通常のマウスが2軸の動きしか拾えないのに対し、この製品は特許取得済みの6DoF(6自由度)センサーを搭載し、空間内での平行移動と回転を同時に直感的に操作できます。左手でこのデバイスを操作しながら、右手で通常のマウスを使ってモデルの選択や編集を行う、という2デバイス体制が基本の使い方になります。
接続方法はBluetoothワイヤレス、専用USBレシーバー、USB Type-Cケーブルの3通りに対応しており、デスクトップPCはもちろん、ノートPCやタブレットとの組み合わせでも柔軟に使えます。内蔵バッテリーは最大1ヶ月の稼働が可能とされており、頻繁な充電を気にせず長時間の作業に集中できるのも魅力です。左右対称のシェルを採用しているため、左利きのユーザーでも違和感なく使える設計です。
接続・互換性
接続インターフェースはBluetooth、USB Type-C、そして3Dconnexionユニバーサルレシーバーの3系統です。Bluetooth接続はケーブル類を机の上から排除したいときに便利で、USB Type-C接続は充電を兼ねながら安定したデータ転送が可能です。ユニバーサルレシーバーは、3Dconnexion製の他の対応デバイスとも共用できるのが特徴です。
対応OSはWindowsとmacOSが中心で、主要な3D CADソフトウェアやDCCツール向けにドライバーが用意されています。3DxWare 10ソフトウェアを導入することで、各アプリケーションに合わせたボタン割り当てやラジアルメニューの作成、カスタムマクロの登録が可能になります。接続方式を切り替えても、同じドライバーで統一的に設定を管理できるのは、複数のPCを使い分けるユーザーにとって大きな利点です。
本体色はメタリックレッドで、プロフェッショナル向け製品ながら視認性の高いデザインに仕上がっています。付属品としてキャリーケースが同梱され、外出先や会議室への持ち運びにも配慮されています。
市場での立ち位置は、エントリーからミドルクラスに相当します。有線のSpaceMouseシリーズと比べるとやや高価ですが、ワイヤレス化とバッテリー内蔵による利便性の向上を重視した価格設定です。3D作業を本格的に行うエンジニアや建築士、3Dクリエイターを主なターゲットにしており、プロ向け機能をワイヤレス環境で使いたいというニーズに応えます。
おすすめユーザー
まず、CADソフトウェアを日常的に使う設計者や機械エンジニアに向いています。アセンブリの確認や視点操作が劇的にスムーズになり、マウスだけで操作していた頃と比べて作業時間の短縮が期待できます。一方、2D中心の図面作成がメインという方には、このデバイスの恩恵は限定的かもしれません。
次に、建築やインテリアのプレゼンテーションを頻繁に行う方にも適しています。会議室でノートPCとBluetooth接続すれば、ケーブルを気にせず3Dモデルをクライアントの前で自在に回転させられます。付属のキャリーケースに入れて持ち運べば、移動中の作業でもデバイスをしっかり保護できます。
最後に、3Dモデリングを学ぶ学生や、ZBrushやBlenderなどのスカルプトツールを使うホビーユーザーにもおすすめです。6DoFセンサーによる直感的な操作は、マウスとキーボードの組み合わせに慣れた人でも短期間で習得できます。ただし、3D作業をまったく行わない一般オフィス用途では、この製品の機能を活かしきれないため、購入前に自分の作業内容をよく確認したほうがよいでしょう。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: 3Dconnexion
- ASIN: B0D64M2YVH
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





