ゲーム概要

『Sniper Elite 4: 第二次世界大戦下のイタリアで戦術的な狙撃の自由を解き放つ』は、第二次世界大戦中のイタリアを舞台に、狙撃手カール・フェアバーンを操作する三人称視点のタクティカルシューターです。2017年2月13日に発売され、Rebellionが開発と販売を担当しています。各任務では目標地点へ一直線に進むのではなく、双眼鏡で敵を記録し、巡回経路や高所、退路を確認してから攻撃方法を組み立てます。

基本の流れは、偵察、侵入、狙撃、位置変更、脱出です。遠距離から敵を減らすだけでなく、障害物に身を隠して接近したり、罠を設置したり、発見後に近接戦へ切り替えたりできます。海岸の町や森林、農村、古い要塞など、高低差と複数の進入路を持つマップが用意されているため、同じ任務でも狙撃地点と移動経路を変えて再攻略できます。

狙撃とステルスの特徴

射撃では照準を敵に重ねるだけでなく、距離、弾道の落下、風、姿勢などを考える必要があります。難易度設定によって補助の程度が変わるため、シリーズ初心者は照準支援を使い、慣れてから弾道計算を重視する遊び方へ移行できます。遠距離射撃が成功した際のX線表現を含むキルカメラは本シリーズを象徴する演出ですが、人体損傷を詳しく描くため、刺激の強い映像が苦手な人は設定を確認した方がよいでしょう。

銃声を聞かれれば敵は警戒し、同じ場所にとどまるほど包囲されやすくなります。一方で、周囲の大きな音に発砲音を重ねる、倒した敵を人目につかない場所へ移す、地雷やトラップで追跡路を封じるといった工夫が可能です。撃って終わりではなく、発砲後にどこへ移るかまで考えることが、安定した攻略につながります。

攻略自由度とプレイスタイル

広いマップには主目標だけでなく、追加の任務や収集要素、別の狙撃地点があります。最初から完璧な経路を探すより、双眼鏡で敵兵や設備を確認し、遮蔽物をつないで安全な区画を少しずつ増やす方が進めやすい設計です。高所は視界を確保しやすい反面、発見された後の逃げ道が限られるため、必ずしも最も高い場所が最良の射撃地点とは限りません。

純粋なステルスだけでなく、消音武器を軸にした接近戦や、警戒を誘発して敵を罠へ導く戦い方も選べます。ただし、一般的なラン&ガン型シューターのように正面から撃ち続けると、敵の増援や複数方向からの攻撃に対応しにくくなります。状況が崩れたときはいったん射線を切り、別の場所から攻撃を再開する判断が重要です。

序盤で失敗しにくい進め方

初めて遊ぶ場合は、射撃前のタグ付けを習慣にすると見落としを減らせます。目標だけを見て移動すると、脇道の巡回兵や遠方の監視役に発見されやすいため、まず周囲を一周見るくらいの慎重さが有効です。また、狙撃地点へ入る前に退路を決めておけば、一発で仕留められなかった場合にも立て直しやすくなります。

敵が警戒した直後に同じ窓や茂みから再び撃つのは避けたいところです。短い距離でも位置を変え、敵が最後に確認した場所から角度をずらすと、ステルス状態へ戻しやすくなります。弾薬や装備を温存しすぎる必要はありませんが、任務後半に備えて罠や治療手段を使い切らない配分も意識すると安心です。

シングルプレイと協力・対戦モード

キャンペーンは一人で進められるほか、協力プレイにも対応しています。協力時は、一人が双眼鏡で敵を記録し、もう一人が射撃位置へ移動する役割分担や、異なる方向から同時に攻撃する連携ができます。ただし、片方の発砲が全体の警戒状態に影響するため、狙う敵と発砲のタイミングを共有しないと計画が崩れやすい点には注意が必要です。

マルチプレイヤーでは、キャンペーンとは異なり、人間が相手の視線や狙撃位置を予測します。同じ場所から繰り返し撃つ行動は読まれやすく、観察と位置変更がさらに重要になります。まずはキャンペーンで移動、照準、弾道の感覚をつかんでから参加すると、本作特有の間合いを理解しやすいでしょう。

動作環境の目安

最低動作環境は64-bit版Windows 7、Windows 8.1またはWindows 10、Intel Core i3-2100または同等のAMD CPU、4GB RAMです。GPUはAMD Radeon HD 7870 2GBまたはNVIDIA GeForce GTX 660 2GBが示されています。古い世代の構成でも最低条件には届きますが、広い屋外での見通しや安定性を重視するなら、最低条件は起動と基本プレイの基準として考えるのが無難です。

推奨環境はIntel Core i7-3770または同等のAMD CPU、8GB RAM、GeForce GTX 970またはRadeon RX 480です。最低環境との差は、とくにGPUとメモリに表れています。推奨条件に近いPCなら画質とフレームレートの両立を狙いやすい一方、最低条件付近では影、描画距離、アンチエイリアスなどを段階的に下げ、狙撃時の視認性を損なわない範囲で調整するとよいでしょう。

掲載されているOS要件は当時のWindowsを基準としています。現在のOSや新しいハードウェアで利用する場合は、購入前にSteam上の最新の対応状況とユーザー報告を確認してください。ストレージ容量は提供データにないため、必要な空き容量はストア表示で確認が必要です。

評価・レビュー傾向

ユーザーからは、広いマップを観察して自分なりの攻略手順を作れること、長距離射撃の手応え、ステルスと狙撃を切り替えられる点が支持される傾向にあります。決められたルートをたどるだけではなく、失敗後に別の侵入経路や狙撃地点を試せるため、試行錯誤を楽しむプレイヤーと相性のよい作品です。協力プレイで偵察と射撃を分担できることも、単独プレイとは違う魅力になります。

一方、慎重な偵察を要求されるため、常に高速で戦闘が続く作品を期待するとテンポが遅く感じられます。敵の警戒挙動や接近戦の感触については、純粋な対戦FPSとは異なる癖があります。また、強い残虐表現を伴うキルカメラは本作らしさであると同時に、人を選ぶ要素です。

こんな人におすすめ

Sniper Elite 4は、射撃精度だけでなく、観察と計画で有利な状況を作るゲームが好きな人に向いています。一本道の戦闘より複数の攻略経路を試したい人、第二次世界大戦期の兵器や舞台に関心がある人、発見されても位置を変えて立て直すステルスゲームを楽しめる人には、とくに相性がよいでしょう。友人と相談しながら標的や射撃の順番を決めたい人にも候補になります。

短時間で任務を終えることだけを目指すより、マップを観察し、サブ目標や別ルートを探す過程に価値を感じる人向けです。射撃補助を利用できるため、精密な弾道計算に自信がないシリーズ初心者でも段階的に慣れられます。

注意点・向かない人

常に派手な銃撃戦を求める人や、待機と索敵を退屈に感じる人には向きにくい作品です。強引な正面突破も可能ですが、本作の面白さは敵の配置と地形を読み、少ない射撃で状況を制御する部分にあります。オープンワールド風の広さはあるものの、無制限につながった世界ではなく、任務ごとに用意された広いオープンエンド型マップとして理解しておくべきです。

提供された対応言語一覧には日本語が含まれていません。物語や任務条件を日本語で理解したい場合は、購入前に現在のSteamストア上でインターフェース、字幕、音声の対応状況を必ず確認してください。また、協力・対戦モードを目的にする場合は、現在の参加者数、マッチング状況、オンライン機能の稼働状況も最新情報を確認する必要があります。