この記事ではASUSTek Intel 第10世代・11世代 CPU 対応 (LGA1200)対応 H510 チップセット microATXマザーボード PRIME H510M-Aを詳しく紹介します。

概要

ASUSのPRIME H510M-Aは、Intel第10世代および第11世代Coreプロセッサーに対応するmicroATXフォームファクターのマザーボードです。チップセットにはIntel H510を採用し、エントリーからミドルクラスのデスクトップPCを構築するユーザーに最適な選択肢と言えます。DDR4-3200メモリを最大64GBまで搭載可能で、PCIe 4.0 x16スロットを1本備えているため、最新のグラフィックスカードも活用できます。 このマザーボードは、コンパクトなmicroATXサイズ(226mm×211mm)でありながら、M.2スロット(PCIe 3.0 x4)とSATA 6Gbpsポートを4基搭載し、ストレージ拡張性も十分に確保されています。また、オンボードのアドレス指定可能RGBヘッダー(Gen2)を備え、ASUS Aura Sync対応のLEDストリップやファンと同期したイルミネーションを楽しむことができます。 PRIME H510M-Aは、予算を抑えつつ安定した動作を求めるビルダー向けに設計されています。VRMヒートシンクやM.2ヒートシンクを標準装備し、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを発揮します。Intel 1Gbイーサネットを搭載し、有線LAN環境でもストレスのない通信が可能です。

互換性ガイド

CPUソケットはLGA1200で、Intel第10世代(Comet Lake)および第11世代(Rocket Lake)プロセッサーに対応します。Core i9/i7/i5/i3、Pentium Gold、Celeronシリーズが使用可能です。 メモリはDDR4-3200(OC)まで対応し、2スロットで最大64GBまで搭載できます。デュアルチャネル構成に対応しており、一般的なDDR4メモリモジュールであれば問題なく動作します。 フォームファクターはmicroATX(226mm×211mm)で、ほとんどのmicroATXケースおよび一部のATXケースに取り付け可能です。ケース選びの際は、マザーボードの取り付け穴位置を確認してください。 拡張スロットはPCIe 4.0 x16×1、PCIe 3.0 x1×2を搭載。PCIe 4.0 x16スロットは第11世代CPU使用時のみPCIe 4.0対応となり、第10世代CPUではPCIe 3.0動作となります。 ストレージはM.2スロット(PCIe 3.0 x4)×1、SATA 6Gbps×4を搭載。M.2スロットはNVMe SSDに対応し、高速なシステムドライブとして活用できます。 背面I/OはUSB 3.2 Gen 1 Type-A×2、USB 2.0×2、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1、D-Sub×1、Intel 1Gbイーサネット、3.5mmオーディオジャックを備えます。

商品情報

ASUS PRIME H510M-Aは、2021年に発売されたエントリー〜ミドルレンジ向けのマザーボードです。市場での立ち位置は「コストパフォーマンス重視のエントリークラス」であり、必要十分な機能を低価格で提供することを目的としています。チップセットはH510のため、PCIe 4.0対応はグラフィックススロットのみで、M.2スロットはPCIe 3.0までとなります。また、CPUのオーバークロックには非対応ですが、メモリのXMPプロファイルは利用可能です。 保証期間はメーカー標準の3年間(日本国内正規流通品の場合)で、ASUSのサポート窓口や公式サイトから各種ドライバやBIOSアップデートを入手できます。販売経路は家電量販店やPCパーツ専門店、オンラインなど多岐にわたります。

おすすめユーザー

オフィスPCやホームサーバーを構築したい方: 第10世代/第11世代のCore i3やPentium Goldと組み合わせれば、文書作成やWebブラウジング、ファイルサーバー用途に十分な性能を発揮します。拡張性も必要最低限で、無駄がありません。 予算を抑えてゲーミングPCを組みたい方: エントリークラスのグラフィックスカード(GeForce GTX 1650やRadeon RX 6400クラス)と組み合わせれば、1080pの軽めのゲームであれば快適にプレイできます。PCIe 4.0 x16スロットを活かして、将来的にミドルクラスのGPUにアップグレードすることも可能です。 コンパクトなmicroATXケースでPCを組みたい方: microATXフォームファクターなので、Mini TowerやMicro Towerケースに収まりやすく、省スペースなPCを構築できます。 RGBイルミネーションを楽しみたい方: オンボードのアドレス指定可能RGBヘッダー(Gen2)を搭載しており、Aura Sync対応のLEDストリップやケースファンを接続して光らせることができます。 一方で、以下のような方にはあまりおすすめできません。 CPUのオーバークロックを前提としたハイエンド構成を考えている方(Zシリーズチップセットが必要) PCIe 4.0対応のM.2 SSDを最大速度で使いたい方(H510ではM.2スロットがPCIe 3.0まで) * 多数のPCIe拡張カードを同時に使いたい方(x1スロットが2本のみ)

購入前の注意点

H510チップセットは、B560やH570と比較して機能が制限されています。具体的には、CPUのオーバークロック非対応、M.2スロットがPCIe 3.0まで、USBポート数が少なめ、といった点があります。これらの制限が許容できるかどうかを事前に確認してください。 第11世代CPU(Rocket Lake)を使用する場合、PCIe 4.0 x16スロットが有効になりますが、第10世代CPUではPCIe 3.0動作となります。また、第11世代CPUでは内蔵グラフィックス出力(HDMI/DisplayPort)が利用可能ですが、第10世代CPUでも内蔵GPU搭載モデルであれば出力可能です。 メモリスロットが2つしかないため、将来的なメモリ増設を考慮すると、最初から16GB×2や32GB×2といった大容量構成を検討したほうが良いでしょう。 背面USBポート数が少ない(USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×2)ため、多くのUSB機器を同時に使う場合はUSBハブの追加が必要になる可能性があります。 * 競合製品としては、ASRock H510M-HVSやGIGABYTE H510M Hなどが同価格帯に存在します。機能面での差は小さいですが、ASUSのBIOSやサポート体制を重視するなら本製品が選択肢になります。 ## よくある質問
Q: このマザーボードでCore i9-11900Kは使えますか? A: ソケットLGA1200対応のため物理的には取り付け可能ですが、H510チップセットのVRM設計はエントリー向けであり、Core i9クラスの高TDP(125W超)CPUをフルロードで運用するのは推奨しません。VRM温度が上昇し、サーマルスロットリングが発生する可能性があります。Core i5またはCore i3との組み合わせが無難です。 Q: PCIe 4.0対応のグラフィックスカードは使えますか? A: はい、使用可能です。PCIe 4.0 x16スロットを1本搭載しており、第11世代CPU使用時はPCIe 4.0 x16で動作します。第10世代CPU使用時はPCIe 3.0 x16動作となりますが、現行のほとんどのグラフィックスカードではPCIe 3.0でも性能差はごくわずかです。 Q: Windows 11には対応していますか? A: はい、対応しています。ただし、Windows 11のシステム要件としてTPM 2.0とセキュアブートが必要です。本マザーボードはBIOS設定でIntel PTT(Platform Trust Technology)を有効にすることでTPM 2.0に対応します。また、セキュアブートもUEFI設定から有効化可能です。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ASUS
  • ASIN: B093BN64ZJ
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。