『Ravenswatch: 闇に堕ちたおとぎ話ローグライクアクション』は、童話や伝承の英雄を操作し、悪夢に侵食された世界で戦うトップダウン型のアクションローグライクです。『Curse of the Dead Gods』を手掛けたPasstech Gamesが開発し、Naconがパブリッシングを担当しています。ソロだけでなく、フレンド3人を加えた最大4人のオンライン協力プレイにも対応しています。
ゲーム概要
プレイの中心は、マップを探索しながら敵を倒し、その回で得た強化を組み合わせて難所へ挑むことです。失敗しても、敵への対処やキャラクターの扱い方を学び、次の挑戦に生かすローグライクらしい反復構造になっています。単に装備の数値を上げるだけでなく、限られた機会の中で何を優先するかを判断することが重要です。
登場するのは、赤ずきん、孫悟空、雪の女王など、おなじみの物語を暗く再解釈した9人の英雄です。元の童話をそのまま再現するのではなく、呪いや堕落といった要素を加え、戦闘向けのキャラクターとして組み直しています。この題材の使い方が、一般的な剣と魔法のローグライクとの差別化になっています。
本作は2024年9月26日にリリースされ、シングルプレイヤー、マルチプレイヤー、オンライン協力プレイに対応しています。日本語を含む複数言語が用意されているため、能力や強化内容を確認しながら遊びやすい点も利点です。
9人の英雄で変わる戦い方
9人の英雄は外見だけでなく、固有の能力とプレイスタイルを持っています。そのため、同じ敵や同じ場面でも、近距離で攻め続けるのか、間合いを保つのか、能力を使うタイミングを重視するのかで攻略感が変わります。最初から全員を同じように扱おうとせず、気に入った英雄の攻撃範囲、回避の間合い、能力の再使用までの流れを覚えるほうが上達しやすいでしょう。
英雄を替えることは、単なる見た目の変更ではなく、戦闘のリズムそのものを切り替えることにつながります。一人を深く練習する遊び方と、複数の英雄を試して得意な型を探す遊び方の両方が成立します。反対に、毎回同じ操作感を求める人は、キャラクターごとの癖を覚える過程を負担に感じる可能性があります。
ソロと最大4人協力の違い
ソロでは、敵の狙いが自分に集中するため、回避と攻撃の判断を自力で完結させる必要があります。味方に頼れない分、敵の予備動作や危険な位置を覚えやすく、基本操作を練習するには適しています。一方で、判断ミスを仲間が補えないため、慣れるまでは一度の失敗が重く感じられます。
オンライン協力プレイは最大4人、つまり自分に加えて最大3人のフレンドと遊べます。人数が増えると、各英雄の得意な距離や能力をどう重ねるかというチームならではの面白さが生まれます。ただし、全員が別々の方向へ動くと連携しにくいため、探索先や攻撃対象を大まかに共有できるグループほど楽しみやすいでしょう。
協力プレイだけを前提にせず、まずソロで一人の英雄を触っておくのも有効です。自分の能力を把握していれば、仲間が何をしているかを見る余裕が生まれます。固定メンバーが集まらない日でも一人で遊べるため、協力専用作品ではない点も選びやすいポイントです。
動作環境の目安
最低環境はWindows 10 64-bitのVersion 1909以降、CPUがIntel Core i5-4670KまたはAMD FX-8350、GPUがGeForce GTX 960またはRadeon RX 470です。GPUはいずれも2GBのビデオメモリが基準で、メインメモリは8GB、空き容量は3GB、DirectX 12が必要です。近年の大容量ゲームと比べるとストレージ負担は小さいものの、OSの版とDirectXへの対応は事前に確認してください。
推奨環境では、CPUがIntel Core i7-6700KまたはAMD Ryzen 5 1500X、GPUがGeForce GTX 970またはRadeon R9 Furyとなります。メモリは最低・推奨ともに8GBで、必要な空き容量も3GBです。最低環境に近いPCでは、画質設定を上げることより、戦闘中の見やすさと安定性を優先して調整するのが現実的です。
必要容量が小さいからといって、どのPCでも動くわけではありません。内蔵GPUだけのPCは、記載されたGTX 960やRX 470との性能差を確認する必要があります。また、Windows 10でも古いビルドを使っている場合やDirectX 12に対応していない構成では、他の条件を満たしていても注意が必要です。
評価・レビュー傾向
ユーザー評価は全体として肯定的な傾向にあり、ダークに再構成された童話の世界観、英雄ごとに変わる操作感、ソロと協力の両方を選べる点が魅力になっています。同じ英雄でも挑戦ごとの強化や状況が変わるため、失敗を知識に変えて再挑戦する過程を楽しめる人ほど相性がよい作品です。
一方、ローグライクの反復や、操作する英雄を覚えるまでの試行錯誤は人を選びます。短時間で物語だけを一直線に進めたい人や、一度の失敗で進行を失う感覚が苦手な人には、繰り返しが単調に映る可能性があります。協力時も、各自が自由に動くだけでなく、仲間の位置や行動を意識する必要があります。
序盤で意識したいこと
最初は攻撃を当て続けることより、敵の攻撃範囲と安全に離脱できる距離を覚えることが大切です。新しい英雄を選んだら、通常攻撃と各能力を一度ずつ確認し、どの動作中に危険が生じやすいかを把握すると、無理な突撃を減らせます。敗北した回も、どの敵や場面で体力を失ったかを振り返れば次の判断材料になります。
協力プレイでは、全員が同時に別の敵を追うより、危険度の高い対象へ攻撃を集中させるほうが状況を整理しやすくなります。英雄ごとの役割を固定しすぎる必要はありませんが、誰が前に出るか、誰が安全な距離を保つかを自然に分けるだけでも戦いやすくなります。慣れていない仲間がいる場合は、速度よりも合流しやすさを優先すると失敗を減らせます。
こんな人におすすめ
Ravenswatchは、見下ろし型のアクションで敵の動きを読み、失敗から操作や判断を改善する過程が好きな人に向いています。赤ずきんや孫悟空など、既存の物語がダークファンタジーとして再解釈される設定に惹かれる人にも適しています。異なる英雄を試しながら、自分に合う戦い方を見つけたい人なら繰り返し遊ぶ理由を作りやすいでしょう。
特に、ソロでも練習でき、予定が合う日はフレンドと最大4人で挑戦したい人には扱いやすい構成です。協力時の役割分担や能力の組み合わせを相談するのが好きなグループほど、本作の長所を引き出せます。
注意点・向かない人
本作はアクションと反復挑戦が中心なので、会話選択や長編シナリオを主目的とする伝統的なRPGとは楽しみ方が異なります。恒常的に同じ強さで進むゲームを期待すると、挑戦ごとに状況へ対応する仕組みが合わない可能性があります。強敵に負けながら行動を覚えること自体を楽しめるかが、購入判断の重要な分かれ目です。
また、最大4人対応は、常に4人が必要という意味ではありません。ソロでも遊べますが、協力プレイを最大の目的にする場合は、一緒に遊ぶ人の好みやプレイ時間が合うかを確認しておくと安心です。商品ページの言語、対応OS、オンライン機能の最新情報も、導入前に表示内容を確認してください。





