『ワンピース バーニングブラッド:悪魔の実と覇気で戦うアクション』は、『ONE PIECE』のキャラクターを操作し、悪魔の実の能力や覇気を使って戦う3D対戦アクションです。一般的な格闘ゲームのように通常攻撃だけで読み合うのではなく、能力の相性や交代のタイミングも考えながら、原作らしい派手な技をぶつけ合います。

ゲーム概要

基本となるのは、複数のキャラクターでチームを組み、相手チームの撃破を目指すバトルです。ルフィをはじめとする登場人物は、それぞれ異なる移動、攻撃範囲、必殺技を持っているため、好きな人物を選ぶだけでなく、接近戦や遠距離攻撃などの役割を意識すると戦いやすくなります。

戦闘中は操作キャラクターを交代でき、控えの仲間による援護も利用できます。体力が減った人物を下げる、攻撃が届きにくい相手へ有利な人物を出す、援護から追撃を狙うといった判断が重要です。単独のコンボ精度だけでなく、チーム全体をどう動かすかが勝敗に関わります。

悪魔の実と覇気が生む駆け引き

本作の特徴は、原作設定が単なる演出ではなく、対戦システムにも組み込まれていることです。悪魔の実の能力者は固有能力を生かした攻撃や防御を使い、覇気を扱える人物は能力者への対抗手段を持ちます。そのため、同じ攻撃を繰り返すより、相手の能力を見て行動を切り替える必要があります。

特に自然系の能力を思わせる防御と、それを突破する覇気の関係は、本作らしさが分かりやすく表れる部分です。ただし、原作上の強さがそのまま対戦結果を決めるわけではありません。攻撃範囲、発生の速さ、回避、ゲージ管理を理解し、キャラクター固有の長所を実戦で生かすことが大切です。

必殺技は見栄えがよく、『ONE PIECE』の技を自分で発動する楽しさがあります。一方で、派手な演出中は状況を見失いやすいため、対戦では技を出せることより、外した後の隙や相手との距離を覚えるほうが安定につながります。

一人用と対戦モードの楽しみ方

一人用では、操作を覚えながら作品の大きな戦いを追体験できます。格闘ゲームに慣れていない場合は、まずCPU戦で移動、防御、能力の発動、交代を順番に試すのがおすすめです。最初から長いコンボを暗記するより、相手の攻撃を避けて確実に反撃する流れを覚えるほうが上達しやすいでしょう。

対人戦では、使用キャラクターだけでなくチーム編成の相性が重要になります。近距離型ばかりで固めると遠距離から動かされやすく、逆に遠距離型だけでは接近された際の切り返しに苦労します。操作しやすい主力、苦手な相手への対策役、援護を使いやすい人物という考え方で編成すると、チームの目的が明確になります。

本作にはシングルプレイヤーとマルチプレイヤーの遊び方があり、ローカルでの対戦にも対応するとされています。ただし、PC版で利用したい対戦形式やコントローラー構成が決まっている場合は、購入前にSteam上の機能表示を確認してください。

動作環境の目安

最低動作環境は、64ビット版Windows 7、Intel Core i3-4170 3.70GHz、GeForce GTX 460以上、メモリ4GB、空き容量15GB、DirectX 11です。発売時期を考えると要求水準は比較的軽めですが、最低環境は起動と基本プレイの基準であり、常に安定した描画を保証するものではありません。

推奨環境は、64ビット版Windows 7、Intel Core i5-4690K 3.50GHz、GeForce GTX 960、メモリ8GB、空き容量20GB、DirectX 11です。派手なエフェクトが重なる場面や対戦中の安定性を重視するなら、最低環境ではなく推奨環境を基準にするのが無難です。インストール用の空き容量に加え、OSや一時ファイルのための余裕も確保しておきましょう。

Windows 7は掲載されている基準OSですが、現在のPCで利用する場合は、OS、GPUドライバー、コントローラーの互換性も確認が必要です。新しいWindows環境でも個別の構成によって挙動が異なる可能性があるため、不具合が心配ならSteamの最新案内や利用者報告を確認してください。

評価・レビュー傾向

本作は、原作キャラクターの技、悪魔の実と覇気の表現、複数人チームによる派手な戦闘を重視した作品です。『ONE PIECE』の人物や物語を知っているほど、技の再現や組み合わせから得られる楽しさは大きくなります。競技性だけを追求する格闘ゲームというより、原作再現と対戦アクションを一緒に味わう方向性です。

一方、画面上の演出やキャラクターの動きが激しく、落ち着いた一対一の読み合いを求める人には忙しく感じられます。チーム編成や能力相性があるため、好きな人物だけで勝ち続けたい場合にも割り切りが必要です。オンライン対戦を主目的にするなら、発売から時間が経過した作品である点を踏まえ、現在のマッチング状況を事前に確認するのが安全です。

こんな人におすすめ

『ONE PIECE』の技や能力を自分で操作してみたい人、短い攻防の中で交代や援護を判断するチーム戦が好きな人に向いています。厳密な格闘ゲームの操作だけでなく、キャラクター性や演出を含めて楽しみたい人とも相性がよい作品です。

また、一人用で操作を練習してから友人との対戦へ進みたい人にも候補になります。CPU戦では複数の人物を試し、自分が扱いやすい距離や攻撃速度を持つキャラクターを探すとよいでしょう。

注意点・向かない人

対応言語として英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語、ポルトガル語、韓国語、アラビア語、簡体字中国語、繁体字中国語が示されていますが、日本語は含まれていません。物語やメニューを日本語で理解したい人にとっては大きな注意点です。購入前に現在のSteamストアで、インターフェース、字幕、音声それぞれの対応状況を確認してください。

一対一の精密な競技性、控えめな演出、長期間にわたって活発なオンライン人口を最優先する人には、必ずしも最適とは限りません。暴力、流血、示唆的なテーマ、タバコの描写も含まれるため、年少者が遊ぶ場合は内容を確認しておきましょう。

開発元はSpike Chunsoft Co., Ltd.、販売元はBANDAI NAMCO Entertainmentで、発売日は2016年9月1日です。発売後の時間が長い作品なので、対応機能やオンライン環境については、古い紹介記事だけで判断せず、購入時点のストア表示を確認することが重要です。