この記事ではStoneStorm W680 M-ATX マザーボード 12ベイNASサーバー(LGA1700を詳しく紹介します。

概要

StoneStorm W680 M-ATX マザーボードは、W680チップセットを採用したMicro ATXフォームファクターのNAS向けボードです。LGA1700ソケットに対応し、第12世代/第13世代/第14世代Intel Coreプロセッサーを搭載できます。最大128GBのDDR5メモリを4スロットでサポートし、3基のM.2 NVMeスロット(2280/22110)を備えています。特筆すべきは、付属のSFF-8643ケーブルを使うことで最大12基のSATAドライブを接続可能な点です。オンボードには10GbEポート(AQC113CS)と2つの2.5GbEポート(i226-LM/i222)を搭載し、高速ネットワーク環境を構築できます。このマザーボードは、大容量ストレージを必要とするホームNASや小規模サーバー用途に最適な製品です。

互換性ガイド

ソケットはLGA1700で、Intel第12世代(Alder Lake)、第13世代(Raptor Lake)、第14世代(Raptor Lake Refresh)に対応します。特にTシリーズ(省電力版)のプロセッサーが推奨されています。メモリはDDR5 U-DIMMで、ECC非ECC両対応、最大128GBまで搭載可能です。フォームファクターはMicro ATX(9.6×9.6インチ)で、一般的なM-ATXケースに収まります。電源は24ピンATX+8ピンEPSに加え、CPU補助用の4ピンコネクタも備えています。ストレージインターフェースはM.2 NVMe×3(PCIe 4.0 x4)、SATA 3.0×12(SFF-8643経由)で、PCIe拡張スロットはPCIe 4.0 x16×1、PCIe 3.0 x4×2です。

商品情報

StoneStorm W680 M-ATXは、2025年頃に市場投入された比較的新しい製品です。価格帯は実売17万円前後と、W680チップセット搭載マザーボードとしてはやや高めですが、12SATA+10GbEという特化仕様を考慮すると妥当なラインと言えます。市場での立ち位置は、エントリーからミッドレンジのNASビルダー向けで、一般的なゲーミングマザーボードとは一線を画します。TDPは125Wまで対応し、Windows 10/11およびLinuxとの互換性が確認されています。

おすすめユーザー

ホームNASを自作したい方: 最大12台のSATAドライブを接続できるため、大容量ストレージサーバーの構築に最適です。10GbEポートを活用すれば、高速なデータ転送が可能です。ただし、一般的なファイルサーバー用途にはオーバースペックかもしれません。 小規模オフィスのファイルサーバー管理者: ECCメモリ対応とvPro対応プロセッサーとの組み合わせで、安定した運用とリモート管理が可能です。ただし、vPro機能を使用するには対応プロセッサーとBIOS設定が必要です。 ホームラボ愛好家: 3つのM.2 NVMeスロットと豊富なPCIe拡張により、仮想化環境やストレージテストベッドとして活用できます。2.5GbEポートも複数あるため、ネットワーク分離も容易です。 動画編集ストレージサーバー: 高速なNVMeストレージと10GbEネットワークを組み合わせることで、複数の編集端末からの高速アクセスが期待できます。ただし、GPU性能が必要な場合は別途グラフィックスカードを増設する必要があります。 ## 競合比較
同じW680チップセットを搭載するマザーボードとしては、ASUS Pro WS W680-ACEやASRock W680D4U-2L2T/G5などが挙げられます。ASUS Pro WS W680-ACEは標準的なATXフォームファクターで、SATAポート数が8基と控えめですが、PCIe 5.0対応やIPMI非搭載ながら安定性で評価があります。ASRock W680D4U-2L2T/G5はサーバー向けで、デュアル10GbEやIPMIを備えていますが、価格は20万円超と高額です。StoneStorm W680 M-ATXは、12SATA対応と手頃な価格帯(約17万円)が強みで、特にストレージ容量を重視するユーザーに適しています。一方、ASUS製はブランド信頼性やBIOSサポートで優れるため、長期運用を考えるなら検討価値があります。

購入前の注意点

このマザーボードは、一般的なゲーミングPC向けではなく、NAS/サーバー特化型です。オンボードグラフィックス出力はありますが、PCIeスロットの構成が特殊で、x16スロットは1本のみ(PCIe 4.0)です。また、10GbEチップ(AQC113CS)は一部のOS/カーネルで認識しない可能性があるため、事前に使用するOSとの互換性を確認する必要があります。電源コネクタは24ピン+8ピン+4ピンと多めで、特に4ピンはCPU補助用ですが、標準的な電源ユニットでは対応していない場合があります。また、SFF-8643ケーブルが3本付属しますが、SATAドライブ12台をフルに使うには追加のケーブルやバックプレーンが必要になるでしょう。BIOSの初回起動時にはメモリトレーニングで数分かかることがある点も把握しておきましょう。 ## よくある質問 Q: このマザーボードにIntel Core i9-14900Kは使えますか? A: ソケットLGA1700は対応していますが、TDPが125Wを超えるプロセッサーを使用する場合、電源回路の負荷や冷却に注意が必要です。メーカーはTシリーズ(35W~65W)を推奨しており、ハイエンドKシリーズでの動作は自己責任となります。 Q: 10GbEポートはWindows 11で認識しますか? A: AQC113CSチップはWindows 11に対応していますが、一部のビルドでドライバーのインストールが必要な場合があります。Linuxの場合、カーネル5.15以降でネイティブサポートされていますが、使用するディストリビューションによっては追加設定が必要です。 Q: ECCメモリは必ず必要ですか? A: 必須ではありません。非ECCメモリでも動作します。ECCメモリを使用する場合は、対応するプロセッサー(通常はIntel XeonまたはCore Tシリーズの一部)と組み合わせる必要があります。一般的なCore i5/i7ではECC機能は無効になります。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: StoneStorm
  • 販売元: うきうき輸入市場(年中無休出荷)
  • 出荷元: うきうき輸入市場(年中無休出荷)
  • ASIN: B0FK41MM81
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。