ゲーム概要

『Enlisted:分隊ベースの第二次世界大戦FPS』は、第二次世界大戦の戦場を題材にした分隊指揮型のMMOシューターです。Steam版は2024年7月16日にリリースされ、Darkflow Softwareが開発、Gaijin Network Ltdがパブリッシャーを務めています。

最大の特徴は、一人の兵士だけを操作し続けるのではなく、AI兵士を含む分隊を率いて戦うことです。プレイ中は分隊員の配置や行動を指示しつつ、一人称視点で銃撃戦に参加します。操作中の兵士が倒された場合も、残っている分隊員へ操作を切り替えることで戦闘を継続できます。

戦場には歩兵だけでなく、戦車や航空機も参加します。歩兵として拠点を奪う、車両で前線を押し上げる、航空機で地上部隊を支援するといった役割が同じ戦闘内に共存するため、個人の射撃技術だけでは試合の流れを決められません。

一試合の基本的な流れ

歩兵分隊では、まず戦況を見ながら目標地点へ移動し、味方とともに拠点の攻撃や防衛を行います。AI分隊員を開けた場所へまとめて連れていくと一度に損耗しやすいため、遮蔽物の近くに待機させる、目標地点へ送るなどの指示が重要です。

敵と接触した後は、自分で射撃しながら分隊員にも戦闘へ参加させます。前線で兵士を失っても別の隊員へ切り替えられるため、一般的な一兵士型FPSよりも、一度の出撃で目標に関与し続けやすい設計です。ただし、分隊全体を無理に突入させれば復帰までの間隔が生じるので、残存兵力をどこまで投入するかという判断も求められます。

歩兵、戦車、航空機では操作感と役割が大きく異なります。歩兵は建物や遮蔽物を利用しやすく、戦車は火力と防護を生かして前線を支え、航空機は上空から攻撃や支援を行います。乗り物だけで勝敗が決まるわけではなく、最終的には目標地点へ関与できる部隊との連携が必要です。

分隊システムが生む違い

通常の対戦FPSでは、倒されるたびに復帰地点からやり直す場面が多くなります。Enlistedでは分隊員が残っていれば、その場に近い位置から操作を引き継げるため、銃撃戦が途切れにくくなっています。この仕組みにより、最初に操作する兵士だけでなく、分隊全体を生存させることにも意味があります。

一方で、AI兵士は常に人間と同じ判断をしてくれるわけではありません。危険な射線へ出ないよう配置を調整し、狭い場所では分散させすぎないなど、指揮する側の工夫が必要です。AIを完全に任せるゲームというより、自分が戦いながら簡潔な命令を出し、使える戦力を維持するFPSと考えると実態をつかみやすいでしょう。

戦闘には多数の兵士、戦車、航空機が登場し、前線が複数の場所で動きます。そのため、純粋な少人数競技FPSのように一対一の撃ち合いだけへ集中する構成ではありません。遠方の敵、車両、航空攻撃、側面から進む分隊を同時に警戒する必要があり、混戦を読んで目標へ貢献する力が重要になります。

兵科と乗り物の選び方

初めて遊ぶ場合は、まず歩兵分隊で移動、射撃、拠点への進入、分隊員の切り替えを覚えるのが無難です。戦車は強力ですが、視界が限られやすく、歩兵に接近されると対応が難しくなります。航空機も操作と攻撃のタイミングを覚える必要があるため、最初から乗り物だけに絞るより、地上戦の流れを理解してから試すほうが役割を判断しやすくなります。

分隊の価値は撃破数だけでは決まりません。目標周辺の安全を確保する、味方が前進できる状況を作る、敵車両への対処を行うなど、試合の目的に結び付く行動が必要です。射撃が得意でも目標から離れ続けると、個人成績ほどチームへ貢献できない場合があります。

動作環境の目安

最低動作環境はWindows 10またはWindows 11の64bit版、Intel Core i3以上、メモリ8GBです。GPUはNVIDIA GeForce GTX 660以上、またはAMD Radeon 78XXシリーズ以上が示されており、DirectX 11が必要です。ストレージには49GBの空き容量を用意する必要があります。

提示されているのは最低環境であり、高画質や高フレームレートを保証する構成ではありません。大人数の歩兵に加えて車両や航空機が動く混戦では、静かな場所よりCPUとGPUの負荷が上がる可能性があります。最低条件に近いPCでは、まず解像度、影、描画距離などの設定を抑え、実戦でフレームレートが安定するか確認するのが現実的です。

49GBちょうどの空き容量だけを確保するのではなく、更新ファイルや展開作業の余裕も残しておきたいところです。推奨動作環境は今回のデータに含まれていないため、具体的な上位GPUやCPUを断定することはできません。高解像度での快適性を重視する場合は、現在の公式ストアに掲載された要件も購入・導入前に確認してください。

評価・レビュー傾向

Enlistedは、分隊員を切り替えながら前線に居続けられる仕組みや、歩兵戦と戦車戦、航空戦が同時進行する混戦を評価する声と相性のよい作品です。一人の兵士で完璧に戦うより、分隊の残存戦力を使い、目標へ継続的に圧力をかける面白さがあります。

反対に、AI分隊員の挙動を細かく管理する必要がある点や、複数方向から攻撃される大規模戦特有の分かりにくさは好みを分けます。公平な条件で射撃技術だけを競いたい人には、車両やAIが介在する戦況が雑然として感じられる可能性があります。継続型タイトルであるため、最新の評価傾向や運営状況は、記事内の専用表示とストア上の案内を確認してください。

こんな人におすすめ

第二次世界大戦を題材にした武器や戦車、航空機を一つの戦場で扱いたい人に向いています。また、撃ち合いだけでなく、分隊の配置や兵士の切り替えを考えることが好きな人にも適しています。大規模な混戦の中で、自分の分隊が前線の一部として機能する感覚を求める人ほど楽しみやすいでしょう。

一人で参加してもAI分隊員を伴って行動できるため、常に知人とチームを組まなければ成立しないゲームではありません。コアとなるマルチプレイヤーに加え、単独で取り組めるモードも用意されています。ただし、対人戦の展開や連携を重視するタイトルである点は理解しておく必要があります。

注意点・向かない人

小規模マップで敵味方の条件をそろえ、反射神経と射撃精度を集中的に競いたい人には向かない可能性があります。EnlistedではAI兵士や車両が入り交じり、見えていない方向から倒される場面も起こります。混戦を戦場らしさとして楽しめるか、競技性を損なう要素と感じるかで印象が大きく変わります。

分隊管理を面倒に感じる人にも注意が必要です。自分の射撃だけに集中するとAI分隊員を有効に使えず、本作ならではの仕組みが負担になりかねません。逆に、命令や切り替えを覚える過程を受け入れられる人なら、一般的な一兵士型FPSとは異なる判断の幅を楽しめます。

日本語対応の有無や対応範囲は今回の提供データでは確認できません。言語が重要な場合は、導入前に現在のストア表示を確認してください。また、継続的に内容が更新されるゲームでは必要容量や動作条件が変わることがあるため、49GBという数値だけで保存先を決めず、最新要件と追加の空き容量を確認しておくと安心です。