この記事ではPHANTEKS Enthoo Primoシリーズ 水冷システム構築に特化したサイドウィンドウ付きフルタワーPCケース ブラック PH-ES813P_BLを詳しく紹介します。

概要

PHANTEKS Enthoo Primo PH-ES813P_BLは、水冷システムの構築に特化して設計されたフルタワーPCケースです。本体はアルミニウムとアクリルを組み合わせた剛性の高い構造で、サイドパネルには大型のアクリルウィンドウを採用し、内部の冷却ルートや配線を美しく見せることができます。標準搭載されている140mmファンはフロントに2基(LED付き)、トップ・リア・ボトムに各1基の計5基で、エアフローの基本性能は非常に高い水準です。さらに、最大16基までファンを増設可能で、水冷ラジエターもHDDケージを除くすべてのファンポートに取り付け可能なため、カスタム水冷から簡易水冷まで幅広い構成に対応します。マザーボードはSSI EEB、E-ATX、ATX、MicroATXの各フォームファクタに対応しており、ハイエンド構成からサーバー向けの大型ボードまで柔軟に収容できます。

互換性ガイド

本ケースはSSI EEB、E-ATX、ATX、MicroATXの各フォームファクタに対応します。電源ユニットはボトム部に2基まで搭載可能で、大容量電源やデュアルPSU構成を検討するユーザーにも適しています。ストレージベイは5.25インチオープンベイ×5、3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×12と非常に豊富で、多数のHDDやSSDを内蔵したい方に最適です。拡張スロットは8段用意されており、トリプルスロット超の大型グラフィックカードも余裕を持って取り付け可能です。ただし、ケースの全高が大きいため、設置するデスクやラックの奥行きと高さを事前に確認することをおすすめします。

商品情報

PHANTEKS Enthoo Primoは、2013年に発売された比較的古いモデルですが、水冷ビルドに特化した設計は現在でも高い評価を得ています。価格帯はで約18万円と、フルタワーケースとしては高価格帯に位置します。保証期間については公式情報を参照してください。市場での立ち位置はハイエンド〜エンスージアスト向けで、特に本格的なカスタム水冷を計画するユーザーにとって理想的なプラットフォームです。アルミ製の高剛性フレームと広大な内部空間は、大型ラジエターやリザーバー、ポンプユニットを余裕を持って収容できます。

おすすめユーザー

本ケースは、以下のようなユーザーに特におすすめです。 カスタム水冷システムを構築したい方:多くのラジエターマウントポイントと豊富なベイスペースにより、複数ループのレイアウトが容易に行えます。標準ファンも充実しており、初期状態でも十分な冷却性能を発揮します。 大量のストレージを必要とする方:3.5インチベイ6基、2.5インチベイ12基という容量は、NAS的な運用や動画編集ワークステーションにも適しています。 * ハイエンドデュアルシステムを組む方:SSI EEBやE-ATXマザーボード、2基の電源ユニットに対応するため、ワークステーションクラスの構成にも耐え得る拡張性を持ちます。

購入前の注意点

本製品は大柄で重量が約22.7kgと非常に重く、頻繁に移動したりデスク上に設置する用途には不向きです。奥行きのある設置スペースが必要なため、事前に寸法を確認してください。また、2013年発売のモデルであるため、最新のUSB Type-Cフロントパネル端子や、ARGB制御機能など、現在のケースに標準装備されつつある機能は備わっていません。Type-C変換やハブの追加が必要になる場合があります。さらに、価格が約18万円と非常に高額である点も、競合する最新のフルタワーケース(例えばFractal Design Define 7 XLやCorsair 7000D Airflowなど)と比較して注意が必要です。水冷ビルドに強いこだわりがある方以外には、より安価で機能的な選択肢が多く存在することも認識しておきましょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Phanteks
  • ASIN: B00EB0A6FE
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。