概要

ASUSのROG Strixシリーズから登場した「ROG Strix 1200P Gaming Platinum」は、1200Wの大容量出力と80 PLUS Platinum認証を備えたハイエンドATX電源ユニットです。ROG(Republic of Gamers)ブランドらしく、ゲーミングPC向けに高い信頼性と静音性を追求した設計が特徴です。PCIe 5.0対応の12VHPWRコネクタは非搭載ですが、標準的なPCIeコネクタを複数備えており、ハイエンドグラフィックスカードを複数枚搭載する構成にも対応します。 フルモジュラーケーブル設計により、不要なケーブルを排除してPC内部のエアフローを最適化できる点も、自作PCビルダーにとって大きな魅力です。135mmの流体軸受けファンを採用し、負荷に応じて回転数を制御する0dBファンモード(ゼロRPMモード)を搭載。低負荷時にはファンが完全に停止するため、静音性を重視するユーザーにも適しています。 市場での位置付けは、ハイエンドゲーミングPCやワークステーション向けのプレミアムクラス。競合となるSeasonic PrimeシリーズやCorsair HXシリーズと比較しても、ROGブランドならではの剛性感のあるデザインと、ASUS独自の品質管理基準が強みです。

互換性ガイド

フォームファクターはATX。標準的なATXケースであれば問題なく取り付けられますが、奥行きが180mmとやや長めなので、小型ケースやケーブルマネジメントスペースが限られているケースでは事前に寸法を確認してください。 コネクタはATX 24ピン、EPS 12V 8ピン×2、PCIe 6+2ピン×6、SATA×12、ペリフェラル4ピン×4を標準装備。現行のハイエンドGPU(RTX 4090など)は12VHPWRアダプタが必要になりますが、付属のPCIeケーブルで対応可能です。 電源容量は1200W。一般的なハイエンドシングルGPU構成(RTX 4090+Core i9-13900Kなど)でも十分余裕があり、将来のアップグレードにも対応できます。デュアルGPU構成や高消費電力のワークステーションでも安心して使えます。 保護回路はOCP、OVP、UVP、SCP、OPP、OTPを完備。過電流や過電圧からシステムを保護します。

商品情報

ASUS ROG Strix 1200P Gaming Platinumは、2022年に発売された1200Wの80 PLUS Platinum認証電源です。価格帯は約7万円台前半で、ハイエンド電源としては標準的な水準。保証期間は10年間(メーカー保証、地域により異なる)。販売経路は大手PCショップなどで入手可能です。 市場での立ち位置は明らかにハイエンド。80 PLUS Platinum認証により、50%負荷時で92%以上の変換効率を実現。発熱が少なく、電気代の節約にも貢献します。また、日本国内の100V環境でも問題なく動作する設計です。

おすすめユーザー

ハイエンドゲーマー:RTX 4090やRTX 4080といったフラッグシップGPUを搭載し、4K解像度での高フレームレートゲーミングを目指す人。大容量かつ安定した電力供給が必要な構成に最適です。具体的には、Core i7-13700K+RTX 4090のような構成で、ピーク電力にも余裕を持って対応できます。ただし、ミドルレンジGPU(RTX 4060など)を使う場合はオーバースペックなので、予算をケースやストレージに回す方が賢明です。 クリエイター向けワークステーション:動画編集や3Dレンダリング、AIモデルのトレーニングなど、長時間高負荷がかかる作業を行うユーザー。1200Wの余裕と高い変換効率により、安定したパフォーマンスを発揮します。ただし、CPUやGPUの消費電力が合計500W程度の構成であれば、850Wクラスの電源でも十分なので、コストを抑えたい場合は選択肢を検討してください。 将来のアップグレードを見据えたビルダー:現在はミドルレンジ構成でも、数年後にハイエンドGPUやCPUへアップグレードする予定がある人。最初から1200Wの電源を組んでおけば、電源の買い替えが不要になります。ただし、電源ユニットの価格は年々下がる傾向にあるため、本当に必要なタイミングで購入するのも一手です。 静音重視のユーザー:0dBファンモードにより、低負荷時は完全無音。録音や配信など、静かな環境を求める場合にも適しています。ただし、高負荷時には冷却音が発生するので、その点は理解しておきましょう。

購入前の注意点

この製品は1200Wと大容量であるため、一般的なゲーミングPC(500W〜750Wクラス)には明らかにオーバースペックです。もし現在の構成がCore i5+RTX 4060程度であれば、650W〜750Wの電源で十分であり、コストを抑えられます。 また、12VHPWRコネクタが非搭載という点は注意が必要です。RTX 4090やRTX 4070 Ti SUPERなど、12VHPWRコネクタを標準で採用するGPUを使用する場合、付属の12VHPWR変換ケーブル(PCIe 6+2ピン×3→12VHPWR)を使うことになります。直接接続するネイティブな12VHPWRコネクタを搭載した電源(例:Corsair RMx Shiftシリーズ)と比較すると、ケーブル本数が増えるため、エアフローや見た目に影響が出る可能性があります。 競合としては、同価格帯のCorsair HX1200iやSeasonic Prime TX-1000などがあります。Corsair HX1200iはデジタル制御とiCUE対応、Seasonic Prime TX-1000は80 PLUS Titanium認証で変換効率がさらに高い点が魅力。変換効率を重視するならTitanium認証品も検討価値ありです。 ## よくある質問
Q: RTX 4090をこの電源で使えますか? A: はい、使用可能です。ただし、12VHPWRコネクタが電源本体にないため、付属の変換ケーブル(PCIe 6+2ピン×3→12VHPWR)を使用する必要があります。ケーブルの取り回しに注意してください。 Q: この電源は100V環境でも問題ないですか? A: 問題ありません。ASUS ROG Strix 1200P Gaming Platinumは100V〜240Vのワイド電圧対応設計で、日本国内の100V電源でも定格1200W出力を発揮します。ただし、100Vでは入力電流が大きくなるため、コンセントやタップの定格を確認してください。 Q: 静音性はどの程度ですか? A: 低負荷時(約40%以下)は0dBファンモードによりファンが完全に停止するため、無音です。高負荷時はファンが回転しますが、135mmの流体軸受けファンは静音性に優れており、システム全体の騒音に埋もれるレベルです。エアフローが良好なケースであれば、不快な騒音は感じないでしょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ASUS
  • 販売元: EFI Global Store JP
  • 出荷元: EFI Global Store JP
  • ASIN: B09T9P4MSL
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。