートになり、LEDでミュート状態を確認できます。通気性の良い布素材とメモリーフォームのイヤーパッドで、長時間の装着も考えて作られています。ホワイトカラーは、白いPCケースや白基調のデスク周りと合わせやすい色です。
一方で重さは約378gあり、軽いモデルではありません。Amazonのレビュー評価も5つ星のうち3.9(230件、2026年9月25日取得時点)で、全員が絶賛している製品ではありません。この記事では、合う人と合わない人の境目を具体的に整理します。
互換性ガイド
登録情報上の対応環境は、PC(Windows 10/11)、PS5、PS4の3つです。Macは非対応で、3.5mmのアナログ接続にも対応していません。XboxやNintendo Switch、スマートフォンは対応表に載っていないため、動作保証外と考えてください。USBで挿せばどの機器でも鳴るだろうと考えて買うと、最初にここでつまずきます。
接続方法は2つです。1つ目は2.4GHz帯のSLIPSTREAMワイヤレスで、付属のUSBドングルをPCやPS5/PS4に挿して使います。ワイヤレス範囲は登録値で最大15mなので、同じ部屋の中なら距離で困ることはまずありません。ただし、壁や金属製のPCケースを挟むと電波は弱くなります。ドングルはケース背面よりも、前面ポートやUSB延長ケーブルの先に挿すほうが安定しやすいです。
2つ目はUSB有線接続です。24bit/96kHzのハイレゾ再生に対応し、充電しながら使えます。バッテリーが切れそうなときや、音楽を高音質で聴きたいときの選択肢になります。
Dolby AtmosはPCで使う機能です。PS5/PS4ではDolby Atmosは使えず、立体音響は本体側の設定に従います。また、イコライザーやRGB照明を細かく調整するCORSAIR iCUEはPC用のソフトです。コンソール専用で使う場合、音の細かな調整はほとんどできないと考えてください。PS5がメインでも、初期設定やファームウェア更新用にWindows PCが1台あると安心です。
| 環境 | 対応 | 補足 |
|---|---|---|
| Windows 10/11 PC | 対応 | Dolby Atmos・iCUEでの調整が可能 |
| PS5 / PS4 | 対応 | USBドングル経由。Dolby AtmosとiCUEは使えない |
| Mac | 非対応 | 登録情報上の対応外 |
| スマホ / Switch / Xbox | 対応表に記載なし | Bluetoothと3.5mmが無いため兼用は難しい |
商品情報
CORSAIR HS80 RGB WIRELESS ホワイトの型番はCA-9011236-APです。主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ドライバーサイズ | 50mm |
| 周波数特性 | 20Hz - 40kHz |
| インピーダンス | 32Ω |
| 感度 | 116dB |
| ワイヤレス範囲 | 最大15m |
| バッテリー持続時間 | 最大20時間(RGB点灯時)/ 最大30時間(RGBオフ時) |
| 重量 | 約378g |
| マイクタイプ | 全指向性(フリップミュート) |
周波数特性の上限40kHzは人の耳で聞こえる範囲を超えており、主にハイレゾ再生向けの数字です。ゲーム中に効いてくるのは、50mmドライバーの余裕と、116dBという感度のほうです。音量が足りずに困ることはまず無いでしょう。バッテリーはRGBを点けると最大20時間、消すと最大30時間です。装着中は自分から光が見えないので、照明が要らないならオフにして持ち時間を延ばすのが合理的です。
付属品はUSBドングルと、充電用のUSB-C to USB-Aケーブルです。3.5mmケーブルは付いていません。保証期間は2年とされていますが、条件は販売店や購入時期で変わることがあるので、購入時に確認してください。
価格は2026年9月25日取得時点で、Amazon.co.jpで¥19,172です。セールや在庫で大きく変わるので、購入前に商品ページで最新の価格を確認してください。2万円前後の価格帯で、PC向けDolby Atmosと専用ドングルによる低遅延ワイヤレスの両方を備えている点が、この製品の分かりやすい特徴です。
装着感・音・マイクの実際
約378gは300g台後半で、軽いモデルと比べると首や頭頂部に重さを感じやすい部類です。布素材とメモリーフォームのイヤーパッドで蒸れにくさと当たりの柔らかさは考えられていますが、重さそのものは変わりません。数時間続けて遊ぶ人ほど、この重さの差が効いてきます。眼鏡をかける人は、締め付けの強さとの相性を店頭で試せるなら試すのが確実です。
音の面では、50mmドライバーとPCでのDolby Atmosにより、足音や銃声の方向がつかみやすくなります。ただし、バーチャルサラウンドは音の聞こえ方そのものを変えます。競技系FPSではステレオのほうが定位をつかみやすいと感じる人もいます。iCUEでAtmosのオンとオフを両方試し、自分が聞き取りやすいほうを選ぶのがおすすめです。
全指向性マイクは声を自然に拾う一方、周りの音も拾いやすい方式です。メカニカルキーボードの打鍵音や、エアコン・PCファンの音が入りやすい点は理解しておきましょう。ボイスチャットでうるさいと言われたら、マイクの位置を口元に寄せるか、Discordなどのノイズ抑制機能を併用すると改善しやすいです。跳ね上げミュートとLED表示は、配信中やボイスチャット中のうっかり発言を防ぐのに役立ちます。
競合製品との比較
同じCORSAIRには、HS65 WIRELESSやHS55 WIRELESSといった下位モデルがあります。予算を抑えたい人や、もっと軽いモデルを探している人は比較する価値があります。Bluetoothの有無などの仕様は、それぞれの製品ページで確認してください。
スマホや携帯ゲーム機とも兼用したいなら、ドングル・Bluetooth・3.5mm有線をまとめて使えるLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEEDのような製品が候補になります。予算を上げてもよく、ベースステーションなどの周辺機能まで求めるなら、SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless Xのような上位クラスも視野に入ります。
| 重視すること | 向いている選択 |
|---|---|
| PCでのDolby Atmosと低遅延ワイヤレスを2万円前後で | CORSAIR HS80 RGB WIRELESS |
| 予算や重さを抑えたい | 同社のHS65 / HS55 WIRELESS系を比較 |
| スマホ・Switchとも兼用したい | 複数の接続方式を持つモデル |
| 予算に余裕があり機能を最大限に | 上位クラスのワイヤレスヘッドセット |
導入手順
付属のUSB-Cケーブルで、使う前に充電しておきます。
PCの場合はUSBドングルを挿し、CORSAIR iCUEを入れてファームウェアを最新にします。
Windowsのサウンド設定で、出力と入力の両方を本機に切り替えます。DiscordやゲームのボイスチャットのデバイスVも、本機を選び直してください。
PS5/PS4の場合はドングルを本体のUSBポートに挿し、サウンド設定で出力と入力のデバイスを確認します。
音が出ない、マイクが反応しないといった相談の多くは、3の設定忘れが原因です。特にWindowsでは、スピーカーやWebカメラのマイクが既定のデバイスのまま残っていることがよくあります。
おすすめユーザー
1人目は、PCでFPSを遊ぶ人です。PCでのDolby Atmosと低遅延ワイヤレスで、足音や銃声の方向をつかみやすくなります。ただし、プロレベルで遅延を極限まで削りたいなら、有線モデルと比較してから決めてください。
2人目は、PS5/PS4でワイヤレスヘッドセットを使いたい人です。ドングルを挿すだけで使え、マイクの声も聞き取りやすいので、パーティーチャットに向いています。Dolby AtmosとiCUEは使えないので、そこは割り切りが必要です。
3人目は、配信やボイスチャットをよく使う人です。跳ね上げミュートとLED表示で、ミュートの確認がひと目でできます。4人目は、白いデスク周りに合わせたい人です。ホワイトのワイヤレスヘッドセットとして、見た目の統一感を出しやすい1台です。
購入前の注意点
一番大きいのは、接続の制約です。Bluetoothも3.5mm入力も無く、Macにも対応していません。通勤中のスマホ、Switchの携帯モード、仕事用のMacと1台で兼用する使い方はできません。用途が広いなら、最初から別の製品を選ぶほうが満足度は高くなります。
次に重さです。約378gは軽くありません。1日に何時間もつけたまま過ごす人は、軽いモデルと比べてから決めてください。
レビュー評価は5つ星のうち3.9(230件、2026年9月25日取得時点)と、評価が割れ気味です。高評価だけでなく低評価のレビューにも目を通し、書かれている不満が自分にとって許容できるかを確かめてから選ぶのが賢明です。
ホワイトの本体と布のイヤーパッドは、皮脂や汚れが目立ちやすい色です。こまめに拭けるかどうかも考えておきましょう。また、RGBを点けたままだと最大20時間で、消したときの最大30時間より短くなります。毎日長く遊ぶ人は、充電のタイミングを決めておくと困りません。
最後に、商品ページの確認です。同じHS80 RGB WIRELESSでも色によって型番が違い、ホワイトはCA-9011236-APです。ブラックなど別の色や、名前が似た別モデルと取り違えないよう、型番・画像・色の表記を照らし合わせてから注文してください。
よくある質問
Q. スマホやNintendo Switchで使えますか?
A. 対応表には入っていません。Bluetoothと3.5mm入力が無いので、兼用には向きません。
Q. PS5でDolby Atmosは使えますか?
A. 使えません。Dolby AtmosはPCで使う機能で、PS5では本体側の立体音響の設定に従います。
Q. 有線で使えますか?充電しながら遊べますか?
A. USB有線接続に対応していて、24bit/96kHzで再生しながら充電できます。3.5mmケーブルでの接続はできません。
Q. バッテリーはどれくらい持ちますか?
A. 登録値で、RGB点灯時が最大20時間、RGBオフ時が最大30時間です。
Q. Macで使えますか?
A. 登録情報上は非対応です。Macで使う予定がある場合は、対応機種の別の製品を選んでください。
販売情報
(Amazon参照)
- メーカー名: CORSAIR
- 販売元: Amazon.co.jp
- 出荷元: Amazon.co.jp
- ASIN: B09TQH5J8F
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





