この記事ではMSI ProSeries AMD Ryzen 第1世代および第2世代 AM4 M.2 USB 3 DDR4 D-Sub DVI HDMI Micro-ATX マザーボード (B450M PRO-M2 Max) (B450MPM2MAX)を詳しく紹介します。

概要

MSIのProSeriesに属する「B450M PRO-M2 Max」は、AM4ソケットを採用したMicro-ATXフォームファクターのマザーボードです。Ryzen第1世代から第3世代、さらにAthlonシリーズまで幅広いCPUに対応しており、エントリーからミドルレンジのPCを組む方に適した製品と言えます。DDR4メモリは最大3466MHzのOC動作に対応し、32GBまでの搭載が可能。PCIe 3.0 x16スロットにはスチール製の補強が施され、GPUの重みに耐えられる設計です。 オーディオブースト機能により、スタジオグレードの音質を実現。プロフェッショナルユースから日常的なマルチメディア作業まで、安定した動作を提供します。背面にはD-Sub、DVI、HDMIの映像出力を備えており、APUを活用した軽量構成も容易です。 M.2スロットを1基搭載し、NVMe SSDを直接接続可能。USB 3.1 Gen1ポートも備えており、ストレージアクセラレーションも問題ありません。全体として、予算を抑えつつ必要な機能をしっかり揃えた、コストパフォーマンスに優れたエントリー向けマザーボードです。

互換性ガイド

ソケットはAM4で、Ryzen 1000/2000/3000シリーズ(Matisse/Pinnacle Ridge/Summit Ridge)およびRyzen with Radeon Graphics(Picasso/Raven Ridge)、Athlon with Radeon Graphicsに対応。BIOSアップデートにより、一部のRyzen 3000シリーズCPUもそのまま使えますが、初期ロットの場合はBIOS更新が必要な可能性があります。 メモリはDDR4-2133から3466(OC)までサポート。デュアルチャンネル構成に対応し、最大容量は32GB。ただし、高クロックメモリのOC動作はCPUのメモリコントローラーにも依存するため、実際の安定性は組み合わせ次第です。 フォームファクターはMicro-ATX(244mm x 244mm)。一般的なMicro-ATXケースに収まるサイズで、拡張スロットはPCIe 3.0 x16(強化スロット)×1、PCIe 2.0 x1×2。ストレージはSATA 6Gbps×4、M.2(PCIe 3.0 x4/SATA)×1。 電源コネクターは24ピンATXメインと8ピンEPS12V。CPUのTDPが65~95W程度の構成であれば、500Wクラスの電源で十分ですが、ハイエンドGPUを追加する場合は600W以上を推奨します。

商品情報

発売時期:2019年後半。当初の市場想定価格は8,000円前後でしたが、現在は流通在庫のみでなどでは中古・新品が混在し、価格は変動しています。本製品はエントリー~ミドルレンジ向けの位置づけで、拡張性より安定動作と低価格を重視したモデルです。主要スペック:チップセットAMD B450、メモリスロット2本、M.2スロット1基、Realtek ALC887オーディオコーデック、Realtek RTL8111HギガビットLAN。保証期間はメーカー標準の3年間です(日本国内正規流通品の場合)。

おすすめユーザー

予算重視の初めての自作PCユーザー:CPUとGPUの組み合わせでバランスの良いエントリービルドを組む方に最適。Micro-ATXケースと組み合わせれば小型で低コストなPCを実現できます。 オフィスやホームサーバー用途:APU(Ryzen 3 3200Gなど)を組み合わせれば、内蔵グラフィックスで軽い文書作成や動画再生、ファイルサーバーとして十分動作。低消費電力で静音なPCが構築できます。 サブPCやメディアセンター:拡張性は限られますが、シンプルな構成であれば安定性が高く、長期間の運用に向いています。 一方、以下のような方にはおすすめできません。 ハイエンドゲーミングや動画編集でPCIe 4.0を必要とするユーザー。 メモリを64GB以上搭載したいユーザー(最大32GB)。 複数のM.2 SSDや拡張カードを大量に使いたいユーザー。 ## 競合比較
同価格帯の競合として、ASRock B450M-HDVやGigabyte B450M DS3Hがあります。ASRock B450M-HDVはM.2スロットがなく、拡張性ではB450M PRO-M2 Maxに劣ります。Gigabyte B450M DS3HはM.2スロット1基、メモリスロット2本と似た仕様ですが、オーディオ面ではMSIのAudio Boostにアドバンテージがあります。 また、同じMSIのB450M Mortar Maxはより高価で、メモリスロット4本、M.2スロット2基と拡張性が高いため、将来のアップグレードを考えるならMortar Maxの方が有利。B450M PRO-M2 Maxは最低限の機能で価格を抑えたい場合に適した選択肢です。

購入前の注意点

本製品はすでに製造終了がアナウンスされており、新品の市場在庫は限られています。などで販売されているものは並行輸入品や中古品の可能性が高く、サポートや保証が日本国内で受けられないケースも。購入前に販売元の評価をよく確認してください。 メモリスロットが2本しかないため、将来的なメモリ増設には既存のメモリを交換する必要があります。DDR4 32GB(16GB×2)まで対応しますが、それ以上は不可能。 また、BIOSのバージョンによってはRyzen 3000シリーズが認識しない場合があるため、事前にCPU対応BIOSの確認が必要です。販売店によってはBIOSアップデートサービスを行っている場合もありますが、自分でアップデートできる環境(旧世代CPU)がない場合は要注意。 ## よくある質問 Q: Ryzen 5 5600Xは使えますか? A: 公式のCPUサポートリストにはRyzen 5000シリーズ(Vermeer)が含まれていないため、非推奨です。BIOSアップデートで動作する可能性もありますが、メーカー保証外。Ryzen 3000シリーズまでを想定してください。 Q: M.2 SSDはNVMeとSATAのどちらでも使えますか? A: はい、M.2スロットはPCIe 3.0 x4(NVMe)とSATAの両方に対応しています。ただし、SATA M.2 SSDを使用する場合、SATAポートの一部が無効になる可能性があるので、マニュアルでご確認ください。 Q: グラフィックボードはどの程度のサイズまで搭載可能ですか? A: Micro-ATXボードですが、PCIeスロットの位置がGPUの長さを制限することは通常ありません。ただし、ケースの制約があるため、フルサイズのGPUを搭載する場合はケースのGPUクリアランスを確認してください。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: MSI
  • 販売元: 日興 福岡店
  • 出荷元: 日興 福岡店
  • ASIN: B07XH4SK17
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。