この記事ではMOXA 1ポート RS-232を詳しく紹介します。

概要

MoxaのUPort 1150は、USBポートを介してRS-232/422/485のシリアル通信を実現する1ポートUSB-シリアルコンバータです。産業機器や計測機器、POSシステムなど、レガシーなシリアルデバイスを現代のPCに接続するための信頼性の高いソリューションとして設計されています。USB 2.0準拠で最大480Mbpsの転送速度を備え、シリアル側はソフトウェアでRS-232、RS-422、4線式RS-485、2線式RS-485を切り替え可能。15KVのESD保護を全シリアル信号線に実装しており、過酷な環境でも安定した通信を約束します。Windows、WinCE 5.0、Linux向けのドライバが提供され、幅広いOS環境で利用できます。

接続・互換性

本製品はUSB 2.0 Type-Aコネクタを搭載し、PCやノートPCのUSBポートに直接接続します。シリアル側はD-Sub 9ピン(オス)コネクタで、対応するシリアルケーブルを用いてターゲットデバイスと接続します。ソフトウェア上でRS-232、RS-422、4線式RS-485、2線式RS-485を選択可能なため、1台のコンバータで複数のシリアル規格に対応できます。対応OSはWindows(10/11など)、Windows Embedded CE 5.0、Linux(カーネル2.6以降)で、各OS向けのドライバがMoxaの公式サイトから入手可能です。COMポート番号の固定機能も備えており、アプリケーション側の設定を変更せずに使い続けられます。

商品情報

UPort 1150は、MoxaのUPortシリーズの中でもエントリークラスに位置する1ポートモデルです。発売から数年が経過していますが、産業用シリアル通信の需要は根強く、現在も安定して入手可能です。価格帯は2万円前後で、民生用USB-シリアル変換ケーブルと比較すると高価ですが、その分堅牢性やESD保護、マルチプロトコル対応といった産業用グレードの信頼性が備わっています。保証期間はMoxa標準の5年間(要確認)で、長期運用を前提とした設計です。付属品は本体とクイックインストールガイドのみで、シリアルケーブルは別途用意する必要があります。

おすすめユーザー

工場の設備管理者やFAエンジニア:PLCやCNC工作機、産業用ロボットなど、RS-232/485で通信する設備をPCから制御・監視する必要がある現場に最適です。15KVのESD保護により、ノイズの多い工場環境でも安心して使用できます。 計測・研究開発技術者:オシロスコープやデータロガー、環境計測機器など、シリアルポートを備えた計測器をPCに接続してデータ収集を行う用途に適しています。Linuxドライバも提供されているため、Raspberry Piなどの組み込みシステムでも利用可能です。 POSシステムやレガシー機器の運用担当者:バーコードリーダーやレシートプリンター、旧型の制御端末など、シリアル接続しか選択肢がない機器を現行のPC環境で使い続けたい場合に有効です。COMポート固定機能により、アプリケーションの再設定が不要です。 ただし、単純なシリアル変換ケーブル(1000円〜3000円程度)で十分な用途にはオーバースペックです。家庭用の簡易的な機器接続であれば、より安価な製品を選ぶべきでしょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Moxa
  • 販売元: (株)ファースト
  • 出荷元: (株)ファースト
  • ASIN: B07S3ZCTSC
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。