この記事ではStarTech.com ギガビットイーサネット2ポート増設PCIeネットワークアダプタLANカード 2x Gigabit Ethernet 1000Mbps NIC ST1000SPEXD4を詳しく紹介します。

概要

StarTech.com ST1000SPEXD4は、PCI Express x1スロットに2つのギガビットイーサネットポートを追加できるネットワークインターフェースカードです。デスクトップPCやワークステーションで、追加の有線LANポートが必要な場面に最適な製品です。各ポートは10/100/1000Mbpsに対応し、フルデュプレックス時には最大2000Mbpsの帯域を提供します。 本製品の最大の特徴は、標準ブラケットとロープロファイルブラケットの両方が同梱されている点です。これにより、一般的なATXタワーケースだけでなく、小型のSFF(Small Form Factor)筐体にも取り付けられます。また、Wake-on-LANやジャンボフレーム(最大9K)、VLANタギングといった企業ネットワーク向けの機能も備えています。

接続・互換性

対応インターフェース:PCI Express 2.0 x1(1.0a/1.1との下位互換性あり) 搭載ポート:10/100/1000Mbps対応RJ45ポート×2 対応規格:IEEE 802.3、IEEE 802.3u、IEEE 802.3ab、IEEE 802.1Q VLANタギング、IEEE 802.1P Layer 2プライオリティエンコーディング、IEEE 802.3xフルデュプレックスフロー制御 対応OS:Microsoft NDIS5チェックサムオフロード(IP、TCP、UDP)、Large Sendオフロード * 付属ブラケット:標準プロファイル用(工場出荷時装着済み)、ロープロファイル用(同梱)

商品情報

発売時期は2014年頃で、現在も安定して入手可能なロングセラーモデルです。価格帯はで約11,000円〜12,000円前後。StarTech.comはカナダに本社を置く業務用アクセサリメーカーで、本製品には2年間のメーカー保証と無期限の無料テクニカルサポートが付帯します。付属品はカード本体、標準ブラケット(装着済み)、ロープロファイルブラケット、クイックインストールガイドです。 市場での立ち位置としては、エントリーからミドルレンジのデュアルポートNICです。IntelやBroadcomのチップを搭載したハイエンドNICと比較すると価格は抑えられていますが、Realtekベースの格安カードよりは信頼性とサポート面で優れています。家庭内のファイルサーバーや軽量な仮想化ホストに適したバランスの良い製品と言えます。

おすすめユーザー

ホームラボを構築したい方:自宅にProxmoxやESXiなどのハイパーバイザーを導入し、複数のネットワークセグメントを分けたい場合に最適です。2ポートあるため、管理用とデータ通信用に分けて使えます。ただし、10GbEが必要な環境では帯域が不足するため、その場合は別途10GbEカードを検討してください。 ファイルサーバーやNASを自作する方:マザーボードのオンボードLANに加えて、もう1つ有線ポートが欲しい場合に便利です。チーム機能(NICチーミング)を使えば、帯域の冗長化や負荷分散も可能です。ただし、本製品はPCIe 2.0 x1接続のため、理論上の帯域は500MB/s(片方向)です。2ポートをフルに使ってもPCIeレーンがボトルネックになることは稀ですが、大量のトラフィックを捌くサーバー用途では注意が必要です。 * 古いPCに有線LANを追加したい方:マザーボードのLANポートが故障した、あるいはWi-Fiしか搭載していないPCに有線接続を追加したい場合に有効です。ロープロファイルブラケットが付属するため、小型の省スペースPCにも取り付けられます。ただし、PCIeスロット自体が空いていることが前提です。 ## 競合比較
同価格帯の競合としては、TP-Link TG-3468(シングルポート、約2,000円)やIntel EXPI9301CT(シングルポート、約5,000円)が挙げられます。TG-3468は価格が非常に安い反面、シングルポートでロープロファイル非対応。Intel EXPI9301CTは信頼性が高いものの、やはりシングルポートです。ST1000SPEXD4はデュアルポートである点と、ロープロファイル対応の2点で差別化されています。2ポート必要なら本製品一択ですが、1ポートで十分ならコストを抑える選択肢もあります。

購入前の注意点

PCIeスロットの空き状況を必ず確認してください。本製品はPCIe x1ですが、x4やx16のスロットにも物理的に挿せます。ただし、マザーボードによってはスロットの位置によってグラフィックカードと干渉する場合があります。 チップセットはRealtekベースと推測されます(公式には明記されていません)。IntelやBroadcomのチップを搭載したNICと比較すると、高負荷時のCPU使用率がやや高くなる傾向があります。ただし、一般的なファイル共有やWebサーバー用途では問題になりません。 * 10GbE環境へのアップグレードを検討している方には不向きです。あくまでギガビット(1Gbps)までの対応です。将来10GbEが必要になる可能性があるなら、最初から10GbE対応カードを検討したほうが良いでしょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: スターテック(StarTech.com)
  • ブランド名: StarTech.com(スターテック)
  • 販売元: Startech Japan KK
  • 出荷元: Amazon
  • ASIN: B00OUSU2P6
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。