この記事ではWD_BLACK 4TB SN850X NVMe 内蔵型ゲーミングSSD ソリッドステートドライブを詳しく紹介します。

概要

WD_BLACK SN850X NVMe SSDの4TBモデル(型番:WDS400T2X0E)は、Western Digitalがゲーマー向けに用意したPCIe 4.0 x4対応のM.2 NVMe SSDです。最大7,300MB/sのシーケンシャルリード速度を誇り、大容量ゲームのロード時間を劇的に短縮してくれます。4TBという容量は、近年の200GB超えタイトルを複数インストールするユーザーにとって理想的な選択肢と言えるでしょう。本モデルはヒートシンク非搭載の標準版で、ノートPCやPS5などスペース制限のある環境でも取り付けやすいのがメリットです。
Game Mode 2.0と呼ばれる独自機能を備えており、Windows環境ではゲーム起動時の読み込み予測やレイテンシ最適化を行います。この機能により、従来のNVMe SSDよりもさらにスムーズなゲームプレイが期待できます。また、Western Digital Dashboardを使えばファームウェアの更新やパフォーマンス監視も簡単に行えます。
市場での位置づけは完全なハイエンド帯で、特に4TBクラスでは最速クラスの転送速度を実現しています。競合のSamsung 990 PRO 4TBと比較しても、シーケンシャル速度で若干リードしており、ゲーミング用途に特化した機能も充実しています。

互換性ガイド

  • フォームファクターはM.2 2280(22×80mm)で、一般的なデスクトップPCマザーボードやノートPCのM.2スロットにそのまま取り付けられます。
  • インターフェースはNVMe 1.4、PCIe 4.0 x4に対応。PCIe 3.0スロットでも後方互換性があり動作しますが、速度はPCIe 3.0の上限(約3,500MB/s)に制限されます。
  • PS5の内蔵ストレージ拡張としても利用可能です。PS5はPCIe 4.0 x4のM.2 SSDをサポートしており、本製品は推奨条件(シーケンシャルリード5,500MB/s以上)を満たしています。
  • マザーボードのM.2スロットは、チップセット直結のスロット(通常CPU直結のもの)に挿すと最大パフォーマンスを発揮します。チップセット経由のスロットでは帯域が制限される場合があるので注意してください。

商品情報

発売時期は2022年後半で、4TBモデルは2023年初頭に追加されました。保証期間は5年間、または所定のTBW(総書き込みバイト数)に達するまでのいずれか早い方です。本製品はヒートシンクなしの標準版で、独自のGame Mode 2.0ソフトウェアに対応します。市場での位置づけはハイエンドゲーミングSSDであり、4TBの大容量と最高7,300MB/sのリード速度を両立した製品は現時点でも限られています。Western Digital Dashboardを用いたパフォーマンスチューニングやファームウェア更新が可能です。

おすすめユーザー

  • 容量重視のゲーマー:最新のAAAタイトルは1本あたり150~250GBに達することも多く、4TBあれば10~20本を同時にインストールしても余裕があります。この製品ならロード時間を気にせず、大規模オープンワールドゲームでも快適にプレイできます。ただし、予算が限られている場合は2TBモデルとの価格差を考慮する必要があります。
  • クリエイティブワーカー:4K動画編集や大量のRAW画像データを扱うユーザーにとって、4TBの高速ストレージは作業領域として理想的です。シーケンシャルリード7,300MB/sにより、巨大なプロジェクトファイルの読み込みも高速に行えます。ただし、ランダムアクセス性能のみ重視する場合は、プロ向けのOptane系や高耐久SSDを検討したほうが良い場合もあります。
  • PS5のストレージ拡張を考えるユーザー:PS5は内部M.2スロットにPCIe 4.0 SSDを取り付けられますが、ヒートシンク非搭載版は別途ヒートシンクが必要となる場合があります。本製品は発熱が比較的高いため、PS5内蔵の放熱機構だけでは不十分な可能性があります。別売りのM.2用ヒートシンクを併用することを推奨します。
  • サブストレージとしての増設:システムドライブとしてOSやアプリケーションを高速に動作させつつ、ゲームやデータをこの4TB SSDに保存する使い方も効果的です。

購入前の注意点

  • 本製品はヒートシンク非搭載です。高負荷時の発熱が大きく、サーマルスロットリングを防ぐために十分なエアフローまたは別途ヒートシンクの装着が推奨されます。特にPS5での使用では、必ず別売りのヒートシンクを取り付けてください。
  • 4TBモデルは1TB/2TBモデルと比較して価格が大幅に高くなります。容量が必要ない場合や予算を抑えたい場合は、2TBモデル(WDS200T2X0E)を検討するのも一つの手です。
  • PCIe 3.0環境で使用すると速度が3,500MB/s前後に制限され、このSSDのポテンシャルを活かせません。PCIe 4.0対応マザーボードとCPUの組み合わせが必須です。
  • 競合のSamsung 990 PRO 4TBと比較すると、ランダムIOPSでは990 PROがやや優れる場面があります。連続読み書きの速度ではSN850Xが勝るため、使用用途に応じて選択してください。

よくある質問

Q: PS5にそのまま取り付けられますか?
A: 物理的には取り付け可能ですが、PS5のM.2スロットには放熱カバーが付属していないため、別途ヒートシンクを装着する必要があります。また、PS5の推奨シーケンシャルリード速度(5,500MB/s以上)を満たしているため、動作は問題ありません。
Q: 4TBモデルと2TBモデルの耐久性に違いはありますか?
A: はい、TBW(総書き込みバイト数)が異なります。4TBモデルは1,200TBW、2TBモデルは600TBWです。そのため、4TBモデルの方が同じ書き込み負荷に対して長く使用できることになります。
Q: Game Mode 2.0はどのように有効にしますか?
A: Western Digital DashboardをWindows PCにインストールし、「Game Mode」タブから有効にします。対応ゲームを自動検出し、読み込みの最適化を行います。この機能はWindows専用で、PS5では使用できません。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: SanDisk
  • 販売元: 株式会社ad friend
  • 出荷元: 株式会社ad friend
  • ASIN: B0B7CQ2CHH
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。