この記事ではMSI MPG X570 Gaming PRO カーボンWiFiマザーボード (AMD AM4を詳しく紹介します。

概要

MSI MPG X570 Gaming PRO カーボンWiFiは、AMD X570チップセットを搭載したATXフォームファクターのマザーボードです。Socket AM4に対応し、第3世代Ryzenシリーズをフルサポート。PCIe 4.0インターフェイスにより、GPUやNVMe SSDの帯域幅が従来の2倍に拡張され、高速なデータ転送が可能です。オンボードでWi-Fi 6(802.11ax)とBluetooth 5.1を備え、配線の煩わしさから解放される点も魅力的です。 Mystic Light RGBによるカスタマイズ照明、Audio Boost 4による高品位サウンド、Frozrヒートシンクデザインによる効率的な冷却など、ゲーマー向けの機能が充実。ミドルハイクラスのエンスージアスト向け製品として、長期間の使用に耐える拡張性を備えています。

互換性ガイド

ソケットはAM4で、Ryzen 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)および3000シリーズ(Matisse)に対応。APUのRyzen 3000Gシリーズも使用可能ですが、グラフィックス出力は非対応なので別途GPUが必要です。メモリスロットは4本のDDR4 DIMMで、最大128GBまで対応。DDR4-4400+(OC)までの高クロックメモリをサポートします。 フォームファクターはATXで、標準的なミドルタワーケースに収まります。電源コネクターは24ピンATX+8ピンEPS+4ピンEPSの構成。PCIeスロットは2本のx16(PCIe 4.0)と2本のx1を搭載。M.2スロットは2基(ともにPCIe 4.0 x4)と、6基のSATA 6Gb/sポートを備えます。USB前面ヘッダーはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cにも対応しています。

商品情報

発売時期は2019年夏ごろで、X570マザーボードとしてはミドルハイクラスに位置します。希望小売価格は約3万円台後半でしたが、現在は で2万円台前半で入手可能。保証期間はメーカー公式で3年間です。搭載チップセットはAMD X570で、チップセット自体のTDPは約11Wですが、チップセットファンが搭載されているためケース内エアフローに注意が必要です。 主要数値として、VRMフェーズ数は12+2フェーズ(倍給電方式)、サウンドチップはRealtek ALC1220、有線LANはIntel I211-AT(ギガビット)、無線LANはIntel AX200(Wi-Fi 6)を採用。バックパネルにはUSB 3.2 Gen 2 Type-A×2、Type-C×1、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI出力(内蔵GPU非対応なので実質未使用)、PS/2コンボなど。

おすすめユーザー

ゲーマー向け:PCIe 4.0対応のGeForce RTX 30シリーズやRadeon RX 6000シリーズとの組み合わせで、最大帯域幅を活かしたゲーミングが可能。M.2スロットもPCIe 4.0対応なので、高速なNVMe SSDでロード時間を短縮できます。一方で、予算重視でRyzen 5 3600やRyzen 7 3700Xを使うユーザーには、安価なB450/B550マザーボードでも十分な性能が得られます。 クリエイター向け:動画編集や3Dレンダリングなど、マルチコア性能を活かす用途に。DDR4-3600以上のメモリを4枚挿して128GB構成にすれば、大規模データの処理も快適。ただし、Thunderbolt 3は非搭載なので、外部高速ストレージとの接続には注意が必要です。 中古・格安PC組み立て派:Ryzen 5000シリーズ(Zen 3)は公式サポート外(BIOSアップデートで互換性のある場合あり)ですが、Ryzen 3000シリーズの中古CPUと組み合わせれば、低予算でPCIe 4.0環境を構築できます。 ## 競合比較
同価格帯の競合として、ASUS TUF Gaming X570-Plus(Wi-Fi)やGigabyte X570 AORUS ELITE Wi-Fiが挙げられます。ASUS TUFは軍規格準拠の耐久性とシンプルなRGBが特徴。MSI MPG X570 Gaming PRO Carbonは、RGBイルミネーションの充実度(Mystic Light)とFrozrヒートシンクの冷却効率で優位。Gigabyte製品はオーディオ品質で一歩上だが、Wi-Fiモジュールが古い(Wi-Fi 5の場合あり)ので注意が必要です。

購入前の注意点

チップセットファン(約25mm)が搭載されているため、経年劣化で騒音が発生する可能性があります。静音重視の方は、ファンレスのX570SシリーズやB550マザーボードを検討するほうが無難です。また、PCIe 4.0はライザーケーブルを使用する場合、ケーブルの品質によっては信号劣化が起こります。垂直マウントを計画している場合は、PCIe 4.0対応の高品質ライザーを選びましょう。 Ryzen 5000シリーズ(Zen 3)への正式対応はメーカーサイトで最新BIOSを確認してください。初期ロットではBIOSバージョンが古く、CPU認識に失敗することがあります。 ## よくある質問 Q: このマザーボードでRyzen 7 5800Xは使えますか? A: はい、最新のBIOS(AGESA ComboV2 1.2.0.0以降)にアップデートすれば使用可能です。ただしメーカー公式の互換性リストで確認することをおすすめします。 Q: PCIe 4.0のM.2 SSDを2枚同時に使うと帯域はどうなりますか? A: チップセット経由のM.2スロットは帯域を共有しますが、通常の使用では速度低下は体感しにくいです。ただし、両方のスロットで同時に大容量転送を行うとチップセット側がボトルネックになる可能性があります。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: MSI
  • ASIN: B07T4M3RTR
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。