概要

Glorious Model O 2 Wired Black 59g RGB LED搭載有線ゲーミングマウス GLO-MS-OV2-MB MS665 は、ハニカム(穴あき)シェルで59gまで軽量化した有線ゲーミングマウスです。結論から言えば、「低感度でマウスを大きく振る競技系FPSプレイヤーが、ワイヤレスに1万円以上を追加せずに軽量マウスへ移行したい」場合の第一候補になります。

センサーは自社ブランドのBAMF 2.0オプティカルで、最大26,000 DPI、最大トラッキング速度650 IPS、加速度50G、ポーリングレートは1000 Hz(1ms)。ボタンは6個、クリック耐久は8,000万回、リフトオフディスタンスは1〜2 mm、デバウンスタイムは0〜16 msで調整できます。Amazon.co.jpのレビューは472件で「5つ星のうち4.5」(好評率90%相当)と、軽量マウスとしては評価が安定している部類です。

逆に言えば、この製品は「軽さと素直なトラッキング」に全振りしており、無線化・静音・多ボタン・高ポーリングレート(4K/8KHz)といった要素は持っていません。そこを求める人は最初から別の製品を見たほうが早いです。

互換性ガイド

接続はUSB 2.0 Type-Aの有線のみ、ケーブル長は2.0 mです。USB-Aポートを備えたデスクトップ/ラップトップであれば、ドライバを入れずにそのまま動きます。専用ソフトのGlorious COREはWindows/macOS/Linuxに対応しており、DPI・ボタン割り当て・ポーリングレート・リフトオフディスタンス・デバウンスタイム・RGBを設定できます。設定はオンボードメモリに保存できるため、大会やLANパーティでソフトを入れられないPCに挿しても、自分のDPIとボタン配置がそのまま出ます。

実際につまずきやすいのは次の3点です。

  • USB-Aポートが無い環境: USB-Cのみの薄型ノートやMacでは、USB-Cハブまたは変換アダプタが必要です。1000 Hzのポーリングを安定させたいなら、電源付きハブや直挿しを優先してください。
  • ケーブルの取り回し: 2.0 mは十分な長さですが、軽量マウスはケーブルの反発がそのまま操作感に効きます。ケーブルをデスク後方で軽く固定するか、マウスバンジーを使うと本来の軽さが出ます。有線マウスで「重い」と感じる原因の大半はケーブルの引っ掛かりです。
  • マウスパッドとリフトオフディスタンス: LODは1〜2 mmと短めなので、厚手でふかふかのパッドや凹凸の大きい布パッドでは、持ち上げ時の挙動が想定とずれることがあります。ローセンシでマウスを頻繁に持ち上げる人は、COREでLODを調整してから判断してください。

商品情報

Glorious Model O 2 Wired Black(型番: GLO-MS-OV2-MB、日本向け型番 MS665)は、日本正規代理店扱いの製品として2年間のメーカー保証が付きます。カラーはブラックとホワイトがあり、本記事はブラック仕上げを対象にしています。付属品はマウス本体、取扱説明書、交換用のサイドグリップテープなど。RGB LEDはスクロールホイールとロゴ部に搭載され、発光色とエフェクトはGlorious COREから変更できます。

主要スペックを整理すると次のとおりです。

項目
重量 59 g
センサー BAMF 2.0 Optical
最大DPI 26000
最大トラッキング速度 650 IPS
加速度 50G
ポーリングレート 1000 Hz (1ms)
ボタン数 6
クリック耐久性 8,000万回
ケーブル長 2.0 m
インターフェース USB 2.0 Type-A
リフトオフディスタンス 1〜2 mm
デバウンスタイム 0〜16 ms

価格は取得時点のもので、Amazon.co.jpで2026年7月16日取得時点 ¥13,070、同じくAmazonで2026年9月12日取得時点 ¥12,010 と、約2か月で1,000円ほど動いています。海外マーケットプレイス(eBay US)では2026年8月16日取得時点で $51.00 の出品が確認できました。いずれもセールや為替、出品者によって変動しますので、購入前に必ず商品ページで最新価格を確認してください。この価格帯は「超軽量マウスの実用ライン」で、より軽い38〜55g級のフラッグシップ無線モデルはおおむねこの倍前後になります。

スペックの読み方を補足すると、26,000 DPIという最大値は実用上ほぼ使いません。競技FPSで一般的なのは400〜1600 DPI程度で、重要なのは上限値ではなく「使う帯域で素直に動くか」です。650 IPS・50Gという値は、ローセンシで腕を大きく振っても追従が破綻しないことを意味しており、こちらのほうが実戦的な指標です。デバウンスタイムを0〜16 msで下げられるのは、チャタリング(意図しない二重クリック)と入力の速さのバランスを自分で取れるという点で、地味ですが効く機能です。

実際の使用感と持ち方の相性

全長は約126 mmで、いわゆるミドルサイズの左右対称シェルです。つまみ持ち(クロウ/フィンガーチップ)との相性が良く、59gという重量はマウスを止める・切り返す動作の負荷を明確に下げます。かぶせ持ち(パームグリップ)で手が大きい人(目安として手長19 cm以上)は、後部の盛り上がりが足りず手のひらが浮く感覚になりやすいので、店頭やサイズ表で全長・全幅を確認してから選んだほうが安全です。

ハニカムシェルは軽量化と通気の両方に効きます。長時間プレイで手汗をかきやすい人にとっては、穴あき構造そのものが快適性の要素になります。一方で、穴から内部が見えることに抵抗がある人や、粉塵・食べかすの侵入が気になる人は、同価格帯のソリッドシェル製品を検討する価値があります。

競合製品との比較の考え方

同じ「軽量マウス」というくくりでも、選ぶ基準はかなり分かれます。

  • 有線 vs 無線: 本機は有線専用です。無線の遅延は現行世代ではほぼ問題になりませんが、価格はおおむね上がります。逆に、有線であることは充電切れが無い・バッテリー分の重量が無い・大会PCに挿すだけで動く、というメリットになります。
  • 重量の刻み: 59gは十分軽い部類ですが、38〜55g級のフラッグシップも存在します。ただし極端な軽量化は剛性やスイッチの質感とトレードオフになりがちで、59g前後は「軽さの恩恵をほぼ受けつつ作りが破綻しない」バランス点です。
  • ポーリングレート: 本機は1000 Hz固定です。4000/8000 Hz対応機と比べると理論上の入力間隔は長くなりますが、その差を体感できるかはモニターのリフレッシュレートとPC負荷次第で、CPU負荷が上がる副作用もあります。240 Hz以上の環境で秒単位を詰めたい人以外は、1000 Hzで不足しません。

おすすめユーザー

競技系FPSプレイヤー: Valorant、Apex Legends、Overwatch 2 のような、素早い切り返しとフリックが求められるタイトルで軽さが効きます。有線なので接続の不安要素が少なく、大会や知人宅への持ち込みでも扱いやすい構成です。

長時間プレイするユーザー: 59gは手首・前腕への負担を確実に減らします。MMOやRPG、ストラテジーのように何時間も操作し続けるジャンルでも疲れにくく、ハニカムシェルの通気性が蒸れを抑えます。

設定を詰めたいユーザー: Glorious COREでDPI・LOD・デバウンスまで調整でき、オンボードメモリでプロファイルを持ち運べます。RGBの発光も自由に変えられるため、デスク周りの見た目を揃えたい人にも向きます。

軽量マウスを初めて試す人: 極端に高価な製品でいきなり試すより、この価格帯で「自分は軽いマウスが合うのか」を確かめるほうが失敗が小さく済みます。

購入前の注意点

まず、商品ページの表記に重量の食い違いがあります。 販売ページのタイトルには「49g」と記載された表記が見られる一方、仕様上の重量は59gです。数字だけを見て「49gの最軽量級」と期待して買うと、手に取ったときの印象が変わります。軽量マウスは10gの差が体感に直結するため、必ず仕様欄の重量を基準に判断してください。こうした登録情報の誤りは通販ページで珍しくないので、商品画像とタイトル、そして仕様表の3点を突き合わせて対象製品を確認することをおすすめします。

無線が欲しい人には向きません。 本機は有線専用で、後から無線化する手段はありません。「今は有線でいいが、いずれ無線に」と考えているなら、最初から無線モデルを選んだほうが総額は安く済みます。

静音性を求める人にも向きません。 クリック音・ホイール音は一般的なゲーミングマウス相当で、静音スイッチではありません。深夜に家族と同室で使う、ボイスチャットにクリック音を乗せたくない、といった用途では静音モデルを検討してください。

手が大きい人、かぶせ持ちの人は要確認です。 全長約126 mmは大きめの手にはやや小さく、パームグリップでは支えが足りないと感じる可能性があります。持ち方を変える前提で買うのは、慣れるまでエイムが崩れるのでおすすめしません。

多ボタンを期待しないでください。 ボタンは6個で、MMOのスキル割り当てを大量に行いたい用途には足りません。サイドボタンが2個という前提で運用設計してください。

穴あきシェルの実務的な注意: 内部に埃や食べかすが入り込むため、定期的にエアダスターで清掃する前提で考えてください。また、飲み物をこぼした際のリスクはソリッドシェルより高くなります。

価格の変動: 上記のとおり2か月で1,000円程度動いています。急いでいないなら、セール時期を待つだけで実質的な満足度は上がります。

よくある質問

Q. 26,000 DPIは実際に使いますか?
A. ほぼ使いません。競技FPSでは400〜1600 DPI程度が一般的で、上限値はスペック上の余裕と考えてください。重要なのは650 IPS・50Gという追従性能のほうです。

Q. ポーリングレートが1000 Hzなのは古いのでは?
A. 1000 Hz(1ms)は現在も標準であり、実用上の不足はほぼありません。4000/8000 Hz対応機との差を体感できるのは、高リフレッシュレートのモニターとCPU余力が揃った環境に限られます。

Q. ソフトを入れないと使えませんか?
A. いいえ。USB-Aに挿せばドライバ不要で動きます。Glorious COREは設定変更のために使うもので、設定後はオンボードメモリに保存されるため、別のPCでもソフト無しで同じ設定が使えます。

Q. Macでも使えますか?
A. USB-Aポート(またはUSB-Cハブ)があれば動作し、Glorious COREもmacOSに対応しています。USB-Cのみの機種ではハブか変換アダプタを用意してください。

Q. マウスバンジーは必要ですか?
A. 必須ではありませんが、あると体感が変わります。ケーブルは柔らかい編組タイプですが、59gの軽さゆえにケーブルの抵抗が相対的に目立ちます。バンジーが無ければ、ケーブルをデスク奥で軽く固定するだけでも効果があります。

Q. 保証はどうなっていますか?
A. 日本正規代理店製品として2年間のメーカー保証が付きます。購入時は正規流通品かどうかを販売元の表記で確認してください。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: GLORIOUS
  • 販売元: サブセクション
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B0BLF6CB6N
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。