この記事ではASUS AMD X470 搭載 マザーボード Socket AM4対応 PRIME X470-PRO 【ATX】を詳しく紹介します。
概要
ASUS PRIME X470-PROは、AMDのX470チップセットを搭載したSocket AM4対応のATXマザーボードです。Ryzen 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)およびRyzen 1000シリーズ、さらにVegaグラフィックス内蔵のRyzen APUまで幅広くサポートしています。DDR4-3466(OC)までのメモリに対応し、デュアルM.2スロットとUSB 3.1 Gen 2を備え、拡張性と安定性を両立したミドルレンジ向けの一台です。 マザーボード単体の価格は約11,000円と非常にリーズナブルで、コストパフォーマンス重視の自作派にぴったり。オンボードのAura Sync RGB LEDやFan Xpert 4による冷却制御など、ASUSならではの便利機能も搭載しています。PRIMEシリーズらしく、過度な派手さより堅実な動作と静音性を重視した設計になっています。 とはいえ、X470チップセットは2018年発表の世代で、最新のRyzen 5000シリーズには正式対応していません。BIOSアップデートで動作する場合もありますが、公式サポートはRyzen 2000/1000および同世代のAPUまでです。PCIe Gen3止まりな点も現代のビルドでは注意が必要です。
互換性ガイド
CPUソケット: Socket AM4。Ryzen 2nd Gen(Ryzen 5 2600など)、Ryzen 1st Gen、Ryzen with Radeon Vega Graphics(2200G/2400G)、第7世代A-Series/Athlon X4を公式サポート。Ryzen 3000以降は非公式。 メモリ: DDR4-3466(OC)/3200(OC)/3000(OC)/2933/2800/2666/2400/2133 MHz、最大64GB(4スロット)。ECC非対応(アンバッファード)。 拡張スロット: PCIe 3.0 x16 ×2(×16+×4動作)、PCIe 2.0 x1 ×2。CFX/ SLI非対応。 ストレージ: SATA 6Gbps ×6、M.2(PCIe 3.0 x4 & SATA)×2(片方はヒートシンク付き)。NVMe RAID対応(AMD RST)。 USB: バックパネルUSB 3.1 Gen2 Type-A×1、Type-C×1、USB 3.1 Gen1×2、USB 2.0×2。フロントUSB 3.1 Gen1×2(ヘッダー)。 電源: 24ピンATX + 8ピンCPU。標準的な電源ユニット(500W以上推奨)で動作。 * フォームファクター: ATX(30.5cm×24.4cm)。
商品情報
ASUS PRIME X470-PROは、2018年4月に発売されました。発売時の実勢価格は約16,000円でしたが、現行は11,000円前後で販売されています。保証期間は3年間(メーカ一度)。販売経路は電機店やなどでの購入が可能。搭載されているX470チッブセットはB450より一つ上のミドルレンジ向けで、B350/X370の後継にあたります。 市場での立ち位置としては、エントリーとハイの間、いわゆる「ミドルレンジ」を担う製品。Ryzen 5 3600程度のCPUを組むには適していますが、最新機能(PCie 4.0、Ryzen 5000公式サポート)を求めるならB550やX570を選ぶべきです。過不足なく構成できるバランスの良さが持ち味です。
おすすめユーザー
予算重視の初めての自作派さん:Socket AM4のエッセンスを低価格で手に入れたい方に。CPUはRyzen 5 2600や2400Gの中古を組み合わせればトータルコストを大幅に抑えられます。PCIe 3.0世代のGPU(GTX 1660やR X580)とも相性良く、1080pゲーミングなら十分です。 静音・安定志向のオフィス/メディアPCビルダー:PRIMEシリーズはVRMやコンデンサに堅実なパーツを採用し、長期間の安定動作を重視。発熱も抑えられており、静音ケースと組み合わせればリビング用のメディアサーバーやオフィス用PCに最適。 Aura SyncでRGB統一したいユーザー:オンボードのRGB LEDおよびAura Syncヘッダーを備え、対応のファンやストリップをシンク可能。手頃な価格でRGBエコシステムの入門機として優れています。 逆に、こんな人には向きません:最新CPU(Ryzen 5000/7000シリーズ)を正式対応で使いたい方、PCIe 4.0を活かしたい方、ハイエンドなSLI/CFX構成を考えている方。また、メモリを128GB積みたい方も非対応なので注意。
購入前の注意点
最大の注意点はRyzen 3000以降のCPUが公式サポート外であることです。BIOSベータ版で動作する例もありますが、メーカー保証外かつ安定性は自己責任になります。またチップセットはX470のためPCIe 3.0までしか対応しておらず、現代の高速SSD(Gen4)の性能を引き出せません。メモリもDDR4までで、将来DDR5へはアップグレードできません。 競合製品としては、B450(例:ASUS TUF B450-PLUS)がより安価で似た仕様、またB550ならPCIe 4.0とRyzen 5000公式サポートを得られます。X470は現在型落ち感は否めないので、あえて選ぶメリットは価格の安さと十分な拡張性(SATA6基、M.2×2)に限られます。 その他、CPUクーラーのバックプレート互換性はAM4専用のものが必要です。古いAM3/AM3+クーラーはそのままでは使えない場合があるので、クーラーを流用する場合は確認が必要です。 ## よくある質問
Q: Ryzen 5 5600Xは使えますか? A: 公式には非対応です。BIOSバージョンによって動作報告もありますが、ASUSはRyzen 5000シリーズのサポートをPRIME X470-PROには提供していません。安定動作を求めるならB550/X570を選んでください。 Q: M.2スロットは両方ともNVMe対応ですか? A: 1つ目のM.2(M.2_1)はPCIe 3.0 x4 + SATAモード対応、2つ目(M.2_2)はPCIe 3.0 x4のみです。M.2_1はヒートシンク付きで、NVMe SSDの発熱を抑えられます。 Q: メモリは3200MHzで動作しますか? A: D.O.C.P.(XMP相当)を有効にすれば、対応表上は3200(OC)までサポートしています。実際にはCPUのメモリコントローラーにも依存しますが、Ryzen 2000シリーズなら3000~3200MHz程度は安定しやすいです。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: ASUS
- ASIN: B07C57Q1XH
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





