概要

Samsung SSD 960 EVO 250GB(型番:MZ-V6E250B/IT)は、2016年に登場したNVMe対応の内蔵SSDです。48層のSamsung V-NANDを採用し、M.2 Type2280フォームファクターでコンパクトながら高いパフォーマンスを発揮します。シーケンシャルリードは最大3,200MB/s、ライトは最大1,500MB/sと、当時のSATA SSDを大きく上回る速度を実現しました。OSやアプリケーションの起動、ゲームのロード時間を大幅に短縮したいユーザーに最適な製品です。
本製品はPCIe 3.0 x4インターフェースとNVMe 1.2プロトコルに対応しており、従来のSATA SSDからの移行で体感速度の向上が期待できます。250GBという容量はシステムドライブとして十分で、予算を抑えつつNVMeの恩恵を得たい方に向いています。

互換性ガイド

Samsung 960 EVO 250GBはM.2 2280サイズのSSDです。対応するマザーボードのM.2スロットに取り付けます。PCIe 3.0 x4対応のスロットが必要で、NVMe対応のBIOS/UEFIが必須です。一部の古いマザーボードではNVMeブートに対応していない場合があるため、事前に確認してください。

  • フォームファクター:M.2 2280
  • インターフェース:PCIe 3.0 x4、NVMe 1.2
  • 対応OS:Windows 7以降、macOS、Linux(NVMeドライバが必要)
  • 消費電力:最大約6W(アイドル時約0.1W)

商品情報

Samsung 960 EVO 250GBは、2016年11月に発売されました。当時の市場価格は約1万5,000円前後でしたが、現在は通販サイトなどで約4万2,000円前後で販売されています(2026年10月時点)。保証期間は3年間です。
本製品はエントリーからミドルクラスのNVMe SSDに位置づけられます。250GBという容量はシステムドライブ用途に適しており、大容量のデータ保存には向きませんが、高速な読み書き性能を低予算で体験できる点が魅力です。

おすすめユーザー

  • OSドライブとして使いたいユーザー:WindowsやmacOSの起動ドライブとして最適です。250GBあればOSと主要アプリケーションを余裕で収められます。ただし、大量のゲームや動画編集データを保存するには容量不足です。
  • 予算を抑えてNVMeを試したい方:SATA SSDからのアップグレードで、体感速度の向上を実感できます。ただし、最新のGen4 SSDと比較すると速度は劣ります。
  • サブPCやNASのキャッシュドライブ:読み書きのバランスが良く、キャッシュ用途にも適しています。ただし、TBWが100TBと少なめなので、書き込み頻度の高い用途には注意が必要です。

購入前の注意点

Samsung 960 EVO 250GBは発売から約10年が経過しており、現在の最新SSDと比較すると性能面で劣ります。特にシーケンシャルライト速度は1,500MB/sと、現在のGen4 SSD(5,000MB/s以上)に大きく及びません。また、250GBという容量は現代のゲームや大容量ファイルの保存には不十分で、メインドライブとして使う場合は512GB以上のモデルを検討したほうが良いでしょう。
さらに、中古品や並行輸入品が多く出回っており、通販サイトの販売ページでも「販売元が通販サイト以外の場合は国内正規保証の対象外」と注意書きがあります。購入時は販売元を確認し、正規品を選ぶようにしてください。

よくある質問

Q: このSSDはPS5に使えますか?
A: PS5はPCIe 4.0 x4のSSDを推奨しており、本製品はPCIe 3.0 x4のため速度不足で動作しません。PS5の内蔵ストレージ拡張には非対応です。
Q: マザーボードのM.2スロットがPCIe 3.0 x2の場合、速度はどうなりますか?
A: PCIe 3.0 x2のスロットに挿した場合、最大速度は約1,600MB/sに制限されます。それでもSATA SSDよりは速いですが、本来の性能を引き出すにはx4スロットが必要です。
Q: クローンソフトは付属していますか?
A: いいえ、本製品にはクローンソフトは付属していません。Samsung Data MigrationツールはSamsung公式サイトから無料でダウンロードできますが、最新のOSに対応していない可能性があります。

販売情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: サムスン(SAMSUNG)
  • ASIN: B01N1PMFNU
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。