この記事では【10GbE-NIC + M.2 SSD コンボアダプタ】 Synology E10M20-T1を詳しく紹介します。

概要

Synology E10M20-T1は、Synology NAS向けに設計された拡張カードで、1つのPCIeスロットに10GbEネットワークとデュアルM.2 NVMe SSDスロットを統合しています。10GbE対応のRJ-45ポートにより、既存のCat6aケーブルで最大10Gbpsのネットワーク帯域を実現。さらに、2基のM.2スロット(2280/22110対応)を搭載し、NVMe SSDをキャッシュとして利用することで、NASのランダムI/O性能を大幅に向上させます。このコンボ設計により、PCIeスロットを1つだけ消費しながら、ネットワークとストレージの両面でパフォーマンスを加速できる点が最大の特徴です。

接続・互換性

本製品はPCIe 3.0 x8インターフェースで接続します。対応するSynology NASは、SAシリーズ(SA3600、SA3400)、20シリーズ(RS820RP+、RS820+)、19シリーズ(DS2419+、DS1819+)、18シリーズ(RS2818RP+、DS3018xs、DS1618+)など、特定のモデルに限定されます。購入前に必ず対応機種一覧を確認してください。M.2スロットはNVMe SSDのみ対応で、SATA M.2 SSDは使用できません。また、10GbE接続にはCat6a以上のLANケーブルを推奨します。

商品情報

Synology E10M20-T1は、Synology純正の拡張カードとして、2020年頃に発売されました。市場での位置づけはミドル~ハイエンドで、特に大容量データを扱うビジネスユースや、高速なキャッシュ性能を求めるパワーユーザーをターゲットとしています。保証期間は通常2年間(国内正規代理店品)。付属品はロープロファイルブラケットとクイックインストールガイドのみで、SSDやケーブルは別途用意する必要があります。価格帯はAmazonで約47,300円(税込)と、単体の10GbE NICと比較すると割高ですが、M.2スロットを2基内蔵するコンボ製品として考えると妥当なラインです。

おすすめユーザー

  • Synology NASで10GbE環境を構築したい方:既存のNASが対応していれば、この1枚でネットワークとキャッシュの両方をアップグレードできます。特に、複数クライアントからの同時アクセスが多いオフィス環境に最適です。 - NVMeキャッシュでNASの応答性を高めたい方:HDDベースのNASでも、M.2 NVMe SSDをキャッシュに設定することで、ランダム読み書きが劇的に改善します。データベースや仮想マシンのホストとしてNASを使う場合に効果的です。 - PCIeスロットが限られているNASユーザー:スロットが1つしかない小型NASでも、ネットワークとストレージ拡張を同時に実現できます。ただし、対応機種が限られるため、事前の互換性確認が必須です。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Synology
  • 販売元: イートレンド [適格請求書発行事業者登録済]
  • 出荷元: イートレンド [適格請求書発行事業者登録済]
  • ASIN: B089RHK7CF
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。