この記事ではMSI PRO H810M-B マザーボード mATXを詳しく紹介します。

概要

MSIのPRO H810M-Bは、最新のIntel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)に対応したLGA1851ソケット採用のmicroATXマザーボードです。チップセットにはIntel H810を搭載し、DDR5メモリ(最大6400MT/s)やPCIe 5.0 x16スロット、M.2 Gen4ストレージといった最新インターフェースをバランスよく備えています。 この製品は、オフィスワークやビジネス向けPCの構築を主なターゲットとして設計されており、過度なゲーミング機能やオーバークロック機能を省くことでコストを抑えつつ、必要な基本性能はしっかり確保している点が特徴です。Direct 6フェーズ(P-PAK)VRMによる安定した電力供給と、FROZRガードによる冷却設計により、長時間の運用でも信頼性を発揮します。 ネットワークはRealtek 2.5G LANを搭載し、高速有線接続が可能。背面にはUSB 5Gbps Type-Aポートや7.1ch HDオーディオ、4K/60Hz対応のディスプレイ出力も備えており、ビジネスシーンで求められる拡張性を過不足なくカバーしています。

互換性ガイド

CPUソケット: LGA1851。対応プロセッサはIntel Core Ultra(シリーズ2)のみです。従来のLGA1700用CPU(第12~14世代Core)は物理的に装着できませんのでご注意ください。 メモリ: DDR5 DIMMスロット×2。デュアルチャネル対応で、最大6400MT/s(1DPC 1R時)までサポートします。DDR4は非対応です。 フォームファクター: microATX(244mm×211mm)。多くのmicroATXケースに適合しますが、小型ケースの場合は基板サイズを事前にご確認ください。 拡張スロット: PCIe 5.0 x16スロット×1(Steel Armor補強付き)。PCIe 4.0/3.0のグラフィックスカードも使用可能ですが、帯域はPCIe 5.0で動作します。 ストレージ: M.2 Gen4 x4スロット×1(64Gbps)。SATA 6Gbpsポート×4。NVMe SSDとSATA SSDの併用が可能です。 電源: CPU用8ピンEPSコネクタ×1。推奨電源ユニット容量は、CPUとGPUの構成によりますが、エントリー~ミドルクラスのビルドであれば500W~650W程度で十分です。

商品情報

MSI PRO H810M-Bは、Intel H810チップセットを採用したエントリー~ミドルクラスのマザーボードです。市場での立ち位置としては、コストパフォーマンスを重視するビジネスユーザーや、最新プラットフォームを低予算で構築したい方に向けた製品と言えます。発売時期は2025年後半で、価格帯は1万円台後半~2万円台前半(税別)が想定されます。保証期間はMSI標準の3年間です。

おすすめユーザー

オフィスPC/ビジネスワークステーションを自作したい方: Intel Core Ultraプロセッサの高い処理能力と、DDR5メモリによる高速なデータアクセスが、表計算やドキュメント作成、Web会議などの業務を快適にします。2.5G LANによる高速ネットワークもリモートワーク環境で役立ちます。 予算を抑えて最新プラットフォームを体験したい方: H810チップセットはZシリーズより機能を限定することで価格を抑えています。PCIe 5.0 x16スロットを備えているため、将来のグラフィックスカードアップグレードにも対応可能です。 静音・省電力PCを目指す方: 拡張性を必要最小限に抑えた設計で、発熱も比較的少なく、小型ケースでのエアフロー構築が容易です。 ゲーミング用途にはあまり向きません: メモリスロットが2本のみ、M.2スロットが1基のみと拡張性が限られるため、本格的なゲーミングPCやクリエイター向けハイエンド構成には別のZシリーズやBシリーズマザーボードを推奨します。

購入前の注意点

メモリスロットが2本のみ: 最大メモリ容量は64GB(32GB×2)までです。将来の大容量アップグレードを見越す場合は、4スロットのマザーボードを検討したほうがよいでしょう。 M.2スロットが1基のみ: ストレージを複数追加したい場合、SATA SSDで補うことになります。NVMe SSDを2基以上使いたい場合は、M.2スロットが2基以上あるモデルを選んでください。 チップセットの制限: H810はPCIeレーン数が限られており、Z810やB860と比較して拡張カードの同時使用に制約があります。複数のPCIeデバイスを同時に使う予定がある場合は注意が必要です。 オーバークロック非対応: CPUやメモリのOC機能は提供されていません。定格運用が前提です。 * 競合との比較: 同価格帯にはASUS PRIME H810M-AやGIGABYTE H810M S2Hなどがあります。各社のBIOS機能や保証内容を比較して選ぶとよいでしょう。 ## よくある質問
Q: このマザーボードでIntel Core i5-14600K(LGA1700)は使えますか? A: いいえ、使えません。PRO H810M-BはLGA1851ソケット専用で、Intel Core Ultra(シリーズ2)プロセッサのみ対応です。LGA1700用CPUは物理的に装着できません。 Q: PCIe 5.0対応グラフィックスカードを挿した場合、どのくらいの性能が期待できますか? A: PCIe 5.0 x16スロットを1基搭載しているため、最新のGeForce RTX 50シリーズやRadeon RX 9000シリーズなどのPCIe 5.0対応GPUを最大帯域で使用できます。ただし、CPUやメモリとのバランス次第ではボトルネックが発生する可能性があります。 Q: メモリはDDR5-6400を超える速度のものは使えますか? A: 公式サポートは最大6400MT/s(1DPC 1R時)までです。それ以上の速度のメモリを挿しても、定格の6400MT/sで動作するか、または動作しない可能性があります。OC機能がないため、XMP/EXPOプロファイルによるオーバークロックもサポートされていません。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: MSI
  • 販売元: ミスクショップ
  • 出荷元: ミスクショップ
  • ASIN: B0FCSR9VQK
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。