この記事ではMSI MAG B460 Tomahawk (ATX 10 Intel Core?LGA 1200 DDR4?CFX M.2 USB 3.2 Gen 2?2.5G LAN?DPを詳しく紹介します。

概要

MSIのMAG B460 Tomahawkは、第10世代Intel Coreプロセッサー(Comet Lake)に対応するATXフォームファクターのマザーボードです。Intel B460チップセットを採用し、DDR4メモリ(最大2933MHz)を4スロットでサポート。拡張性と安定性を重視した設計で、エントリーミドルクラスのゲーミングPC構築に適しています。
本製品は、拡張ヒートシンク設計とM.2シールドフロザーを搭載し、長時間の高負荷動作でも安定したパフォーマンスを維持します。また、ASMedia 3241コントローラーによるUSB 3.2 Gen 2x2 Type-Cポート(最大20Gbps)や、2.5G LANとギガビットLANのデュアル有線LAN、さらにWi-Fi 6モジュール用スロットを備え、ネットワーク環境にも配慮されています。
市場での立ち位置としては、予算を抑えつつも必要な機能を揃えたいユーザー向けのミドルレンジモデルです。オーバークロック非対応のB460チップセットですが、第10世代Core i5やi7との組み合わせで十分な性能を発揮します。

互換性ガイド

CPUソケットはLGA 1200で、第10世代Intel Core / Pentium / Celeronプロセッサーに対応します。第11世代(Rocket Lake)は非対応ですので注意してください。メモリはDDR4 DIMMスロット×4、最大128GBまでサポート。対応速度は2933MHz(Core i7/i9)、2666MHz(Core i5以下)が上限です。
フォームファクターはATX(305mm×244mm)で、標準的なATXケースに収まります。PCIeスロットはx16が2本(いずれもPCIe 3.0)、x1が2本。マルチGPU構成(CrossFire)に対応しますが、2本目のx16スロットは帯域がx4になるため、ゲーミング用途ではシングルGPUが現実的です。
ストレージはSATA 6Gbpsポート×6、M.2スロット×2(いずれもPCIe 3.0 x4およびSATA対応)。M.2スロットにはヒートシンク(M.2シールドフロザー)が標準装備され、NVMe SSDの熱対策も万全です。電源コネクターは24ピンATX、8ピンEPSが1基。推奨電源容量は、ミドルレンジGPU(RTX 3060クラス)との組み合わせで650W程度を見込んでください。

商品情報

発売時期は2020年半ばで、現在も流通在庫が販売されています。価格帯は約9,000円〜12,000円(税別)が一般的ですが、通販サイトでは出品者により変動します。保証期間はメーカー標準の3年間(要確認)。
主な仕様:Intel B460チップセット、LGA 1200ソケット、DDR4-2933対応、Realtek ALC1200オーディオコーデック、2.5G LAN(Realtek RTL8125B)+ギガビットLAN、USB 3.2 Gen 2x2 Type-C、M.2スロット×2、SATA 6Gbps×6。
市場での立ち位置はエントリーミドルクラス。B460チップセットはオーバークロック非対応ですが、安定性とコストパフォーマンスを重視した設計で、予算重視のゲーマーやオフィスPCに最適です。

おすすめユーザー

  • 予算重視のゲーマー:Core i5-10400Fやi7-10700Fとの組み合わせで、RTX 3060クラスのGPUを載せれば、1080p〜1440pのゲーミングを快適に楽しめます。B460はメモリクロック制限がありますが、ゲーム性能への影響は軽微です。
  • 安定志向のオフィスユーザー:オーバークロック不要で、安定動作が求められるビジネスPCやホームサーバーに。拡張性も十分で、M.2 SSDと大容量HDDを同時に搭載可能です。
  • サブPCやメディアセンター用途:小型ATXケースに収めて、動画再生や軽いクリエイティブ作業に。オンボードHDMI/DP出力を活用すれば、内蔵GPU(Fモデル以外)でディスプレイ出力も可能です。
  • 向かないユーザー:第11世代CPUを使いたい方、メモリオーバークロック(XMP 3200MHz以上)を重視する方、PCIe 4.0対応ストレージが必要な方には不向きです。

購入前の注意点

最大の注意点は、第11世代Rocket Lake CPUに対応していないことです。B460チップセットはLGA 1200ですが、500系チップセット(Z490など)のみがRocket Lakeをサポートします。中古で購入する際は、CPUの世代を必ず確認してください。
メモリ速度はCore i7/i9で2933MHz、Core i5以下で2666MHzが上限です。3200MHz以上のXMPメモリを購入しても、定格速度で動作します。オーバークロック目的ならZ490やB560を選ぶべきです。
また、PCIe 3.0までの対応のため、PCIe 4.0対応のGPUやSSDを使用しても帯域は3.0相当になります。現行のRTX 30/40シリーズでは実用上の差は小さいですが、将来の高速ストレージを考慮するなら上位チップセットが無難です。
競合としては、ASUS TUF Gaming B460-PlusやGIGABYTE B460 AORUS PROなどがあります。本製品の強みは2.5G LANとM.2ヒートシンク標準装備、USB 3.2 Gen 2x2 Type-Cです。

よくある質問

Q: このマザーボードにCore i7-10700Kを載せられますか?オーバークロックはできますか?
A: 物理的には装着可能ですが、B460チップセットはCPUオーバークロックに対応していません。i7-10700Kは定格動作(ベースクロックのみ)となり、Kモデルのメリットは活かせません。オーバークロック目的ならZ490マザーボードを選んでください。
Q: M.2 SSDは2枚ともPCIe 3.0 x4で動作しますか?
A: はい。両方のM.2スロットがPCIe 3.0 x4およびSATAモードに対応しています。ただし、SATAモードのM.2 SSDを使用する場合、一部のSATAポートが無効になる可能性があります(マニュアル要確認)。
Q: このマザーボードにWi-Fiは内蔵されていますか?
A: オンボードのWi-Fiモジュールは非搭載です。ただし、M.2 Key Eスロット(Wi-Fi/BTモジュール用)とアンテナ用のバックパネル穴が用意されているため、別途Intel AX200などのモジュールを購入・取り付けることでWi-Fi 6に対応可能です。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: MSI
  • 販売元: Reg shop
  • 出荷元: Reg shop
  • ASIN: B0892SWQ7R
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。