この記事ではRaspberry PI 3マザーボードモデルA +を詳しく紹介します。
概要
Raspberry Pi RP3A+は、Raspberry Pi 3 Model A+の後継として設計されたシングルボードコンピュータで、入門機として高いコストパフォーマンスを実現しています。搭載プロセッサはBroadcom BCM2837B0、動作周波数は1.4GHzのCortex-A53コアで構成されています。メモリは512MB LPDDR2、ストレージはmicroSDカードスロットによる拡張が基本で、オンボードストレージは搭載していません。無線通信機能として2.4GHzのWi-FiとBluetooth 4.2を内蔵しており、GPIOピンヘッダーを備えた電子工作にも最適な構成です。
この製品の最大の特徴は、小型でありながらRaspberry Piエコシステムをそのまま活用できる点にあります。フルサイズのRaspberry Pi 3 Model B+と互換性のあるGPIO配列を持ち、既存のケースやアクセサリも流用可能です。消費電力が低く、USBのバスパワーだけで駆動できるため、ロボットやスマートホーム機器の組み込み基板に適しています。
接続・互換性
RP3A+は、HMDI出力端子を1系統、USB 2.0ポートを2基、CSIカメラ接続コネクタ、DSIディスプレイ接続コネクタを搭載しています。有線ネットワークはUSB変換を前提とするため、標準ではEthernetポートはありません。microSDスロットを利用してOSを起動します。
シングルボードコンピュータとしての拡張性は高いです。40ピンのGPIOピンヘッダを備えており、標準のRaspberry Pi HATやブレッドボードに直接差し込むことができます。電源は5VのMicro-USBコネクタを介して2.5A程度を供給可能です。
商品情報
発売時期は2019年ごろで、当初の価格は約4,500円前後でした。現在では通販サイトなどで入手が可能ですが、在庫にはばらつきがあります。市場での立ち位置はエントリーレベルのシングルボードコンピュータであり、Raspberry Pi Zero 2 Wの上位に位置し、通常のRaspberry Pi 3 Model B+の下位に位置します。
おすすめユーザー
IoT開発・組み込みシステムのプロトタイピング:消費電力が低く、PythonやGPIOがそのまま使えます。Crun版の製品ではデスクトップ利用にはメモリ512MBが不足する場合もあります。
教育向けの電子工作:Raspberry Piのエコシステムがそのまま活用可能で、初学者でも学習リソースが豊富です。ただしデスクトップパソコンとしての用途には向きません。
超小型Linuxサーバ:常時稼動が前提のアプリケーション(Nodeミディアパイ、モニタリングデバイスなど)に最適です。省電力でヘッドレス運用が可能ですが、ストレージはSDカードのみのため耐久性に注意が必要です。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Raspberry Pi
- 販売元: Amazon US
- 出荷元: Amazon US
- ASIN: B07KKBCXLY
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





