概要

MikroTik CRS310-8G+2S+INは、ラトビアのネットワーク機器メーカーMikroTikが手掛けるコンパクトなマネージドスイッチです。8つのギガビットRJ45ポートに加えて、2つの10G SFP+スロットを備えており、小規模オフィスやホームラボのコアスイッチとして高いコストパフォーマンスを発揮します。筐体は頑丈なメタル製で、デスクトップ設置を前提としたスリムなデザインが特徴です。 本機はRouterOS(またはSwitchOS)を搭載し、VLAN、リンクアグリゲーション、ミラーリング、QoSといったL2/L3の基本機能をフルにサポート。10Gアップリンクを活かせば、NASやサーバーとの高速データ転送を実現できます。動作電圧は12V、最大消費電力は約20Wと省電力で、静音ファンを内蔵しているため運用音も気になりません。

接続・互換性

前面には8ポートのギガビットRJ45(10/100/1000Mbps)と2ポートのSFP+ケージを搭載。SFP+スロットは10Gbpsの光モジュールだけでなく、1Gbps SFPモジュールも使用可能です。背面にはDCジャック(12V/2A)とシリアルコンソールポート(RJ45)を装備しています。 対応するSFP+モジュールはMikroTik純正品のほか、多くの汎用10G SFP+モジュール(SFP-10G-SRなど)が動作確認されています。ただし、一部のDACケーブルやサードパーティ製モジュールでは互換性に注意が必要です。また、本機はPoE非対応のため、PoE給電が必要な機器は別途インジェクターを用意してください。

商品情報

発売時期は2023年後半。市場価格は日本国内で約42,000円前後(2026年9月時点)で、同クラスの10G対応マネージドスイッチとしては非常にリーズナブルな価格帯です。保証期間はMikroTik標準の2年間。付属品は本体、12V/2A ACアダプター、クイックセットアップガイドのみで、SFP+モジュールやラックマウントキットは別売りです。 本製品はエントリーからミドルレンジに位置する製品です。10G対応でありながら価格を抑えているため、ホームラボユーザーやSOHOネットワークのコアスイッチとして最適です。一方で、フルL3ルーティングや大規模VLANが必要なエンタープライズ環境には、より上位のCRS3xxシリーズやCCRシリーズが推奨されます。

おすすめユーザー

ホームラボ愛好家:自宅にサーバーやNASを複数台持ち、10Gバックボーンを構築したい方に最適です。低消費電力かつ静音設計で、24時間稼働にも向いています。ただし、ラックマウント非対応のため、デスクトップ設置が前提となります。 小規模オフィスのネットワーク管理者:8ポートのGbEでクライアント端末を収容し、2つのSFP+でファイルサーバーやバックアップ装置と高速接続できます。VLANによるネットワーク分離も可能で、セキュリティ要件にも対応します。PoE非対応のため、IP電話や監視カメラには別途PoEスイッチが必要です。 * コスト重視の10G導入検討者:10G対応スイッチとしては破格の価格帯であり、予算を抑えつつ高速ネットワークを試したい方にぴったりです。ただし、フル10Gポートが必要な場合は、ポート数が2つしかない点を考慮してください。

購入前の注意点

本機はあくまでL2/L3ライトスイッチであり、高度なルーティングプロトコル(OSPF、BGPなど)やファイアウォール機能はRouterOSのライセンスレベルに依存します。標準のSwitchOSではL2機能のみとなるため、ルーティング機能が必要な場合はRouterOS(Level4以上)への切り替えを検討してください。 また、SFP+スロットの互換性はモジュールによってばらつきがあります。特に安価な汎用DACケーブルではリンクが確立しないケースもあるため、事前にMikroTikの互換性リストを確認するか、実績のあるモジュールを選ぶことをおすすめします。 さらに、本機はファンレスではなく、小型の40mmファンを1基搭載しています。動作音は静かですが、完全な無音を求める場合は別のファンレスモデル(例:CRS305-1G-4S+IN)も検討してください。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Mikrotik
  • 販売元: Amazon US
  • 出荷元: Amazon US
  • ASIN: B0CH9NHFHS
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。