この記事ではQNAP TR-002 storage drive enclosure 2.5を詳しく紹介します。

概要

QNAP TR-002は、QNAPが提供する2ベイ構成のRAID対応ストレージ拡張エンクロージャーです。本体はUSB 3.2 Gen 2 Type-Cで接続し、QNAP NASの容量拡張はもちろん、WindowsやMacのPCに直接つなげばDAS(ダイレクトアタッチドストレージ)としても使えます。3.5インチSATA HDD/SSDを2台まで搭載でき、RAID 0/1/JBODといったモードを切り替えながらデータの高速化または冗長化を実現できます。
サイズは約22×17×20cmとコンパクトで、材質にはポリカーボネートを採用。天面のスリットから自然排熱できるよう設計されており、オフィスや家庭のデスク周りに置いても違和感のない見た目です。付属のUSB-Cケーブル一本でPCとつながる手軽さは、内蔵ストレージを増設できないノートPCユーザーにとっても便利な選択肢です。

接続・互換性

ホスト側との接続はUSB 3.2 Gen 2 Type-C(USB-C)に対応。理論値で最大10Gbpsの転送速度を出せるため、高速なSSDでも十分に性能を発揮できます。USB 3.2 Gen 1やUSB 2.0との下位互換性もあるので、古いPCでも問題なく認識します。
ストレージのフォームファクターは3.5インチおよび2.5インチのSATA HDD/SSDに対応。ただし2.5インチドライブを使う場合は別途マウント用ネジが必要になるケースもあるので、付属品の内容を事前に確認しておきましょう。RAIDモードは背面スイッチで切り替えられるので、PC側に専用ソフトをインストールする必要はありません。

商品情報

QNAP TR-002は、QNAPが自社NASの拡張ユニットとして2019年に発売した製品です。通販サイトでの参考価格は税込約53,470円で、QNAP公式からも販売されています(価格は変動します)。保証期間は購入店によって異なりますが、QNAP標準で2年間の保証が付帯します。
市場での立ち位置としては「ミドルレンジの拡張ストレージ」に該当します。エントリー向けのシングルベイ拡張ユニットより柔軟なRAID構成が可能で、かつQNAP NASのQTS/QuTS heroとシームレスに連携できる点が大きな強み。一方で20GbpsのUSB4やThunderbolt非対応なので、ピーク転送速度を追求するユーザーには物足りないかもしれません。

おすすめユーザー

  1. QNAP NASユーザーで容量が不足してきた方
    QSIRやVJBODに対応していないエントリー〜ミドルクラスのQNAP NASは、SATA拡張スロットがない場合も多いです。TR-002をUSBで接線すれば、NAS本体の設定画面からワンタッチで認識し、ボリューム拡張やRAIDグループ追加が可能です。
  2. ノートPCに大容量ストレージを高速で追加したい方
    内蔵ストレージの換装ができない薄型ノートPCでも、USB-C一本で2つのHDD/SSDを接続できます。RAID 1でミラーリングすればデータの安全性も高まり、バックアップ用としても安心です。
  3. シンプルなDASを求めるPCユーザー
    専用ソフト不要でハードウェアRAIDが組めるため、RAIDカードを買うより低コストかつ簡単です。RAW写真の作業領域や大量の動画ファイル置き場として、2台の高速SSDをRAID 0で使うのも一つの手です。
    向かないのは、Thunderbolt 3/4やUSB4の50Gbps〜40Gbps帯域が必要な方や、4ベイ以上の拡張性が欲しい方。また、3.5インチHDDを大量に積むなら電源容量がやや心細いので、長時間連続稼働には別途冷却対策を考えると良いでしょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: QNAP(キューナップ)
  • 販売元: keiayuストア
  • 出荷元: keiayuストア
  • ASIN: B07QMZ5JGF
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。