概要

ASRock H610M/ACは、LGA1700ソケットに対応したMicro-ATXマザーボードです。第12世代・第13世代Intel Coreプロセッサーをサポートし、さらに次世代CPUも視野に入れた設計となっています。エントリークラスながら実用的な拡張性を備え、DDR4メモリーやPCIe 4.0対応のグラフィックススロットを搭載。価格を抑えつつ最新CPUの性能を引き出したい方に向けた、コストパフォーマンスに優れた一枚です。 オンボードでWi-Fi 5(802.11ac)とBluetoothを標準装備している点が大きな特徴。LANケーブルの配線が面倒な部屋でも、無線接続ですぐにインターネットを利用できます。また、映像出力にHDMI、DisplayPort、D-Subを備えており、内蔵グラフィックスを使った簡易構成もスムーズです。

互換性ガイド

ソケットはLGA1700で、Intel第12世代(Alder Lake)、第13世代(Raptor Lake)に加え、将来登場予定の互換CPUも搭載可能です。メモリーはDDR4に対応し、最大3200MHzまでサポート。ECC非対応のUnbuffered DIMMが推奨されます。 フォームファクターはMicro-ATXで、多くのMicro-ATXケースやATXケースに取り付けられます。ただし、ケース内のスペースによってはグラフィックスカードの長さに制限が出る場合があるため、事前にケースの寸法を確認してください。 拡張スロットはPCIe 4.0 x16を1本、PCIe 3.0 x1を2本搭載。ストレージはSATA 6Gbps×4ポートに加え、Ultra M.2スロット(PCIe Gen3 x4 & SATA3)を1基持っています。M.2スロットはPCIe Gen3までの速度ですが、NVMe SSDでの起動・読み込みは十分高速です。 電源コネクターは24ピンATXと8ピンEPS。エントリー向けマザーボードとしては標準的な構成で、定格65Wや105WのCPUであれば500Wクラスの電源ユニットで十分動作します。

商品情報

ASRock H610M/ACは2022年末にリリースされた、H610チップセットを採用したエントリー向けマザーボードです。価格帯は実売1万円台後半から2万円台前半で、Wi-Fi搭載モデルとしては非常にリーズナブル。保証期間はメーカー標準の3年間です。 市場での立ち位置は明確なエントリークラスであり、VRMは6フェーズと控えめですが、Core i5クラスまでのCPUであれば安定動作が期待できます。拡張性も最低限必要な分は揃っており、初めての自作PCや予算を抑えたいOfficeマシンに最適です。

おすすめユーザー

  • 初めての自作PCを組む方(学生・予算重視) 安価ながらWi-Fi内蔵で配線の手間が少なく、DDR4メモリーを使うことでトータルコストを抑えられます。組み立ての練習としてもおすすめです。ただし、オーバークロックやPCIe 5.0が必要な方には物足りません。 - 省電力・静音サブマシンを構築したい方 内蔵グラフィックスと低消費電力なCPU(Core i3やPentium)と組み合わせれば、ファイルサーバーやメディアセンターとして省電力に運用できます。Wi-Fi・Bluetooth搭載でリビングPCにも最適です。 - 予算をCPUとグラフィックスに集中させたいゲーマー Core i5 + RTX 3060程度の構成ならこのマザーボードで十分。DDR4メモリーを流用できるので、DDR5より低コストでゲーミングPCを組めます。ただし、CPUの強力なオーバークロックを狙うならZ690/Z790ボードが必要です。

購入前の注意点

H610チップセットはPCIeバージョンが制限されており、M.2スロットはPCIe 3.0まで。また、CPUのオーバークロックやメモリーのXMP/EXPOプロファイルを安定して使うにはB660以上のチップセットが推奨されます。6フェーズVRMはCore i7以上の高負荷連続動作には厳しいため、i5以下のCPUと組み合わせるのが無難です。 拡張スロットはPCIe x1が2本しかなく、M.2も1基のみ。複数の高速SSDや拡張カードを追加したい場合は十分なスロットがない点に注意してください。また、Wi-FiモジュールはM.2キーEではなくオンボード実装のため、後からより高速なWi-Fi 6/6Eに交換することはできません。 競合としてはB660M Pro RSやH610M-HVS/M.2などがありますが、H610M/ACは最初からWi-Fiが使える点で差別化されています。Wi-Fi不要であればより安いモデルも検討価値があります。 ## よくある質問
Q: このマザーボードにCore i7-13700Kを載せても大丈夫ですか? A: ソケット的には装着可能ですが、6フェーズVRMでは電力供給が追いつかずサーマルスロットリングが発生する可能性が高いです。Core i5-13400以下のCPUをおすすめします。 Q: DDR5メモリーは使えますか? A: このマザーボードはDDR4専用です。DDR5メモリーは物理的に挿せないので注意してください。 Q: グラフィックスカードはどれくらいまで載せられますか? A: PCIe 4.0 x16スロットは標準的な位置にあり、ケース次第ですが300mm程度までのカードは収まります。ただし、裏面M.2 SSDと干渉しないか事前に確認しましょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ASRock
  • 販売元: PENNY LANE
  • 出荷元: PENNY LANE
  • ASIN: B0BM4VSGP4
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。