この記事ではFractal Design Pop 2 Air Black TG ミドルタワー型PCケース ブラック FD-C-POA2A-02 CS9679を詳しく紹介します。
概要
Fractal DesignのPopシリーズから、新たにエアフロー性能を極限まで高めた「Pop 2 Air Black TG」が登場しました。型番はFD-C-POA2A-02 CS9679で、カラーはブラック、サイドパネルには強化ガラスを採用しています。このケースの最大の特徴は、フロントパネル全体に施されたオープンメッシュ構造です。標準で3基の120mm Aspect 12Xファンがフロントに搭載されており、ケース内部に大量のエアを引き込みます。 ミドルタワーながら、最大416mmのGPUや最大360mmのトップラジエーターに対応するなど、ハイエンド構成にも十分対応できる拡張性を備えています。CPUクーラーの最大高さは170mmまで許容するため、大型の空冷クーラーも問題なく搭載できます。価格帯は実売15,000円前後と、この冷却性能と拡張性を考えれば非常にコストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。 内部には35mm幅のケーブルチャンネルと一体型ストラップが用意されており、配線をすっきりとまとめられます。トップにはマグネット式フィルター、フロントにはナイロンダストフィルターを標準装備し、防塵対策も万全です。ゲーミングPCからクリエイターワークステーションまで、幅広いビルドに対応できる一台です。
互換性ガイド
対応マザーボードはATX、Micro-ATX、Mini-ITXの3フォームファクターです。E-ATXマザーボードは非対応なので注意してください。電源ユニットはATX規格に対応し、最大180mmまでのユニットを搭載可能です。 グラフィックカードは最大416mmまで対応しており、最近の大型ハイエンドGPU(例:NVIDIA GeForce RTX 4090 Founders Editionや各種カスタムモデル)も余裕を持って収まります。ただし、GPUの幅が175mm(電源ケーブル含む)を超える場合は干渉の可能性があるため、事前に実測値の確認をおすすめします。 CPUクーラーは最大高さ170mmまで対応します。Noctua NH-D15やDeepcool AK620などの代表的なデュアルタワー空冷クーラーも問題なく搭載できます。トップパネルには360mm/240mm/120mmラジエーターを設置可能ですが、メモリ高さが47mmを超える場合、ラジエーターの幅と長さに制限が生じます(最大幅121mm、長さ407mm)。
商品情報
Fractal Design Pop 2 Air Black TGは、2025年夏頃に発売された比較的新しいモデルです。実売価格は15,000円前後で、ミドルタワーケースとしてはミドルレンジからハイエンドに位置づけられます。標準で3基の120mmファン(Aspect 12X、非PWM、1650rpm固定)をフロントに搭載し、追加でトップに120mm×3または140mm×2、リアに120mm×1のファンを増設できます。 ドライブベイは2.5インチ×2、2.5/3.5インチ共用×1の計3基。拡張スロットは7基で、標準的なATX構成に対応します。フロントI/OにはUSB 5Gbps Type-C×1、USB 5Gbps Type-A×1、オーディオジャック×1を装備。素材はスチール、強化ガラス、ナイロンメッシュを組み合わせており、重量は約7.4kg(本体のみ)です。
おすすめユーザー
ハイエンドゲーミングPCを組むユーザー: 大型GPU(最大416mm)と大型空冷CPUクーラー(最大170mm)を同時に搭載できるため、RTX 4090クラスのグラフィックカードとハイエンド空冷クーラーを組み合わせたハイエンドゲーミングPCに最適です。ただし、360mm水冷クーラーをトップに設置する場合は、メモリ高さに注意が必要です。 エアフロー重視のビルダー: フロント全面メッシュと標準3基の120mmファンにより、ケース内のエアフローは非常に優秀です。高発熱パーツを搭載しても、ケース内温度を低く保ちやすいでしょう。静音性よりも冷却性能を優先したい方に向いています。 配線の美しさにこだわるユーザー: 35mm幅のケーブルチャンネルと一体型ストラップにより、裏配線を簡単に整理できます。強化ガラスサイドパネルから内部が見えるため、配線をきれいに仕上げたい方には嬉しい設計です。 コストパフォーマンスを重視するユーザー: 15,000円前後という価格で、この拡張性と冷却性能、そしてFractal Designの高いビルドクオリティを手に入れられます。同価格帯の他社製品と比較しても、非常にバランスの取れた製品です。
購入前の注意点
まず、E-ATXマザーボードには非対応です。大型のワークステーションマザーボードを使いたい方は、より大きなケース(Fractal Design Define 7 XLやMeshify 2 XLなど)を検討してください。また、標準搭載のAspect 12Xファンは非PWM(固定回転数)のため、ファンコントローラーやマザーボードのDC制御で回転数を調整する必要があります。PWMファンでの細かい制御を求める場合は、別途PWMファンを購入することをおすすめします。 トップに360mmラジエーターを搭載する場合、メモリの高さに制限があります。高さ47mmを超えるメモリ(多くのRGBメモリが該当)を使用すると、ラジエーターと干渉する可能性があります。その場合は、フロントに360mmラジエーターを設置するか、240mmラジエーターを使用するなどの代替案を検討しましょう。 ストレージベイは3基とやや少なめです。大量のHDDを搭載したい方や、複数のSSDを内蔵したい方には不向きです。そのような場合は、ストレージベイの多いケースを選ぶか、外付けストレージの併用を検討してください。 ## よくある質問
Q: このケースにNZXT Kraken X73(360mm)は取り付けられますか? A: トップパネルへの360mmラジエーター取り付けは可能です。ただし、メモリの高さが47mm以下の場合に限ります。また、ラジエーターの幅が121mm、長さが407mm以内である必要があります。Kraken X73のラジエーターサイズは394×120×27mmのため、幅と長さは問題ありませんが、メモリとの干渉に注意してください。 Q: Fractal Design Pop Air(初代)とPop 2 Airの違いは何ですか? A: Pop 2 Airはフロントパネルがオープンメッシュ構造に変更され、エアフローが大幅に向上しています。また、標準搭載ファンが3基に増え、ケーブルマネジメント用のチャンネル幅も35mmに拡大されました。全体的に冷却性能とビルドのしやすさが改善されたモデルです。 Q: このケースにRTX 5090は入りますか? A: GPU最大長416mmに対応しているため、現時点で発表されているほとんどのRTX 5090カスタムモデルは物理的に収まります。ただし、GPUの幅が175mmを超える場合や、電源ケーブルの曲げ半径によってはサイドパネルが閉まらない可能性があります。購入前に搭載予定のGPUの正確な寸法を確認することを強くおすすめします。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Fractal(フラクタル)
- 販売元: e-zoa
- 出荷元: e-zoa
- ASIN: B0FDQYCZNM
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





