『デッドメイズ:2Dオープンワールドでゾンビ黙示録を生き延びろ』で紹介する『Dead Maze』は、荒廃した世界を探索し、食料や物資を確保しながら生存を目指す2Dアイソメトリック視点のオンラインサバイバルゲームです。Atelier 801が開発・販売を手掛け、2018年2月13日にリリースされました。派手な映像で恐怖を押し出す作品というより、限られた資源を管理し、ほかの生存者と協力して危険な地域へ踏み込む過程に重点があります。

ゲーム概要

基本的な流れは、文明が崩壊したオープンワールドを歩き、必要な物資を集め、生存に役立つアイテムを作りながら行動範囲を広げるというものです。健康状態や食料を気にしながら探索するため、目の前のゾンビだけを倒せばよいわけではありません。手持ちの資源をどこで使うか、探索を続けるか引き返すかという判断もゲームプレイの一部になります。

世界には多数の生存者が参加し、協力しながら文明の残骸を調べていきます。ただし、大人数が同時に遊ぶゲームだからといって、常に同じ仲間と密接に行動する必要があるとは限りません。シングルプレイヤーとマルチプレイヤーの両方に対応しているため、自分のペースで仕組みを覚え、必要に応じて他者との協力へ移れる構成です。

特徴・システム

最大の特徴は、ゾンビサバイバル、資源管理、クラフト、共有型オンライン世界を2Dのアイソメトリック画面にまとめている点です。写実的な一人称・三人称作品と比べて状況を俯瞰しやすく、周囲の地形や敵との位置関係を確認しながら動けます。一方で、2D表現だから簡単という意味ではなく、体調と物資を並行して管理する計画性が求められます。

探索で得た資源は、生存に必要なアイテムを作るための土台になります。そのため、何でも拾うだけではなく、現在不足しているものや次の行動に必要なものを考えることが重要です。収集と作成が目的化するタイプのクラフトゲームではなく、探索を続けるための準備としてクラフトを捉えると、本作の循環を理解しやすくなります。

協力プレイでは、複数人で危険に対処できることが魅力です。ただし、オンラインゲームの体験は参加者の多さや遊ぶ時間帯にも左右されます。友人との固定グループを前提にする人は、参加方法や現在のコミュニティ状況を事前に確認しておくと安心です。

序盤で意識したいこと

最初から遠方まで進もうとせず、健康状態と食料を保てる範囲で探索するのが基本です。見つけた資源をすぐ消費するのではなく、次の探索に必要か、作成に回すべきかを一度考えると無駄を減らせます。サバイバルゲームに慣れていない場合は、移動範囲を少しずつ広げるほうが仕組みを把握しやすいでしょう。

また、2D画面では敵との距離や進行方向を俯瞰できます。敵だけを見て移動すると物資や退路を見落としやすいため、周辺全体を確認する癖が役立ちます。協力相手がいる場合も、別々に動きすぎず、探索と資源確保の目的を合わせることでチームプレイの利点を生かせます。

動作環境の目安

最低動作環境として示されているのは、Windows 7、2 GHzのCPU、1 GB RAM、250 MBの空き容量です。要求値は現代のPCゲームとしてかなり軽く、専用ゲーミングPCを持っていない人でも試しやすい水準です。保存容量も小さいため、空き容量を大きく圧迫しにくい点は利点です。

ただし、公開されている最低要件にはGPUの指定がありません。最低要件を満たしていても、内蔵グラフィックスの世代、ドライバー、画面解像度、バックグラウンドで動くソフトによって安定性は変わります。古いPCで遊ぶ場合は、初回起動後に描画設定を控えめにし、混雑した場所でも操作に支障がないか確認してください。

Windows 7は最低要件として記載されているOSですが、OSや各種ドライバーの現在のサポート状況とは別の話です。安全性と互換性を重視するなら、日常利用しているサポート対象OS上での動作確認を優先するのが現実的です。

評価・受け止め方

Steamでは長期にわたって肯定的な評価が優勢です。2Dアイソメトリックという見やすい表現と、協力型オンラインサバイバルを組み合わせた個性が、本作を選ぶ主な理由になります。高精細な映像や激しい恐怖演出よりも、探索、資源管理、クラフトの積み重ねを楽しめるかが満足度を左右します。

一方、長期運営型のオンライン作品では、現在の参加状況や更新状況が発売当初と同じとは限りません。過去の評価だけで判断せず、実際に遊ぶ時間帯のコミュニティ状況や直近の告知を確認することが大切です。基本プレイ無料なので、操作感や人の集まり方を自分の環境で確かめてから継続を判断できます。

こんな人におすすめ

『Dead Maze』は、ゾンビを倒す爽快感だけでなく、食料や健康状態を管理しながら探索計画を立てたい人に向いています。3Dのリアルなホラーが苦手でも、終末世界の緊張感や協力サバイバルには興味がある人にも候補になります。軽い動作環境で遊べるオンラインゲームを探している人とも相性がよいでしょう。

また、一人で基本を覚えつつ、ほかの生存者と同じ世界を共有したい人にも適しています。素材を集め、必要なものを作り、少しずつ生存基盤を整える循環を楽しめるなら、長所が分かりやすい作品です。

注意点・向かない人

映画的な物語、写実的なグラフィックス、銃撃中心の高速なアクションを最優先する人には向かない可能性があります。本作の中心は、2D世界での探索と資源管理、クラフト、協力です。短時間で大きな達成感だけを求めるより、地道な準備を楽しめる人向けと考えたほうがよいでしょう。

オンライン部分を重視する場合は、現在のプレイヤー活動を確認してから始めるのがおすすめです。数千人規模の生存者と協力する設計であっても、自分が遊ぶ地域や時間帯に十分な参加者がいるとは限りません。また、日本語対応の有無は与えられたデータでは確認できないため、言語設定を重視する人はSteamの商品ページで最新の対応状況を確認してください。