この記事ではASUS ROG Ally RC71L ゲーミングPC 7インチ ホワイトを詳しく紹介します。

概要

ASUS ROG Ally RC71Lは、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサを搭載した7インチの携帯ゲーミングPCです。本体カラーはホワイトで、約608gの軽量ボディにWindows 11 Homeをプリインストール。120Hz駆動のタッチスクリーンを備え、AAAタイトルからインディー作品までを手軽にプレイできるのが大きな魅力です。最大8.6TFlopsのグラフィックス性能を引き出しつつ、15WのTDPでバランスよく設計されています。 この製品は、従来のノートPCとゲーム機の中間的な立ち位置を狙ったハイエンド携帯ゲーミング機です。Ryzen Z1 ExtremeはZen 4アーキテクチャを採用し、8コア16スレッドで動作。内蔵Radeonグラフィックスとの組み合わせにより、低消費電力ながら高いゲームパフォーマンスを実現しています。

互換性ガイド

ROG Ally RC71Lは、内部にRyzen Z1 Extremeを実装しており、CPUソケットはFP8です。メモリは16GBのLPDDR5を基板に直付けしているため、ユーザーによる増設はできません。ストレージはM.2 NVMe SSD(512GB)を搭載し、交換可能な設計です。フォームファクターは専用のハンドヘルド筐体で、他のPCケースに移植することは想定されていません。 電源はUSB Type-C経由で最大65Wの充電に対応。付属のACアダプターを使うか、PD対応のモバイルバッテリーでも駆動できます。外部モニター出力も可能で、USB-CからHDMIやDisplayPortに変換すればデスクトップモードで使えます。

商品情報

発売は2023年6月で、市場想定価格は約11万円台(参照)。ASUSのハイエンドゲーミングブランド「ROG」からリリースされており、同社のハンドヘルドPCとしては初代モデルに当たります。保証期間は通常1年間で、ASUSコールセンターによるサポートが受けられます。 搭載するRyzen Z1 Extremeは4nmプロセスで製造され、TDPは15W。グラフィックスはAMD Radeon(RDNA 3ベース)で、FP32性能は最大8.6TFlopsと公表されています。Windows 11 Homeが標準装備なので、SteamやGame PassなどPCゲームのエコシステムをそのまま利用できます。

おすすめユーザー

まず、ベッドやソファで気軽にAAAゲームを遊びたいという方に最適です。デスクトップPCや大型ノートPCを常時起動しなくても、ROG Ally一台でタイトルを起動できます。コントローラー一体型なので、電源を入れてすぐにプレイを始められます。 次に、ゲーム機とPCゲームの両方を一つのデバイスで済ませたい方におすすめ。Windowsベースのため、Steamライブラリだけでなく、Epic Games StoreやXboxアプリ、UWPのゲームも動作します。クラウドセーブやMOD導入などもデスクトップと同じ感覚で行えます。 また、サブ機として普段は軽めの作業(ブラウジング、動画再生)に使いたい方にも向いています。Office類の利用も可能で、USB-Cハブを介せば本格的なデスクトップ環境に変身します。 ## 競合比較
主な競合はValveのSteam Deck(LCD/OLEDモデル)です。Steam DeckはLinuxベースのSteamOSを採用し、価格はより安価。ただしROG AllyのWindows搭載は互換性で大きくアドバンテージがあり、一部のアンチチートゲームやサブスクリプションサービスをストレスなく使えます。 もう一つの競合はAYANEOやGPDといった中国系ハンドヘルドですが、ASUSのブランド力と国内サポートの手厚さは安心感があります。また、ROG Allyは120Hzディスプレイを採用しており、リフレッシュレートの面で競合より優れています。

購入前の注意点

最大の注意点はバッテリー駆動時間です。公式には約10.2時間とされていますが、これは動画再生などの軽い負荷での数値。実際にAAAゲームをプレイすると1~2時間程度しか持たないことが多く、長時間の外出時にはモバイルバッテリーが必須です。 また、メモリが16GB固定で増設できないため、将来のメモリ要求が高まった場合に対応できません。ストレージはSSD交換で対応可能ですが、内部はスペースが限られているため、交換作業は慎重に行う必要があります。 さらに、SDカードスロットが熱で破損するという初期の報告がありました。ASUSは対策版をリリースしたとされていますが、長期間の高負荷使用では注意が必要です。最後に、純正ドックは別売りなので、デスクトップ的に使いたい場合は追加投資が発生します。