この記事ではLIAN LI SP 850 80+ ゴールド ホワイト パフォーマンス SFX フォームファクタ電源を詳しく紹介します。
概要
LIAN LIからリリースされたSP850 WHITEは、SFXフォームファクターを採用した850Wの80 PLUS GOLD認証電源ユニットです。ホワイトの筐体が特徴で、白を基調にしたPCビルドに自然にマッチします。フルモジュラーケーブル設計を採用しており、必要なケーブルだけを接続できるため、組み立て時のケーブルマネジメントが格段に楽になります。 本製品はSFX規格ながら850Wという大容量を実現しており、ミドルクラスのゲーミングPCからハイエンド構成に至るまで幅広く対応します。80 PLUS GOLD認証により、高い変換効率を誇り、発熱や電気代の面でも優れたバランスを提供します。 また、12VHPWRコネクタケーブルが付属していますが、サイドバンドコンタクト非対応のため、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズグラフィックカードには非対応である点は注意が必要です。ATX 3.0準拠ではなく従来の設計ですが、SFXケースでのハイパフォーマンス構成を目指すユーザーにとって心強い選択肢です。
互換性ガイド
SP850 WHITEはSFXフォームファクターに対応したケースでのみ使用できます。一般的なSFXケースやSFX-L対応ケースへの取り付けが可能です。ATXケースに取り付ける場合は、SFX to ATX変換ブラケットが必要になるため、別途準備してください。 コネクタ構成はマザーボード用24ピン(300mm)1本、CPU用8/4+4ピン(600mm)2本、PCIe用8/6+2ピン(400mm)2本、12VHPWRケーブル(400mm)1本、SATA用コネクタ、4ピン周辺機器用コネクタを備えています。CPU用ケーブルが600mmと長めなため、SFXケース内での取り回しに余裕があります。 グラフィックカードへの給電は、従来の8ピンPCIeケーブル2系統または12VHPWRケーブルで行います。ただし、12VHPWRケーブルはサイドバンドコンタクトがないため、RTX 40シリーズのカードでは使用できません。その場合は付属のPCIe 8ピンケーブルを利用するか、アダプタを介して接続してください。
商品情報
LIAN LI SP850 WHITEは2022年後半に発売されたSFX電源ユニットで、市場ではミドルハイクラスに位置づけられます。での販売価格は約35,000円前後で、5年間の製品保証が付帯します。 主な性能数値は以下の通りです。定格出力850W、+12Vレールは840W(70A)を供給可能。80 PLUS GOLD認証取得で、20%負荷時92.6%、100%負荷時90.9%の変換効率を実現しています。入力電圧は100〜264Vに対応し、アクティブPFC回路を搭載。ノイズレベルは17.1〜40.6 dBAと静音性も考慮されています。 ファン制御はセミファンレス動作(Zero RPMモード)に対応しており、低負荷時はファンが停止します。起動停止の温度しきい値は初期設定で60℃に調整されており(旧SP750は45℃)、より高い負荷まで静音動作が可能です。また、突入電流リミッターを追加し、安全性も向上しています。
おすすめユーザー
白を基調にした美しいPCを組みたい方 SP850 WHITEはその名の通りホワイト筐体で、白色ケースや白色マザーボードとの統一感を重視するビルダーに最適です。白いケーブルと合わせることで、見た目もクリーンな仕上がりになります。 小型ケースで高性能を求めるゲーマー SFXフォームファクターながら850Wの大容量を持つため、mini-ITXやmicro-ATXの小型ケースにハイエンドCPUとミドルハイクラスのグラフィックカードを搭載する構成にぴったりです。RTX 3070やRTX 4070クラスであれば十分に給電可能です。 ケーブルマネジメントを重視する自作派 フルモジュラー設計により、使わないケーブルは取り外せるため、限られたスペースでの配線が格段に楽になります。SFXケース内のエアフローを妨げず、スッキリとした内部を実現できます。 ## 競合比較
同価格帯の競合として、Corsair SF750 Platinum(SFX、80 PLUS Platinum)やCooler Master V850 SFX Goldが挙げられます。Corsair SF750は750WながらPlatinum認証で効率が高く、ファンの静音性でも評価が高い製品です。ただし、出力はSP850に劣ります。Cooler Master V850 SFX Goldは850W、80 PLUS Goldで非常に近いスペックですが、白い筐体モデルは限定的で、SP850 WHITEのホワイト統一感には及びません。 SP850 WHITEの強みは、ホワイト筐体と長めのケーブル(CPU用600mm)による組み立てやすさ、そしてSFXで850Wという貴重な容量バランスです。一方、ATX 3.0非対応であり、RTX 40シリーズの12VHPWRネイティブ接続ができない点は、競合の一部(Cooler Master V850 SFX GoldはATX 3.0対応モデルあり)に見劣りします。
購入前の注意点
まず、12VHPWRケーブルがRTX 40シリーズ非対応である点は大きな注意事項です。もしRTX 4070 TiやRTX 4080など40シリーズカードを使用する計画なら、付属のPCIe 8ピンケーブルとNVIDIA純正アダプタを使う必要があり、配線が煩雑になります。RTX 30シリーズ以前のカードでは問題なく使用できます。 次に、SFX電源であるため、ATXケースにそのまま取り付けることはできません。変換ブラケットが別途必要で、見た目にも影響するため、純正のSFX to ATXブラケット(別売)を用意しておきましょう。 また、850Wという容量は多くのゲーミングPCで十分ですが、将来を見据えて900W以上が必要な構成(RTX 4090など)では、より高出力のSFX電源(SilverStone SX-1000など)を検討する必要があるかもしれません。5年保証は標準的ですが、長期運用を考えると保証期間の長い競合も存在します。 最後に、価格面では同じSFX 850W GoldのCooler Master V850 SFX Goldとほぼ同額であり、ホワイトカラーを重視しないのであれば選択肢を比べてみると良いでしょう。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: LIAN LI
- 販売元: groove shop
- 出荷元: groove shop
- ASIN: B0BCVBNQCZ
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





