この記事では GLORIOUS Model O Classic ワイヤレス PC ゲーミングマウスを、スペック・互換性・実際に買ってから気づきやすい落とし穴まで含めて詳しく紹介します。
概要
GLORIOUS Model O Classic ワイヤレスは、伝説的な Model O の対称形状を復活させたワイヤレスモデルです。本体重量はわずか 69g で、ハニカム構造のシェルを採用し、軽快な操作感を実現しています。搭載センサーは 19,000DPI 対応の光学式で、2.4GHz ワイヤレス接続により低遅延かつ安定したトラッキングが可能です。フル充電で最大 72 時間の連続使用ができ、ゲームプレイに集中できる設計です。
結論から言えば、このマウスは「軽さと形状の素直さ」を最優先する競技系プレイヤー向けの製品です。逆に、多ボタンでのマクロ運用や、Bluetooth で複数機器を切り替えたい人、重量のあるマウスで安定させたい人には向きません。どこが強くてどこを割り切っているのかを、以下で具体的に見ていきます。
| 項目 | 値 | 読み方 |
|---|---|---|
| 重量 | 69g | 100g 前後の一般的なマウスより 3 割ほど軽い |
| センサー | 光学式 19,000 DPI | 実用域は 800〜1600 DPI。上限値は競争のための数字 |
| 接続 | 2.4GHz ワイヤレス(USB レシーバー) | Bluetooth 非対応。切り替え運用は不可 |
| バッテリー | 最大 72 時間 | RGB を点灯させると短くなるのが一般的 |
| ボタン数 | 6(プログラム可能) | MMO 向けの多ボタンではない |
| スイッチ寿命 | 1 億回クリック | 一般的なゲーミンググレード |
表の数値だけ見ると「軽くて長持ち」で終わりますが、重要なのは 69g という重量と 6 ボタンという構成がセットで示す設計思想です。振り回す速度を上げるために、機能を削ってでも軽くする方向に振った製品だと理解すると、後述の向き不向きが分かりやすくなります。
互換性ガイド
接続方式は 2.4GHz ワイヤレス(USB レシーバー)のみで、Bluetooth には非対応です。ここが購入前にもっとも確認すべき点で、USB Type-A ポートが空いていることが前提になります。ポートが Type-C しかない薄型ノートや、ハブ経由でしか接続できない環境では、変換アダプタやハブの品質によって接続が不安定になることがあります。ドングルはできるだけ本体直挿し、それも 2.4GHz 帯の干渉源(USB 3.0 の外付け SSD、Wi-Fi ルーターの近く)から離した位置に挿すのが基本です。
USB レシーバーはマウス底面の収納スロットに格納できるため、持ち運び時の紛失リスクを低減します。ノート PC と一緒に持ち歩く用途では地味に効く仕様で、レシーバーを紛失すると単体入手が難しい製品も多いだけに、収納スロットの有無は実用上の差になります。
対応 OS は Windows、macOS、Linux と幅広く、プラグアンドプレイで認識されます。ただし GLORIOUS CORE ソフトウェアによる DPI 設定・ボタン割り当て・RGB ライティングのカスタマイズは、実質的に Windows 環境が前提と考えておくのが安全です。macOS や Linux では「設定を Windows 機で書き込み、オンボードメモリに保存してから持っていく」運用が現実的です。設定がマウス側に保存されるタイプであれば、常用機にソフトを入れずに済みます。
物理面では、対称形状かつ 69g という条件から、手の大きさとの相性が結果を大きく左右します。一般に、手が大きくかぶせ持ち(パームグリップ)で全面接地させたい人ほど、軽量ハニカム系のマウスは「支えが足りない」と感じやすい傾向があります。つかみ持ち・つまみ持ち寄りの人には合わせやすい形状です。可能であれば店頭で同系統の形状に触れてから決めることをおすすめします。
マウスパッドとの相性も見落とされがちです。軽量マウスは布パッドの摩擦の影響を相対的に強く受けるため、止めやすさ重視の厚手パッドだと「軽さが活きない」と感じることがあります。付属の交換用マウスフィートは、使い込んで滑りが変わってきたときの調整手段として使えます。
商品情報
主なスペックは、光学式 19,000 DPI センサー、2.4GHz ワイヤレス接続、重量 69g、最大 72 時間のバッテリー駆動、プログラム可能な 6 ボタン、1 億回クリック対応スイッチ、1,680 万色の RGB ライティング、充電用 USB-C ケーブルという構成です。付属品は USB レシーバー、充電用 USB-C ケーブル、交換用マウスフィート、取扱説明書で、保証期間は 2 年間です。
価格については注意が必要です。2026 年 8 月 27 日取得時点の Amazon.co.jp 掲載価格は ¥12,148 でした。一方で、同じ ASIN に対して 2026 年 6 月 6 日取得時点では ¥24,862、別のマーケットプレイス(eBay)では $19.99 という値も収集されており、出品や取得時点によって価格の開きが極端に大きい状態です。¥24,862 はこのクラスの軽量ワイヤレスマウスとしては明らかに高すぎ、$19.99 は逆に安すぎます。いずれも出品状況や別商品の混入が疑われるため、本記事では参考値として扱わないでください。購入時は必ず商品ページで最新価格と出品者を確認してください。価格は頻繁に変動し、記事の記載は取得時点のものです。
レビュー評価は、2026 年 6 月 6 日取得時点で 5 つ星のうち 4.1(好評率 82%)です。ただしレビュー件数はわずか 8 件で、統計的にはほとんど参考になりません。星の平均値よりも、レビュー本文で「クリック感」「ホイールの個体差」「接続の安定性」といった具体的な指摘が出ていないかを読む方が有益です。件数の少ない商品ページでは、数件の低評価が平均を大きく動かすため、点数そのものに引っ張られないようにしてください。
おすすめユーザー
まず、FPS やバトルロイヤルなど、素早いエイムが求められるゲームをプレイする方に最適です。69g の軽量ボディと低遅延ワイヤレスにより、ケーブルの引きずりを気にせず思い通りの操作ができます。ローセンシで大きく腕を振る人ほど、重量差の恩恵を体感しやすい構成です。
次に、手のひらグリップ、つかみグリップ、指先グリップと幅広い持ち方に対応する対称形状は、様々なプレイスタイルのユーザーにフィットします。左右対称のため、持ち方がまだ固まっていない人が試行錯誤しながら使うのにも向いています。
また、有線マウスからの乗り換えを検討している方にもおすすめです。ワイヤレスながら有線に近い応答性を実現しており、デスク周りをすっきりさせたい方にぴったりです。ケーブルの取り回しで悩んだ経験がある人、マウスバンジーを使うほどではないが煩わしさを感じていた人には、乗り換える価値があります。
さらに、ノート PC と据え置き環境を行き来する人にも合います。レシーバーを本体に収納できるため、カバンに放り込んで持ち運んでもドングルを失いにくい構成です。
競合製品との比較
軽量ワイヤレスというジャンルは激戦区で、55g 前後を謳う製品も出ています。数字だけを追えばもっと軽い選択肢はありますが、Model O 系の価値は「軽さ」単独ではなく、長く使われてきた対称形状と、その形に慣れたユーザー層の厚さにあります。形が手に合っているなら、数グラムの差より形状の一致を優先すべきです。
有線の軽量マウスと比べた場合、重量面では有線の方が有利になりがちです(バッテリーを積まない分だけ軽くできる)。それでも本機を選ぶ理由は、ケーブルの引きずりが完全に消えることと、デスクの取り回しが自由になることです。逆に「充電を管理したくない」「絶対に電池切れを起こしたくない」という人は、素直に有線の軽量モデルを選ぶ方が幸せです。
エルゴノミック(左右非対称)形状のマウスと比べると、対称形状は長時間の事務作業でやや疲れやすいと感じる人がいます。ゲーム専用機として使うのか、仕事でも一日中触るのかで評価は変わります。
購入前の注意点
Bluetooth 非対応である点が最大の割り切りです。 接続は 2.4GHz レシーバー専用なので、タブレットや Bluetooth しか使えない環境では動きません。複数の PC を切り替えて使いたい場合も、レシーバーを挿し替える運用になります。マルチデバイス運用が前提の人は、この時点で候補から外して構いません。
ハニカム(穴あき)シェルは、軽さと引き換えに内部への埃・液体の侵入を許します。 防水・防塵をうたう構造ではないため、飲み物をこぼしやすい環境や、粉塵の多い部屋では不利です。定期的にエアダスターで内部の埃を飛ばす手間を許容できるかを考えてください。「穴あきは衛生的に無理」と感じる人は、ソリッドシェルの軽量モデルを選ぶべきです。
バッテリー駆動時間の「最大 72 時間」は条件付きの数値と考えてください。 一般に、RGB ライティングを点灯させたりポーリングレートを上げたりすると駆動時間は短くなります。カタログ値どおりに使いたいなら RGB は消すのが現実的で、光らせたくて買うなら充電頻度が上がることを織り込んでおきましょう。USB-C 充電なので、ケーブルを繋いだまま有線として使い続けることは可能です。
6 ボタンという構成は、MMO や MOBA でスキルをマウスに大量に割り当てたい人には足りません。 サイドボタン 2 つ+DPI ボタンという典型的な構成で、マクロを多用する用途は想定外です。ボタン数を求める人は別ジャンルの製品を検討してください。
価格と出品者の確認は必ず行ってください。 前述のとおり、同じ商品に対して ¥12,148、¥24,862、$19.99 と極端に異なる価格が観測されています。マーケットプレイス出品では、並行輸入品や別モデル(有線版、色違い、別世代の Model O)が同じページにぶら下がっていることもあります。商品ページの登録情報が実際の商品と食い違っているケースは実在しますので、価格・出品者・商品画像・タイトルの 4 点を突き合わせ、自分が買おうとしているのが「Model O Classic のワイヤレス版」であることを確認してから注文してください。とくに定価から大きく外れた安値は、別商品か付属品のみの出品である可能性を疑うべきです。
レビュー件数が 8 件と少ない点も、判断材料の乏しさとして認識しておいてください。 評価 4.1 という数字は、母数が小さいぶん変動しやすく、初期不良率や個体差の傾向を読み取るには不十分です。国内の販売実績が浅い商品では、初期不良時の交換対応が出品者依存になることもあります。保証を重視するなら、正規代理店経由かどうかを購入前に確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. Bluetooth で接続できますか?
A. できません。接続は付属 USB レシーバーによる 2.4GHz ワイヤレスのみです。Type-A ポートが空いていることを確認してください。
Q. 有線でも使えますか?
A. 充電用の USB-C ケーブルを接続した状態で使用できます。バッテリーが切れたときの保険になります。
Q. 69g は軽すぎませんか?
A. 手の大きさと持ち方によります。つかみ持ち・つまみ持ちなら扱いやすい重量ですが、大きな手でかぶせ持ちする人は「支えが足りない」と感じることがあります。可能なら実機に触れて判断してください。
Q. Mac や Linux でも使えますか?
A. プラグアンドプレイで動作します。ただし DPI やボタン割り当てのカスタマイズは Windows 環境での設定が前提と考え、必要なら Windows 機で設定を書き込んでから使うのが確実です。
Q. レシーバーを無くしたらどうなりますか?
A. 2.4GHz 専用機のため、レシーバーが無いと使えなくなります。単体での入手可否はメーカーのサポート窓口に確認が必要です。底面の収納スロットを活用して紛失を防いでください。
Q. ハニカムの穴から埃が入りませんか?
A. 入ります。定期的にエアダスターで清掃する前提の製品と考えてください。飲食しながら使う環境では特に注意が必要です。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: GLORIOUS
- 販売元: azkcom (エイゼットケイドットコム)
- 出荷元: azkcom (エイゼットケイドットコム)
- ASIN: B0GQ9CDY9J
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。

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