LG GP65NS60 DVD-Writer - 1 x 小売パック - シルバーは、USB 2.0接続のスリム型外付けDVDライターです。光学ドライブを持たない現行のノートPCに、DVD/CDの読み書きだけを最短で足したい人向けの製品です。この記事では、実際の書き込み速度の意味、USB 2.0という接続規格が実用上どう効くか、そして「買ってから後悔しやすい点」まで踏み込んで整理します。
概要
LG GP65NS60は、シルバーのスリムボディを採用した外付けDVDライターです。USB 2.0接続でノートパソコンやデスクトップに手軽に追加でき、DVD±Rの8倍書き込み、DVD±R DLの6倍書き込み、DVD-RAMの5倍書き込みに対応します。CD-R/CD-RWは24倍書き込み、読み取りはDVDが8倍、CDが24倍と、光学メディアの読み書きに必要な基本性能を一通り備えています。
結論から言えば、この製品が向くのは「DVDやCDを年に数回〜月に数回扱う人」です。年賀状ソフトのインストール、実家から届いた写真CDの吸い出し、レンタルDVDの再生、古いバックアップディスクの読み出し。こうした用途なら性能は十分で、USBバスパワー駆動なのでACアダプターの取り回しも不要です。逆にBlu-rayを扱いたい人、大量のディスクを毎日焼く人には最初から向きません。
Amazon.co.jpのレビューは2026年9月取得時点で69件・5つ星のうち4.4(好評率にして約88%)で、件数は多くないものの評価は安定しています。この手の外付け光学ドライブは「認識しない」「途中で止まる」といった不満が出やすいカテゴリですが、そこで4.4を維持しているのは素直な評価点です。
付属のCyberLinkソフトウェアを使えば、書き込みや再生をすぐに始められます。マニュアルは日本語ではない場合がありますが、操作は直感的です。シルバーのベゼルは多くのPCにマッチし、持ち運びにも便利なコンパクトサイズです。
互換性ガイド
インターフェースはUSB 2.0で、USB-Aポートを持つほとんどのPCで動作します。USB 3.0/3.2ポートに挿しても下位互換で問題なく使えます。電源はUSBバスパワーで供給されるため、ACアダプターは不要です。対応OSはWindowsとmacOSの主要バージョンですが、付属ソフトはWindows向けです。Macでは標準のディスクユーティリティで書き込みが可能です。
対応メディアはDVD+R/RW、DVD-R/RW、DVD+R DL、DVD-R DL、DVD-RAM、CD-R/RWと幅広く、市販のDVDビデオや音楽CDの再生も行えます。一方でBlu-ray(BD-R/BD-RE/UHD BD)には非対応です。ここは仕様上どうにもならない線引きなので、BDメディアを扱う予定が少しでもあるなら別カテゴリの製品を選んでください。
実環境でつまずきやすいのは、次の4点です。
| 失敗しやすい点 | 具体的な症状 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| USBハブ経由の接続 | 認識しない/書き込み途中でエラー | PC本体のポートに直挿しする |
| 電力不足 | 回転音はするがディスクを読まない | 別ポートに変更、Y字給電ケーブルを検討 |
| USB-C環境 | 挿す口が無い | USB-A→USB-C変換アダプターが別途必要 |
| ノートPCの省電力設定 | スリープ復帰後に消える | USBセレクティブサスペンドを無効化 |
バスパワー駆動の外付けドライブは、本体の回転とレーザー駆動で瞬間的に電流を要求します。そのため、モニター内蔵ハブやセルフパワーでないUSBハブ経由では不安定になりがちです。最近のノートPCはUSB-Aポート自体を持たないモデルも増えているので、購入前に自分のPCの端子を必ず確認してください。
書き込み速度の8倍というのは、片面1層DVD(4.7GB)を実測でおおむね10分前後で焼ける水準が目安です。USB 2.0の理論値480Mbpsは8倍速書き込み(約11MB/s)に対しては足りている計算なので、「USB 2.0だから書き込みが遅い」というより「ドライブ自体が8倍速機である」と理解するのが正確です。ただし読み出したデータをUSB 2.0経由でPCに転送する場面(DVDのISO吸い出しなど)では、接続規格の帯域が体感の上限になります。
商品情報
発売は2015年頃で、現在も通販サイトなどで入手可能です。付属品はUSBケーブル、CyberLinkソフトウェアCD、クイックスタートガイドで、保証期間はメーカー標準の1年間です。主要な仕様を整理すると次のとおりです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| インターフェース | USB 2.0 |
| DVD+R / DVD-R 書き込み | 8x |
| DVD+R DL / DVD-R DL 書き込み | 6x |
| DVD+RW 書き込み | 8x |
| DVD-RW 書き込み | 6x |
| DVD-RAM 書き込み | 5x |
| CD-R / CD-RW 書き込み | 24x |
| 読み取り | DVD 8x / CD 24x |
| 形状 | 外付け(スリム) |
価格については注意が必要です。Amazon.co.jpでは2026年9月取得時点で¥11,950という表示でしたが、これはUSB 2.0接続のエントリークラス外付けDVDドライブとしては明らかに高い部類に入ります。2015年頃の製品がマーケットプレイス出品として残っている場合、在庫希少による価格上昇が起きるのはよくあることです。光学ドライブは価格変動が大きいカテゴリなので、購入前に必ず商品ページで最新の価格を確認し、同クラスの現行品と比較してください。なおeBay側は検索リンクのみで、固定価格は取得できていません。
市場での立ち位置はエントリーミドルクラスです。BD非対応ですが、DVD/CDの読み書きに特化しており、機能を絞った分だけ構造がシンプルです。スリムな筐体とシルバーのデザインは、ビジネスユーザーや家庭での利用に適しています。
競合との比較
同じLGの兄弟機であるGP60NS60も8倍速・USB 2.0のスリム外付けDVD-RWで、シルバー筐体という点まで共通します。実用上の差はごくわずかなので、この2機種を比べているなら「そのとき安く買えるほう」で構いません。
デスクトップPCで5.25インチベイが空いているなら、内蔵型のSATAドライブのほうが総合的に有利です。内蔵機は24倍速クラスの書き込みに対応する製品が一般的で、電力供給も安定します。外付けを選ぶ理由は「ベイが無い」「複数のPCで使い回す」「持ち運ぶ」のいずれかに絞られます。
Blu-rayやUHD BDまで視野に入るなら、そもそも製品カテゴリが変わります。USB 3.x接続のBDドライブはDVD書き込みも当然こなすので、「将来BDを触るかもしれない」段階でDVD専用機を買うと買い直しになりがちです。
実際の使いどころ
光学ドライブは「使う頻度は低いが、無いと詰む」典型的な機材です。市役所や金融機関から届くCD-R、古いソフトのインストールディスク、家族のビデオカメラで焼かれたDVD-RAM。こうしたものは予告なく手元に来ます。DVD-RAMの5倍速書き込みに対応している点は地味ですが、ビデオカメラやレコーダー世代のメディアを読む必要がある人には効いてきます。
使わない期間が長い機材だからこそ、買ったら一度だけ動作確認をしておくことを勧めます。手持ちのDVD-Rを1枚焼いて、別のPCで読めるところまで確認しておけば、本当に必要になった日に「初期不良でした」という最悪の展開を避けられます。
おすすめユーザー
- 古いPCや光学ドライブ非搭載のノートPCに読み書き手段を足したいユーザー:最近のノートPCには光学ドライブが搭載されていない機種が多いため、USB接続するだけでDVDやCDの読み書きが可能になります。データのバックアップやソフトウェアのインストールに光学メディアを使いたい方に最適です。ただし、BDの再生が必要な方には不向きです。
- 使用頻度が月数回以下のライトユーザー:BD対応ドライブと比べて機能を絞っているぶん構造が単純で、DVD/CDの基本機能しか使わない人には過不足がありません。8倍速・24倍速という速度も日常的な利用には十分です。一方、大量のディスクを毎日焼くプロフェッショナルには速度が物足りません。
- 複数のPCで1台を共有したい人:バスパワー駆動でケーブル1本、ACアダプター不要という構成は、デスク間・部屋間の移動と相性が良い作りです。シルバーベゼルは多くのPCや周辺機器と調和します。ブラック筐体で統一したい人は別モデルを検討してください。
購入前の注意点
最大の注意点は価格です。 上で触れたとおり、2026年9月取得時点の表示は¥11,950でしたが、USB 2.0のDVD専用外付けドライブとしては相場より高い水準です。同じ予算でUSB 3.x接続のBlu-rayドライブに手が届く可能性もあります。金額だけで判断せず、「自分はBDを本当に使わないのか」を先に決めてから価格を見てください。
Blu-ray非対応は後から拡張できません。 DVD専用機である以上、BD-R/BD-RE/UHD BDのメディアは読めも書けもしません。「今はDVDしか使わない」と思っていても、映像作品や大容量バックアップでBDが必要になる場面はあります。少しでも可能性があるならBDドライブを選ぶほうが結果的に安く済みます。
USB-A端子が無いPCでは変換が必要です。 近年の薄型ノートやMacBookはUSB-Cのみという構成が珍しくありません。変換アダプターやハブを挟むと、前述の電力不足による不安定動作を招くことがあります。セルフパワー(AC給電)のハブを使うのが無難です。
付属ソフトはWindows向けです。 macOSでは標準のディスクユーティリティで書き込みますが、CyberLinkのオーサリング機能や市販DVDビデオの再生ソフトは利用できません。Macで市販DVDを再生したい場合は、別途再生ソフトの用意が必要になる点を見込んでおいてください。
2015年頃の製品である点も踏まえてください。 長く流通している製品は、出品が正規流通でないケースや、長期在庫品が届くケースがあります。また、Amazonの商品ページに記載されるメーカー・販売元・型番などの登録情報は、別商品の情報が混ざって表示されることが実際にあります。注文前に商品画像とタイトルを見て、シルバーのスリム外付けDVDドライブという対象製品であることを自分の目で確認してください。
よくある質問
Q. Blu-rayディスクは読めますか?
A. 読めません。対応メディアはDVD±R/RW、DVD±R DL、DVD-RAM、CD-R/RWまでです。BDを扱うならBlu-ray対応ドライブを選んでください。
Q. USB 2.0ですが、書き込みは遅いですか? A.
DVDの8倍速書き込みに対してUSB 2.0の帯域は足りているため、書き込み時間は「8倍速機として妥当な水準」です。片面1層4.7GBで10分前後が目安になります。ディスクの内容をPCへ大量に吸い出す用途では、USB 2.0の帯域が上限になります。
Q. ACアダプターは必要ですか?
A. 不要です。USBバスパワーで動作します。ただしバスパワー機は電力が不安定になりやすいので、PC本体のポートへ直接挿すことを推奨します。
Q. Macでも使えますか?
A. 使えます。書き込みはmacOS標準のディスクユーティリティで行えます。付属のCyberLinkソフトはWindows専用です。
Q. 市販のDVDビデオは再生できますか?
A. ドライブとしては読み出せます。再生には対応した再生ソフトが必要で、環境によっては別途用意することになります。
Q. DVD-RAMも使えますか?
A. 使えます。書き込みは5倍速対応です。ビデオカメラやレコーダー世代のDVD-RAMを読む必要がある人には利点になります。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: LG
- 販売元: ここね
- 出荷元: ここね
- ASIN: B00RKMNHKG
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





