この記事ではGigabyte AMD A520 S2H AM4 Micro ATXを詳しく紹介します。
概要
GIGABYTEからリリースされている「AMD A520 S2H」は、AM4ソケット対応のMicro ATXフォームファクターを採用したエントリー向けマザーボードです。チップセットにはAMD A520を搭載し、PCIe 3.0対応ながらRyzen 5000シリーズまで幅広くサポートしています。価格を抑えつつ必要な基本機能をしっかり備えており、初めての自作PCや予算重視の構成に適した一枚です。 本製品はDDR4デュアルチャンネル(2 DIMM)に対応し、最大64GBのメモリを搭載可能。ストレージはNVMe PCIe 3.0 x4対応のM.2スロットを1基備え、システムドライブとして十分な速度を実現します。オンボード映像出力はHDMI、DVI-D、D-subの3系統で、APU構成でもマルチディスプレイが利用できます。 VRMフェーズは4+3構成のデジタル電源を採用し、低RDS(on) MOSFETにより安定した電力供給を実現。BIOS更新はCPUやメモリなしで行えるQ-Flash Plusに対応しており、将来的なCPUアップグレードの際も安心です。
互換性ガイド
対応CPUソケットはAMD Socket AM4で、Ryzen 5000、5000 G、4000 G、3000、3000 Gシリーズをサポートします。メモリはDDR4-3200までのUDIMM(ECC/非ECC)に対応し、2スロット最大64GBまで搭載可能です。APU使用時はシングルランクメモリのほうが安定しやすいため、可能なら2枚組キットを選ぶとよいでしょう。 フォームファクターはMicro ATX(244×244mm)で、ほとんどのMicro ATXケースに収まります。PCIeスロットはx16(PCIe 3.0)が1本、x1が2本。ストレージはM.2 PCIe 3.0 x4スロット1基に加え、SATA 6Gb/sポートを4基搭載。電源コネクタはメイン24ピン+CPU用8ピンで、標準的なATX電源で動作します。 注意点として、A520チップセットはPCIe 4.0非対応のため、最新のPCIe 4.0対応GPUやSSDを使用しても速度はPCIe 3.0に制限されます。ただしゲーミング用途では実質的な差は小さく、コストを抑えたいユーザーには問題になりにくいでしょう。
商品情報
本製品は2020年後半に発売されたエントリー向けマザーボードで、市場での立ち位置は「低価格帯の堅実な選択肢」です。価格帯は1万円台半ば(参考価格:¥15,980)と非常に安価でありながら、Q-Flash PlusやSmart Fan 5などの実用的な機能を搭載。保証期間はメーカー標準の3年間です。 主な仕様は以下の通り。チップセット:AMD A520、フォームファクター:Micro ATX、メモリスロット:DDR4×2(最大64GB)、M.2スロット:PCIe 3.0 x4×1、SATAポート:4基、オンボード映像出力:HDMI/DVI-D/D-sub、LAN:GIGABYTE 8118ギガビット、VRM:4+3フェーズデジタル、BIOSアップデート:Q-Flash Plus対応。
おすすめユーザー
- 予算重視の初めての自作ユーザー エントリー向けPCをできるだけ安く組みたい方に最適です。Ryzen 5 5600やRyzen 7 5700GなどのAPUと組み合わせれば、グラフィックボードなしでも十分な性能を得られます。逆にPCIe 4.0必須の高速ストレージや最新GPUを求める方には非推奨です。 2. サブPCやファイルサーバーを構築したい方 低価格ながら4基のSATAポートとM.2スロットを備え、ストレージ拡張性は必要十分。消費電力が低く、省電力なサブマシンに適しています。ただしRAID機能はOS依存のため、ハードウェアRAIDが必要な方はB550以上のチップセットを検討してください。 3. オフィスワークや動画視聴専用PCを組む方 Word、Excel、ブラウジング、動画再生など軽い用途であれば十分です。APU構成なら静音かつ省スペースにまとめられます。一方で高負荷な動画編集や3Dモデリング用途にはVRMが非力なため、ミドルレンジ以上のマザーボードが推奨されます。
購入前の注意点
最大の制約はPCIe 3.0までしか対応していない点です。PCIe 4.0対応のグラフィックボードやNVMe SSDを将来追加する予定があれば、B550やX570チップセットのマザーボードを選んだほうが後悔しません。またメモリスロットが2基しかないため、将来的なメモリ増設を考えている方は最初から16GB×2枚など容量の大きいキットを選ぶと良いでしょう。 VRMは4+3フェーズとエントリー向けとしては堅実ですが、Ryzen 9クラスの8コア以上をフル負荷で運用するのは推奨しません。Ryzen 7 5700X程度までが現実的な上限です。またオンボードのM.2スロットは1基のみで、もう1基増設したい場合はSATA SSDで補うことになります。 ## よくある質問
Q: Ryzen 5 5600Xは使えますか? A: はい、対応しています。BIOSバージョンF15以降で公式サポートされています。購入時にBIOSが古い場合はQ-Flash Plus機能を使ってCPUなしでアップデートできます。 Q: PCIe 4.0のグラフィックボードを使うと性能は落ちますか? A: PCIe 3.0 x16で動作しますが、RTX 3060クラスまでのカードなら実ゲームで数%の差しか出ず、体感できるレベルではありません。ただしRTX 4070クラス以上では帯域不足が顕在化するケースもあるため、その場合はB550以上のマザーボードを推奨します。 Q: 背面のUSBはどの規格に対応していますか? A: USB 3.2 Gen 1(5Gbps)ポートを背面に4基、フロント用ヘッダーで2基サポート。USB Type-Cは非搭載です。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: GIGABYTE
- ASIN: B08G8VHHF4
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





