この記事ではFractal Design Define R5 Black Pearl PCケースを詳しく紹介します。
概要
Fractal Design Define R5 Black Pearlは、スウェーデンのブランドが手がける静音性と拡張性を両立したミドルタワーPCケースです。高密度吸音素材とModuVent™ファン通気口カバーにより、動作音を徹底的に抑えながら、最大8台のHDD/SSDとハイエンドグラフィックスカードを収容可能です。140mm Dynamicシリーズファン2基が標準搭載されており、水冷ラジエーターの設置にも柔軟に対応します。 ブラックパール仕上げの落ち着いた外観は、ゲーミングPCからクリエイター向けワークステーションまで幅広いビルドに調和します。ATX、Micro ATX、Mini-ITXマザーボードに対応し、豊富なドライブベイ構成が特徴です。
互換性ガイド
本ケースはATX、Micro ATX、Mini-ITX各フォームファクターに対応しています。電源はボトムマウント方式で、奥行き200mmまでの電源ユニットを設置可能です。グラフィックスカードは最長310mmまで対応(前面ファン非搭載時は440mm)と、最新のハイエンドGPUも余裕で収まります。CPUクーラー高さは最大180mmと、トップクラスの空冷クーラーも問題なく搭載できます。 ドライブベイは5.25インチオープンベイ×2、シャドウベイ(3.5/2.5インチ共用)×8と非常に充実しており、ストレージを大量に搭載するNAS的な使い方にも適しています。ただし、フロントパネルのUSBポートはUSB 3.0×2、USB 2.0×2と、最新のUSB-Cは非対応ですので注意が必要です。
商品情報
Define R5 Black Pearlは、2014年頃に発売されたロングセラーモデルですが、現在も多くの販路で入手可能です。価格帯は1.5万円〜2万円程度で、同クラスの静音ケースとしてはコストパフォーマンスに優れています。メーカー保証は2年間(日本国内正規流通品の場合)です。市場での立ち位置はミドルクラスでありながら、静音性と拡張性ではハイエンドモデルに迫る実力を持ちます。 本体重量は約11.2kgとやや重めですが、それは高密度吸音材と厚めのスチールパネルによるものです。冷却に関してはフロント140mmファン×2(標準搭載)、リア140mmファン×1(標準搭載)、ボトム、トップにもファン追加が可能で、空冷・水冷どちらにも柔軟に対応できます。
おすすめユーザー
まず、静音性を最重視するユーザーに最適です。高密度吸音素材とModuVentにより、リビングや寝室に置いてもほとんど気にならないほどの静音性を実現します。特に録音環境や深夜作業が多いクリエイターには理想的なケースと言えるでしょう。 次に、ストレージを多数搭載したいユーザー。8台ものシャドウベイは、ファイルサーバーや大容量ビデオ編集ワークステーションの構築に威力を発揮します。5.25インチベイも2基あるため、光学ドライブやファンコントローラーを取り付けたい方にも対応できます。 最後に、落ち着いた外観を求めるユーザー。派手なゲーミングケースではなく、シンプルで上品なデザインのPCを組みたい方にぴったりです。ブラックパールの質感はオフィスや書斎にも違和感なく溶け込みます。
購入前の注意点
本ケースはUSB-Cフロントパネルを持たないため、近年普及しているUSB-C対応のマザーボードや周辺機器を使う場合は、変換アダプターか拡張カードが別途必要になります。また、天面にラジエーターを設置する場合、吸音材の一部を除去する必要があり、静音性が多少低下します。 サイドパネルにはアクリル窓がなく、サイドパネルは無窓のスチール製のみです(Define R5には窓ありモデルも別途存在しますが、本製品は窓なし)。RGBファンやイルミネーションを楽しみたい方には不向きです。 重量が約11.2kgとやや重いため、頻繁にPCを移動する場合には負担になります。また、内部スペースは十分ですが、フルタワーケースと比較するとエアフローにやや制約があるため、ハイエンドの水冷システムを組む場合にはレイアウトを事前によく検討することをおすすめします。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Fractal(フラクタル)
- 販売元: Amazon.co.jp
- 出荷元: Amazon.co.jp
- ASIN: B00Q2Z11QE
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。
